# これは Samba の設定ファイルです。
# ここで列挙されているオプションを理解するためには、smb.conf(5) のマニュ
# アルページを読む必要があります。
# Samba には多くの (というより、非常に多くの!) 設定可能なオプションが
# あり、その多くはこの例には現れていません。
#
# ; (セミコロン) および
# (ハッシュ) で始まるすべての行はコメントであり、
# 無視されます。この例では
# はコメントに、; は有効化してもよいだろうオ
# プションを示します。
# 注意: このファイルを修正した場合は、必ず「testparm」コマンドを用いて、
# 基本的な文法エラーがないかどうかチェックする必要があるでしょう。
# 注意: coding system を EUC や SJIS にする場合は、smb.conf の文字コード
# を必ずそれに合わせて変更してください。
#======================= 全体的な設定 ==================================
[global]
# === client code page と coding system は、必ず smb.conf の先頭で
# 指定してください ===
# client code page はクライアントが利用する言語を指定します。
# 932 は日本語を表します。

 client code page = 932

# coding system は、クライアントがシフトJIS コードで送信した日本語のファ
# イル名を UNIX のファイルシステムに書き込むときの文字コードを指定しま
# す。
#
# ===このオプションは重要ですので注意して設定してください===
#
# EUC: EUC で書き込みます。
# UNIX 上で日本語対応した ls コマンド等で日本語ファイル名を表示
# することができます。
# 日本語対応しているコマンドの多くで、ファイル名を正しく扱えま
# すが、日本語対応していないコマンドでは問題が発生する可能性も
# あります。
# 一部のシフトJIS 固有の文字は、変換できないので使えません。
# 個人利用や、UNIX 上で日本語ファイル名を扱いたい場合に便利です
#
# SJIS: シフトJIS で書き込みます。
# UNIX 上で ls コマンド等では日本語ファイル名を表示できません。
# UNIX 上でのコマンド実行時に不具合が発生することがあります
# UNIX 側で SJIS を用いている場合に指定します。
#
# CAP: Macintosh 用のファイルサーバソフトである CAP と互換性のある方
# 法でファイル名を書き込みます。
# UNIX 上でのファイル名は ASCII 文字に変換されたものが表示され
# ます。
# 場合によっては UNIX 上でのコマンド実行時に不具合が発生する可
# 能性があります。
# CAP や Netatalk と連携するのであれば、CAP にする必要があります。
#
# HEX: 文字コードを ASCII コードに変換する独自の方式でファイル名を書
# き込みます。
# UNIX 上でのファイル名は ASCII 文字に変換されたものが表示され
# ます。
# UNIX 上でのコマンド実行時に不具合が発生することはありません。
# UNIX 上での安定性を最大にしたい時に利用してください。

 coding system = EUC

# workgroup は、NTドメイン名、またはワークグループ名を指定してください。
# 既にワークグループやNTドメインがあれば、その名前に合わせるとよいでしょ
# う。
# この部分、書き換え

workgroup = GOKUAKU

# server string は、NT の [コントロールパネル] - [サーバ] - [説明] フィー
# ルドや Windows 95/98 の [コントロールパネル] - [ネットワーク] - [コ
# ンピュータの識別] タブの [コンピュータの説明] フィールドで設定される
# コンピュータの情報を指定します。
# この情報は、エクスプローラで、[表示] - [詳細] を選択して、 [ネットワー
# クコンピュータ] アイコンを開くと見ることができます。

