黙示録戦争 用語集
黙示録戦争 用語集


足枷 あしかせ

 神罰砲に封じられた天使からの魔力抽出を抑制する装置。
 これがある事により、神罰砲は砲自身が破壊される時まで、魔力弾を撃つ事が出来る。


ヴェリアスの塔 ヴェリアスのとう

 人間第二の罪。
 大陸全土を支配した王国の王が自らを神として崇めさせるために、大陸中央に建造させた塔。
 その行為は神の怒りを買い、塔完成の間際、忽然と姿を現した北の大天使ノイネルが右手を上げた瞬間、大陸は瞬く間に二つに割れ、塔は脆くも崩れ去ったと言う。


第一の罪 だいいちのつみ

 第一の罪について、知られる事は何も無い。
 ヴェリアスの塔が第二の罪と呼ばれている事から、第一の罪が存在すると考えられている。
 西の大天使、ルネルが関係しているとも言われているが、その真偽も定かではない。


第二の罪 だいにのつみ

 ヴェリアスの塔の建立の事を差す。


大天使 だいてんし

 天使を統べる者と考えられている存在。
 大天使と天使との違いは翼の数であり、大天使は四翼の翼を持つ。
 数多く存在する天使とは違い、大天使は四人だけおり、それぞれ東西南北を守護していると伝説上では記されている。
 魔力極性は最正極。魔力は不明。恐らく、天使の数十倍かそれ以上であると考えられている。
 大天使には、それぞれ名前が付けられている。が、神話上にその名が記されているのは、北の大天使ノイエル、西の大天使ルネルの二人だけであり、東と南の大天使についての記述は無い。


大天使(北) だいてんし(きた)

 名はノイネル。
 神話に記される人間第二の罪、ヴェリアスの塔建設の際、姿を現し大陸を二つに割ったとされている。
 その名は人間がつけた物ではなく、人間界に姿を現した際、自らその名を名乗ったと記されている。


大天使(西) だいてんし(にし)

 名はルネル。
 神に逆らい、魔界へと落とされたと神話に記されているが、それ以外は不明。
 人間の第一の罪と関係があるとされている。


大天使(東) だいてんし(ひがし)

 名は不明。
 神話にもその存在が記されているのみであり、全てにおいて謎に包まれている。


大天使(南) だいてんし(みなみ)

 名は不明。
 神話にもその存在が記されているのみであり、全てにおいて謎に包まれている。


天使 てんし

 遥か古来より、神の使いと考えられている存在。
 その姿は、人間の成人女性に酷似しており、背中には二翼の翼があり、飛翔能力を持つ。
 魔力極性は正極。人間の持つ魔力の数十倍から百倍以上の魔力を持つ。
 歴史上、世界各地で数多く目撃されているが、人間に関わる事はほとんど無い。そのため、何を目的として、人間界に姿を現しているのかも不明である。


魔力極性 まりょくきょくせい

 魔力には極性が存在し、天使は正極の魔力を持ち、魔界の生物は負極の魔力を持つ。
 本来、魔力極性が大きく変化する事は無く、二つの例外を除き、正極から負極及びその逆の移行は無い。
 一つ目の例外は、人間である。人間の魔力極性は不安定な特性を持ち、感情などに依って大きく変化する。
 即ち、喜怒哀楽の内、喜及び楽の感情を持つ時、その人間の魔力極性は大きく正極側へと移行する。その逆の感情、怒及び哀の時は、負極側へと移行する。
 人間にはもう一つ、特徴がある。それは、生まれた時の人間の魔力極性は限りなく最正極、大天使の魔力極性に近いが、成長に従い負極側へと移行し、ある一定の地点で止まる事である。その地点は個人個人によって違いがあり、ある程度最正極よりで止まる者や、その逆に最負極よりである者もあるが、大体の人間は最正極、最負極の中間で止まる。
 但し、その魔力極性は感情によって大きく揺れ動く事に、例外は無い。
 二つ目の例外は、魔力極性の逆転現象である。これについては、別の項目を参照されたし。



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