2000年2月の話


えどんなに忙しかろーと 400 年に一度の閏年を逃す訳にはいかないだろー(笑)
とはいえここンとこ全然 Be 関連の話なんて見てなかった( BeIA も昨日ひっさしぶりにニュースサイトを見て知ったさ(爆)、自慢じゃないけど BeNews なんかここ一カ月以上見てないし(爆))から世の中なにがどーなってるか全然知らないんで書く事ないんだけどー

カ月以上も前の更新の時には BeOS で Mew がどーこーって話をしてたらしいんだけど、なんでも最近の Mew は IM 無しでもなんとなるって方向に進んでるんだそーです。とゆーことで分かりにくいけどこんな感じ。ってまだ POP は未サポートみたいなんで送信しか出来ないんだけどさあ(笑)
ま、そんなワケで Mew2 になればあっさり BeOS 上で動作しそうな雰囲気だから、これであとは BeGUI な Emacs を待つばかり。正月の時点で山は超えたって聞いたよーな記憶があるけど、どーなったのかな?(笑)(情報提供:網屋さん。とりあえず更新しましたよー(爆))

社の先輩から流れて来たメールなんだけど

> Return-Path: owner-school-tech@jr.chiba-u.ac.jp
> Received: from sky.jr.chiba-u.ac.jp ([133.82.98.1]) by ns04.iamas.ac.jp
> (8.9.3/3.7W) with ESMTP id DAA87135; Sun, 27 Feb 2000 03:22:24 +0900
> (JST)
> Received: by sky (8.9.3+3.2W/3.7Wpl1-99122001) id DAA20248; Sun,
> 27 Feb 2000 03:20:48 +0900 (JST)
> Received: from shrike.dti.ad.jp (shrike.dti.ad.jp [202.216.228.218]) by
> sky (8.9.3+3.2W/3.7Wpl1-99122001) id DAA20207 for <school-tech@jr.
> chiba-u.ac.jp>; Sun, 27 Feb 2000 03:14:39 +0900 (JST)
> Received: from localhost.lares.dti.ne.jp (PPP2.kawasaki-ap3.dti.ne.jp
> [210.170.222.2]) by shrike.dti.ad.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id DAA23392
> for <school-tech@jr.chiba-u.ac.jp>; Sun, 27 Feb 2000 03:12:14 +0900 (JST)
> Message-Id: <200002261812.DAA23392@shrike.dti.ad.jp>
> Received: (from sakichan@localhost) by localhost.lares.dti.ne.jp (8.9.2/3.
> 5Wpl5-ppp) id CAA00979; Sun, 27 Feb 2000 02:58:35 +0900 (JST)
> To: school-tech@jr.chiba-u.ac.jp
> Subject: (S-T 6531) Re: =?ISO-2022-JP?B?GyRCJU8lQyUrITwkSCUvJWkbKEI=?=
> =?ISO-2022-JP?B?GyRCJUMlKyE8GyhC?=
> References: <200002170306.MAA12534@shrike.dti.ad.jp>
> <200002170319.AA01576@alpha.fkc.ritsumei.ac.jp>
> From: SAKIYAMA Nobuo <sakichan@lares.dti.ne.jp>
> MIME-Version: 1.0 (generated by SEMI 1.13.7 - "Awazu")
> Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
> Date: 27 Feb 2000 02:58:35 +0900
> In-Reply-To: <200002170319.AA01576@alpha.fkc.ritsumei.ac.jp> (TOSHIYUKI
> Wakida's message of "Thu, 17 Feb 2000 12:19:51 +0900")
> Lines: 158
> Sender: owner-school-tech@jr.chiba-u.ac.jp
> Precedence: bulk
> Reply-To: school-tech@jr.chiba-u.ac.jp
> Errors-To: st@jr.chiba-u.ac.jp
> X-ML-Info: st@jr.chiba-u.ac.jp
> X-URL: http://st.jr.chiba-u.ac.jp/
> X-UIDL: ecfd9d379863573cbdd3ce199c05060c
>
> <<...>>