server string = Samba %v

# security, password server は、Samba の認証モードを指定します。
# 各認証モードの項には、関連したパラメータの記述も書いてあります。
# 認証モードを変更する場合には、その認証モードに関連して有効にしたパラ
# メータを全てコメントにしてください。
#
# ===このオプションは重要ですので注意して設定してください===
#
# ------------------------------------------------------------
# 1. NT ドメインのドメインコントローラに認証を任せる場合
# NT ドメインのアカウントから Samba にアクセスさせたいときは、この設
# 定を使ってください。
# 必ず DOMAIN_MEMBER.txt を参照して必要な設定を行なってから、以下を
# 有効にしてください。
# workgroup に、所属したい NT ドメイン名を指定してください。また
# encrypt passwords = yes に設定してください。
#
# password server に記述する名前は、UNIX マシン上で解決可能な名前で、
# かつ実際のドメインコントローラのコンピュータ名と一致している必要が
# あります。* を指定すると、Windows NT と同様のロジックで自動的にサー
# バを検出します。* の指定は Samba 2.0.6 から有効です。
; security = domain
; password server = PDC_NETBIOS_NAME BDC_NET_BIOS_NAME
; password server = *
; encrypt passwords = yes
# add/delete user script は、ドメインコントローラが認証したユーザを
# 自動的に Samba マシンに追加する機能を提供します。
# 詳細は smb.conf(5) を参照してください。
# smb-useradd と smb-userdel は example/add-delete-user-script/ にある
# サンプルです。必要に応じてカスタマイズしてください。
; add user script = /usr/sbin/smb-useradd %u
; delete user script = /usr/sbin/smb-userdel %u
# ------------------------------------------------------------
# 2. 別のサーバ(含むドメインコントローラ, NT Workstation, Samba サーバ)
# に認証を任せる場合
# password server には、信頼しているサーバだけを設定してください。
#
# password server に記述する名前は、UNIX マシン上で解決可能な名前で、
# かつ実際のサーバのコンピュータ名と一致している必要があります。
; security = server
; password server = SERVER_NETBIOS_NAME
# encrypt password は、どうしても必要な場合以外 yes にしてください。
; encrypt passwords = yes
# add user script は認証サーバが認証したユーザを、自動的に Samba
# マシンに追加する機能を提供します。
# 詳細は smb.conf(5) を参照してください。
; add user script = /usr/sbin/smb-useradd %u
# ------------------------------------------------------------
# 3. UNIX マシンで認証を行なう場合
# 通常はこちらを選択してください。 security = user
# encrypt passwords はパスワードの暗号化を制御します。
# 暗号化を有効にした場合は、smbpasswd コマンドを使って
# /etc/smbpasswd に Samba でアクセスするユーザを追加してください。暗
# 号化せずに運用することもできますが、推奨しません。
# 詳細は Samba のドキュメントの ENCRYPTION.txt を参照してください。 encrypt passwords = yes
# ------------------------------------------------------------
# 4. ユーザベースの認証を行なわない場合
# 必要な設定に付いては、smb.conf(5) を参照してください。
; security = share
; encrypt passwords = yes
# ------------------------------------------------------------
# guest account はゲストとして認証されたときに利用されるアカウントを規
# 定します。デフォルトは nobody ですが、Samba 専用のアカウントを利用す
# ることを勧めます。
; guest account = smbguest
# map to guest は security = share 以外で、失敗した認証の扱いを規定し
# ます。詳しくは smb.conf(5) を参照してください。
#
# Never: 認証は失敗します。
#
# Bad User: 認証を要求したユーザが存在しない場合、guest account と
# して認証されます。
# NT で Guest を有効にした場合と類似の動作を行ないます。
#
# Bad Password: 失敗した認証は、全て guest account として認証されます。 map to guest = Bad User
# domain master, local master, preferred master, os level は、Samba の
# ブラウジング機能を規定します。
# domain logons は、Samba が Windows 95/98 のログオンサーバとして機能
# するかどうかの制御を行ないます。
