COX BENZ 190E 2.6-16V


85年5月が初年度登録である。ワイパーの収まる位置が初期型であることの証し実家に2.3-16VのATがあるがATのためパンチのある加速が楽しめない。その点このマニュアル車は非常に楽しくシフトパターンに慣れてしまえば、ピンクゴルフのように操る楽しみを体感できます。ただシフトフィールは、ちょっと1速が入りにくいですね。暖まってしまえば、すんなりといけます。




年式からすれば内外装は疲れ果てているはずですが、ピンクを塗ってもらった ハンマークラフトでブラックにメタリックを混ぜてオールペン、内装は総革張り張り&バックスキンで替え、シートも張り替えてありますのでまあダッシュボードとメーターパネル以外はピカピカです。

外装のリアのトランクスポイラーはなくスッキリ。スポイラーを外したのではなく、新しいトランクゲートに。そうすれば穴埋めもなくすっきり。

エンジンは本国2.3-16Vをベースにoettingerのスペシャルクランクシャフト&oettingerのパーツでストロークアップの手法。低速からのトルクがあるので加速がちょっと快感。エンジンルーム内の消耗品(ラジエターを含む)関係も総とっかえ。211馬力29.2キロのカタログスペックですが、今度シャシダイ計測してみます。

足回りは今のところブレーキを含め総交換フル純正です。お決まりのブッシュ類マウント類は総交換.。次はアラゴスタの足回りを組む予定ですが、まだ未定。アラゴスタの次はモノブロックキャリパーへと続く予定。最後はl機械式のLSDへ行きたいですが、カーツ性は手に入らないのでほかを物色しなくては。カーツにもう一組だけ作ってくれないかって私から頼んでも絶対無理なので、とある人に頼んでみようかな。AMGはかなり高そう。

アルミはアウディー用のアルミホイールですが、ハブリングを利用することなくベンツのハブにドンピシャの径に作成。この車両用に4本だけのもの。これはコックスのオリジナルホイールのCS4の鍛造17インチ。

マフラーはこれもワンオフ物ステンレス製です。このエンジンでは純正マフラーでは排気効率不良のため抜けの良い耐久性の良い物へ。出口は下向き。

触媒もしっかりありますがベンツ用でなくアウディーワーゲンの大排気量用の触媒。この辺はすべてワンオフのもの。

この車のもう一つのうりはMTでありながら、スイッチ1つでクラッチペダル操作が必要ないように変更できること。完全に左足でのペダル操作が必要ないです。シフト操作は必要。またギアを入れたまま停車してもエンストしない便利さを持ち合わせております。



1速にいれて停車していても大丈夫。そのままアクセルを踏み込むとクラッチ系統をコンピューターが操作して半クラッチから普通にスタート可能。渋滞時に便利なクリープ現象もしっかりあります。もちろん普通のマニュアル操作も可能でです。普段はMTの状態で乗っていますが、妻が運転するときはペダルレスモード。