マーチをなんとか復活させようと頑張ってきました。 延べ25時間かかりましたが、何とか試験飛行にこぎ着けました。 自己流の補修でも何とか飛べる機体に戻すことが出来ます。使い捨ての時代は終わりました。環境にやさしい電動機は直して使いましょう。 もし、いらなくなった壊れた機体ありましたらご連絡を!>mail |
アンプ「FX35D」は、マジックテープ(バリバリ)で固定しておりました。これが幸いして、アンプにかかる衝撃や電池脱落時のコードの引っ張りはバリバリ!と剥がれて吸収してくれました。 | ラダーとエレベーターはワイヤー両引き仕様でした。ラダーはサーボホーンが両側で折れ、エレベーターはワイヤーが途中で断線しました。おかげで、サーボもテール周辺(エレベーター、ラダー)も壊れませんでした。 |
ラダー連動尾輪は、写真のようにベニヤで作ったベースに穴をあけ装着しておりました。ベニヤの接着部でポッキリ折れてくれればなぁ!?と思っておりましたが、今回の墜落では完全にねらったところで折れてくれました。次回もこれで行きます。 | |
主翼は、河川敷の雑木に激突しておりましたのでこのような有様です。 | 主翼から本体に行っていた配線は、サーボと翼端灯の配線2系統でした。コネクターを使っていた翼端灯はコネクターがはずれてくれましたので破損はありませんでした。 サーボの配線は直接受信機に接続してありましたが幸い途中に延長用にハンダ付け箇所がありそこからバッサリ切れていました。サーボや受信機の破損はありませんでした。(。。やれやれ。) 破損時に衝撃で外れる構造にしておくのが良いと思います。バッテリーも同様です。 |
拾い集めた残骸はこんな感じです。決して置き去りにしてはいけません。どんな小さな破片でも役に立つものです。 本当です。 |
胴体は、うまくつながりました。 裏側は1mmのバルサを瞬間接着剤で張り付け補強しております。 |
主翼との位置関係を司るリブは、墜落時に紛失です。この部品の型どりはしてなかったので現物あわせで作りました。 |
電池固定ベルトは、衝撃で主翼のバルサ(1mm厚)ごともぎ取れておりました。カッターナイフで適当に四角に切り取り、そこを1mmバルサを張り付けました。 |
主翼は被害が特に多かったので、まずはフィルム剥がしです。 熱めに設定したアイロンで暖めながらやれば比較的簡単に剥がれます。 | |
主翼のリブの修復はこの写真のように行いました。 | |
主翼にあいた穴は、以下のように修復しました。 | |
(1)まず、あてこをしやすいようにカッターナイフで切り出します。 まっすくに切った方がいいと思いますが。。。 | |
(2)1mmバルサを穴の大きさに合わせて切り出しとりあえず隅の方を接着固定します。 | |
(3)はみ出たところをカッターナイフで少しずつ削り穴にジャストフィットさせます。最終的にこのように埋め込んで瞬間接着剤で固定しました。 |
その他の補修箇所
拾い集めてきた破片はやっぱり役に立ちます。瞬間接着剤で接着しました。 | |
ラダー連動の尾輪ベースの修復はこの写真のように、ベニアから切り出しエポキシ接着剤で固定。真鍮パイプを埋め込みました。 |
ついに完成!試験飛行に行って来ました。(’98年7月26日)
万一に備えての記念撮影の後に初飛行です。 前輪の曲がり、電池が抜けない、飛行時のガラガラ音等いろいろ直すところが出てきましたが、とりあえず愛機マーチ君はよみがえりました。自己流の修理補修ですので、この道の先輩諸氏が見たら「こらこら!」と怒られるかもしれませんが、素人さんでもなんとかなりました。 |