親鸞聖人 ご消息(手紙)

最低山極悪寺 珍宝院釈法伝 謹写


三十五

      「御返事(花押)」
 常陸の人人の御中へ、この文をみせさせたまへ。すこしもかはらず候ふ。この文にすぐべからず候へば、この文をくにの人人、おなじこころに候はんずらん。あなかしこ、あなかしこ。
  十一月十一日   (花押)
 いまごぜんのははに

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