# 詳細は smb.conf(5) を参照してください。
#
# 以下、何とおりかのテンプレートを提示します。この設定の意味を正しく理
# 解するには、Microsoft ネットワークのブラウジング機能に付いて熟知する
# 必要があります。これ以外の設定にしても構いませんが、自分が何を行なっ
# ているかを充分理解した上で行なってください。
#
# 各テンプレートには、関連したパラメータの設定が記述されています。利用
# するテンプレートを変更する場合には、そのテンプレートに関連して有効に
# したパラメータを全てコメントにしてください。
#
# ===このオプションは重要ですので注意して設定してください===
#
# ------------------------------------------------------------
# 1. 同一サブネット内に、workgroup パラメータで設定したドメイン/ ワー
# クグループに所属する Windows NT/2000 マシンが存在する場合
# これは最も問題が発生する可能性の低い設定です。
; domain master = no
; local master = no
; preferred master = no
; os level = 0
# ------------------------------------------------------------
# 2. 同一サブネット内に、workgroup パラメータで設定したドメイン/ ワー
# クグループに所属する Windows NT/2000 マシンが存在しない、もしくは
# しない可能性がある場合
# これは、ほぼ Samba 2.0.5a までのデフォルト設定です。
# Samba 2.0.5a の場合 os level = 1 がデフォルトです。 domain master = no local master = yes preferred master = no os level = 2
# ------------------------------------------------------------
# 3. Samba を Windows 95/ 98 のログオンサーバとして機能させる場合
# ただし、workgroup パラメータで設定したドメインが既に存在している場
# 合、以下の設定は絶対に行なわないでください。
#
# === 以下の設定は、workgroup パラメータの値を必ず確認してから行なっ
# てください。誤って設定すると Microsoft ネットワーク全体が機能
# 不全に陥ります ===
; domain master = yes
; local master = yes
; preferred master = yes
; os level = 65
; domain logons = yes
# ログオンスクリプトを設定します。
# スクリプトはクライアント上で実行されるので、Windows の実行可能ファ
# イルか、スクリプトファイルを指定します。
#
# ユーザがログオンしたマシン名ごとに指定されたログオンスクリプトを起
# 動します。
; logon script = %m.bat
# ログオンしたユーザ名ごとに指定されたログオンスクリプトを起動します。
; logon script = %U.bat
# 共通のログオンスクリプトを起動します。
; login script = login.bat
# 移動プロファイルを保存する場所の指定とホームディレクトリの指定 %N はこのサーバの NetBIOS 名、%U はユーザ名に置換されます。
; logon path = \\%N\%U\profile
; logon home = \\%N\%U
# Samba 2.0.6 で Windows 95/98 に対して提供する移動プロファイルの場
# 所を指定する場合、logon home で以下のように設定します。logon path
# は無視されます(Samba 2.0.6 のドキュメントバグです)。
; logon home = \\%N\%U\profile
# ------------------------------------------------------------
# WINS 機能の選択
# wins support, wins server は、Samba の WINS 機能を制御します。
# 以下、何通りかのテンプレートを提示します。
#
# 各テンプレートには、関連したパラメータの設定が記述されています。利用
# するテンプレートを変更する場合には、そのテンプレートに関連して有効に
# したパラメータを全てコメントにしてください。
#
# domain master = yes にして、ログオンサーバ提供を提供する場合は、WINS
# の利用を推奨します。
# ------------------------------------------------------------
# 1. ネットワーク上に WINS サーバが存在せず、利用もしない場合
# Samba のデフォルトの設定です。 wins support = no
# ------------------------------------------------------------
# 2. ネットワーク上に WINS サーバが存在する場合
# 既存の WINS サーバの IP アドレスを指定します。
; wins server = w.x.y.z
; wins support = no
# ------------------------------------------------------------
# 3. ネットワーク上に WINS サーバが存在せず、WINS サーバを利用したい場
# 合
# Samba を WINS サーバとして設定します。
; wins support = yes
# win hook パラメータにより、WINS サーバに追加されたホストのエントリを
# 自動的に DNS サーバに反映することができます。
# 詳細は smb.conf(5) を参照してください。
# dns_update は examples/wins_hook/ にあるサンプルです。利用するにはス
# クリプトの修正が必要ですので、スクリプト先頭部分のドキュメントを読ん
# で、カスタマイズしてください。
; wins hook = /usr/sbin/dns_update
