スペランカ


スペランカーとは、私が小学校低学年の頃に発売されたファミコンのゲームである。また、主人公がゲーム史上最弱なのでも有名なゲームでもある。その最弱ぶりは、自分の背の高さから落ちると死んでしまう。コウモリのにあたると死んでしまう。変な幽霊みたいなものなあたると死んでしまう。爆弾を設置したら、一目散に逃げないと爆風で死んでしまう。・・・という冒険者にあるまじきものであった。
ただ、これだけではへこんでいるとは言い難い。このゲームにおいて、へこみ度が異常に高くなるのは、あまりに意味のない隠しアイテムの数々である。

隠しアイテムその1:赤い薬

このアイテムは、主人公の動くスピードが一定時間アップするというものである。まあこれを聞いたらなかなかいいアイテムのように感じられるが、実際は速くなりすぎるのである。もうコントロール不能に近い感じ。速くなった結果、コントロール性の悪さと交わって、ただでさえ高い死亡率を格段に上げてくれます。ガキの頃は、この薬のことを、殺人薬と呼んでいました。

隠しアイテムその2:なんか光っているやつ

このアイテムを取ると、爆弾の爆風に巻き込まれても、コウモリのにあたっても死にません。一定時間無敵状態になるみたいです。でもあんまり意味がありません。それは、このゲームの主人公の死亡原因のほとんどが、自分の背の高さ以上からの転落死だからです。一見役に立ちそうなのですが、見事にへこませてくれます。

隠しアイテムその3:×2

見てのとうり×2である。一定時間入ってくる点数が2倍になります。ただ、このゲームにおいて点数は全くゲームに関与しません。つまり、何の役にも立たないということです。この無意味さかげんになかなかいい感じでへこまされます。

隠しアイテムその4:1UP

このゲームの隠しアイテムのなかで、ただ1つの役に立つアイテムである。主人公の死亡率の高さを考えると、そのほかの3つの役に立たない隠しアイテムのへこみを完全にカバーするくらい役に立ちます。

隠しアイテムは、以上4つだったと思う。なかなかに初期のゲームらしい味をだしてへこませてくれます。


ちなみに私はこのゲームを最高七周目までいったことがあり、現在でもかなりプレイし続けることができると自信を持って言うことができる。



へこみ度:梅雨の時期に部屋で洗濯物を干したときのにおいくらい。
へこみ虚弱体質度:消費税5パーセント

(いちじく船長)

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