> [ School-Tech Mailing Lists ]
>
> TOSHIYUKI Wakida <wakida@fkc.ritsumei.ac.jp> writes:
> > >思ってるだけじゃだめなので(それなりに大規模となることをめざした)具体的
> > >な行動を準備中です。
> >
> > その中に初等中等教育関係教員へのオルグも含めて
> > 頂けるとありがたいなって思います。
> > #一教員のいうことと新聞・雑誌では後者のいうことの方が正しく
> > #思われてしまいますので。
>
> というわけで、賛同者をつのって以下のような呼びかけを行うことにしました。
> ご賛同いただける方には、是非ともよろしくお願いします。
>
> ------------------------------------------------------------
> 「ハッカー」報道・発表に対してのお願い
>
> このところ頻発している官公庁のウェブサイトのデータの不正な書き換え、
> 消去や、特定サイトへの過負荷をかけるアタックについてのマスコミ報道や関係
> 官庁の発表において、これらの行為をハッキング行為、実行犯をハッカーと呼
> ぶものが非常に多く見受けられます。このことについて、我々はあらためて
> 誤った説明であると指摘し[1]抗議するとともに、また同時に注意を喚起した
> いと思います。
>
>  ハッカーの語源については長くなりますのでここでは書きません[2]が、プロ
> グラミング・コミュニティにおいてハッカーという言葉は「高度なソフトウェ
> ア作成能力を持つプログラマー」という意味[3]で、定着した言葉です。また、
> ハックあるいはハッキングといえば、既存のプログラミングコードを改良・改
> 造したり、あるいは全くの一から優れたソフトウェアを生産したりする行為を
> さしています。これらは過去の話ではありません。
>
>  現在でも、インターネットサービス用に運用されるシステムのなかで大きなシェ
> アを占めている、Linux や FreeBSD をはじめとする Unix 系のオペレーティ
> ングシステム(これらの多くはフリーソフトウェアとなっています)や、その上
> で動作する各種サーバアプリケーションへの高度な技術をもって行われる改良
> 行為は「ハック」と呼ばれるのが一般的です(とくにオペレーティングシステ
> ムの心臓部への改良行為については「カーネルハック」という特定の呼び方が
> あります)。また、現在、次世代インターネットプロトコルを扱うプログラム
> に関して日本の有力企業が KAMEプロジェクトという形で共同開発を行ってお
> り、その成果は多くの Unix 系オペレーティングシステムで採用され始めてい
> ます。そこでも、ハックという言葉は同様の意味で使われています[4]。
>
>  そのほか、(株)PFUから発売されている"Happy Hacking Keyboard" [5]はプロ
> グラマーの間で人気の高いキーボードとして知られています。このキーボード
> は日本で古くからのハッカーとして名高い和田英一東京大学名誉教授((株)富
> 士通研究所 常任顧問)と(株)PFUとの共同研究の成果です。もちろん、プログ
> ラマーのソフトウェア開発を支援するためのキーボードであり、不正アクセス
> を助長する性質のものではありません。
>
>  1970年代後半から80年代にかけてコンピュータネットワークが一般化すると、
> ネットワーク上で不正アクセス行為を行う者が出てくるようになりました。当
> 時も今も、よくガードされてないネットワーク構成、簡単なパスワード、安易
> なセキュリティ情報管理であれば、不正アクセスにより侵入をおこなったりす
> ることは技術的には容易なことです。多くの不正アクセス犯は、その能力にか
> かわらずみずからをハッカーと自称しはじめました。「ハッカー」の元来の意
> 味である、「コンピュータに関する優れた技術や能力を持つ者」というイメー
> ジにのっかることで、自らを誇大に見せ、自己満足しようとしたのです。
>
>  これらの不正アクセス行為には、愉快犯という側面をもつものが少なくありま
> せん。そして、マスコミ等が不正アクセス犯の意味で「ハッカー」の連呼を続
> けることは犯罪を助長する恐れがあります。なぜなら、彼ら(愉快犯的不正ア
> クセス犯)は、ハッカーと呼んでもらいたいから、これを自称し始めたのです
> から[6]。
>
>  そして、マスコミが犯罪者や犯罪行為をさして「ハッカー」「ハッキング」と
> 呼ぶことに、多くのソフトウェア研究者・技術者や、インターネットの運用に
> かかわる技術者は心を痛めています。
>
>  これは、自らが尊敬するものをさす呼称として用いていたものを犯罪者の呼称
> とされてしまっているからでもありますが、それと同等以上に、大抵の不正ア
> クセス犯は、そのような不正とかかわりのない優れたプログラマー、すなわち
> 本来の意味でのハッカーの成果(すぐれたセキュリティ監査ツール、難しいセ
> キュリティ上の問題の解明と対処といったものも含まれます)に対してただの
> りをしているにすぎないということもあります。
>
>  もともと、現在マスコミや官庁などで誤って用いられているのとは全然違う意
> 味でハッカーという言葉はあったのですが、今日のような状況を容認すれば、