# 以下のオプションの意味に付いては smb.conf(5) を参照してください。
# 通常は設定の必要はありません。
; wins proxy = yes
# ------------------------------------------------------------
# dns proxy は Samba が解決できない NetBIOS 名の解決を DNS に問い合わ
# せるかどうかを制御します。
# 既定値は yes ですが、余計なトラヒックを押える意味でも、この機能を利
# 用している場合以外は no にすることを推奨します。 dns proxy = no
# hosts allow はセキュリティ上重要です。この設定によって、ホスト単位で
# 接続を制限することが可能です。以下のコメントになっている例では 2 つ
# のクラス C のネットワークと「ループバック」インターフェースからの接
# 続に限って許可するという制限を行なっています。詳細は smb.conf(5) を
# 参照してください。
# 指定がない場合、全てのインタフェースから接続できます。
; hosts allow = 192.168.1. 192.168.2. 127.
# ほとんどの場合、このオプションを設定することで、より良い性能を得ること
# ができるでしょう。詳しくは Speed.txt やマニュアルページを参照してくだ
# さい。 socket options = TCP_NODELAY SO_RCVBUF=8192 SO_SNDBUF=8192
# 共有のデフォルト設定
# ------------------------------------------------------------
#
# 以下は、作成した共有のデフォルト設定を設定します。
# ここで行なった設定は、個別の共有セクション中で上書きすることが可能で
# す。
#
# 規定の create mask は archive 属性を owner の実行ビットに反映させ
# るために 0744 になっていますが、全てのファイルに実行権がついて気持
# 悪いという場合は、以下のように設定してください。
# ただし、Windows 側のアーカイブ属性が Samba 上で失われます。
# 良く分からない方はこのままで結構です。
; create mask = 0644
; map archive = no
# follow symlinks を有効にすることで、シンボリックリンクの追跡を止め
# させることが可能です。これを行なわないと、ユーザが /etc 等へのシン
# ボリックリンクを作成することで、/etc 内のファイルの閲覧が可能にな
# るといった問題が発生するので、一般ユーザが書き込み可能なディレクト
# リでは、no にしておいたほうが安全でしょう。既定値は yes です。
# この部分、デフォルトから変更 follow symlinks = no
# oplocks は、Samba が Windows クライアントに対して提供するキャッシュ
# 機能を制御します。共有内のファイルを UNIX からもアクセスする場合は、
# no に設定してください(SGI を除く)。 oplocks = no
# Samba の提供するディレクトリ内で Visual Studio でコンパイルを行な
# う場合は、以下を設定しましょう。
; dos file time resolution = yes
; fake directory create times = yes
# ------------------------------------------------------------
# ========================== 各共有の定義 ===========================
# ------------------------------------------------------------
# domain master = yes にして、ログオンサーバ提供を提供する場合は、以下
# を有効にして、netlogon 共有を作成してください
;[netlogon]
; comment = Network Logon Service
; path = /home/samba/netlogon
; writable = no
; guest ok = yes
# ------------------------------------------------------------
# /etc/printcap で定義されているプリンタを共有するには、[printers] 共
# 有を有効にしてください。
# [printers] 共有を有効にしない場合でも、個々のプリンタを個別に共有す
# ることは可能です。
;[printers]
; comment = All Printers in /etc/printcap
; path = /var/spool/samba
; browseable = no
; writable = no
; printable = yes
# guest ok = yes にすると、ゲストアカウントで印刷が可能となります。
; guest ok = no
# ------------------------------------------------------------
# 各人のホームディレクトリを共有するには、[homes] 共有を有効にします。
# [homes] comment = %U's Home Directories browseable = no writable = yes
#
# 全員が共有できるディレクトリを作成する
# [共有フォルダ] comment = 全員読書可能 browseable = yes writable = yes create mode = 0777 directory mode = 0777 path = /home/kyoyu public = yes read only = no