> たしかにマスコミの方々の述べているように、言葉の意味は変わってしまうの
> かもしれません。しかし、プログラミング・コミュニティは、変化の過程で二
> つの用法の併存による混乱がもたらしうるいわれのない汚名に耐えつつ、本来
> 的なハッカーに対する新しい言葉をみずから探さねばならないのでしょうか?
>
>  我々は、こういった不正アクセス行為については、不正アクセス行為またはネッ
> トワーク・クラッキング、行為者については、不正アクセス犯またはクラッカー
> と呼ぶことをお願いしたいと思います。
>
> 「ハッカー」を連呼するということは、犯罪者の注文どおりになるということ
> を関係各位におかれましては、考慮されたいと願う次第です。
>
>
> 2000年2月24日
> 憂慮する技術者および研究者有志
>    代表
> 崎山 伸夫 会社員(sakichan@sakichan.org)
> 麦谷 浩平 ソフトウェア技術者(mugitanik@acm.org)
>
> 参考文献
> [1] 日立デジタル平凡社の「ネットで百科@home」
> [2] 山根信二, ハッカーに関するリンク集
> http://www.vacia.is.tohoku.ac.jp/‾s-yamane/articles/hacker.html
> [3] 古瀬幸広, "正しいハッカー文化論", bit別冊情報セキュリティ,
> pp322--pp328, 共立出版, 1999.
> [4] KAME-snap hacker's guide(KAME開発版ハッカーのための説明文書),
> http://www.kame.net/snap-users/hack.html
> [5] Welcome to Happy Hacking World
> http://www.pfu.co.jp/hhkeyboard/
> PFU社では、このほか、PDA である Palm Pilot へのキーボード接続器として
> Happy Hacking Cradle を商品化している。
> [6]上野宣, "アンダーグラウンド", bit別冊情報セキュリティ,
> pp329--pp335, 共立出版, 1999.
> ------------------------------------------------------------
> "「ハッカー」報道・発表に対してのお願い"の配布規定
>
>  この文書(以下、本文書という)の転載については、以下の条件を遵守して
> 下さい。
>
> 1 本文書に、いかなる改変・追加・削除・修正を、加えないこと。
> 2 転載者は、必ず、転載するメディアに、自らの氏名を明らかにして
>   転載すること。また、転載した結果については、転載者が責任を
>   持つ事。
> 3 2000年3月25日までは、本文書の賛同者を募集しているので
>   賛同者募集要項の文書もあわせて、転載すること。
> 4 本文書関連の問い合わせは、e-mailにて、hackers-0200-query@ns.ribbon.or.
> jp へ
>   e-mailにて、行うこと。
> ------------------------------------------------------------
> 賛同者募集要項
>
>  我々は、我々と同じ考えの声無き声がいかに大きいものであるかを
> しめし、ハッカー報道・発表を行っている関係諸団体に、再考を促すために
> 要望書の賛同者を募集しています。
>
>  本要望書の主旨に賛同の方は、以下の書式で、メール署名をお願いします。
>
>
> 1 宛先メールアドレス
>   hackers-0200-sando@ns.ribbon.or.jp
>
> 2 記述内容
>
> 2-1 あなたの氏名
> 2-2 あなたの氏名の読み(全角 ひらがなで)
>    氏名表記が、英字である方は、不要です。
> 2-3 あなたの表明したい社会的属性(職業、肩書き など)
>
> 例 会社員
>    マックロソフト(株)代表取締役
>    りえちゃんのパパ
>
>  賛同者リストは、3月末ごろに予定しています、関係諸団体(マスコミ、
> 関係官庁等)への要望書送付の為だけに使用されます。また、リスト記載受付の
> 際に、受け付けましたメールを送付致します。
>
>  要望書と賛同者リスト送付後に、事後報告になりますが、どのような機関へ
> 送付したか報告メールを送付させていただきます。
>
>  本文書についてのお問いあわせは、電子メールにて
> hackers-0200-query@ns.ribbon.or.jp
> お願いします。
> ------------------------------------------------------------
> --
> SAKIYAMA Nobuo sakichan@lares.dti.ne.jp
>
>
> [S-T ML Office: st@jr.chiba-u.ac.jp]
Web ページがあればそこへのリンク貼ってお仕舞いなんだけどねー。チェーンメールの類じゃなさそーだから転載してみました。

(2000/2/29)


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