産経新聞バカ新聞

最低山極悪寺 珍宝院釈法伝

 産経新聞はバカである。どのくらいバカかというと、私のようなサイテー坊主にバカ呼ばわりされるほどにバカである。自分で珊瑚礁に傷をつけて、写真を撮って紙面に載せた旧左傾斜朝日新聞よりもバカである。

 「引用その1」は、須磨の殺人事件について、あれこれ論じていたインターネットの某ホームページに投稿されたメッセージである。投稿の内容は、例の殺人事件の後、神戸新聞社に送りつけられた犯行声明文と同一だが、投稿者の名前が書かれているのがミソである。しかし、これだけでは、どうということもない書き込みに過ぎなかった。問題は、「引用その2」の産経新聞のホームページに掲載された記事である。産経新聞は、この記事で、「引用その1」の投稿者の名前が、実は、犯人の実名であることを教えてしまったのである。
 なお、さすがに、産経新聞も、おのれのバカさ加減に気がついたとみえて、現在、この記事は削除されている。しかし、いやしくも、天下の大新聞社が、いったん掲載した記事を、何の説明もないまま、削除していいものか。何か事件があると、偉そうに、じきに責任を云々するではないか。今回の記事掲載は、少年法の趣旨を踏みにじる愚行である。せめて、これ以上、バカ呼ばわりされたくなければ、ほうかむりなどせず、記事掲載の責任者の氏名を公表して、責任の所在を明らかにしてはどうか。

ー 引用 その1 (某ホームページへの書き込み)ー

[6/29 10:25] 東OO郎:   (注:左の東OO郎が名前=筆者伏せ字に変更)

              神戸新聞社へ

 この前ボクが出ている時にたまたまテレビがついており、それを見ていたところ、報道人 がボクの名を読み違えて「鬼薔薇」(オニバラ)と言っているのを聞いた
人の名を読み違えるなどこの上なく愚弄な行為である。表の紙に書いた文字は、暗号でも謎かけでも当て字でもない、嘘偽りないボクの本命である。ボクが存在した瞬間か らその名がついており、やりたいこともちゃんと決まっていた。しかし悲しいことにぼくには国籍がない。今までに自分の名で人から呼ばれたこともない。もしボクが生まれた時からボクのままであれば、わざわざ切断した頭部を中学校の正門に放置するなどという行動はとらないであろう やろうと思えば誰にも気づかれずにひっそりと殺人を楽しむ事もできたのである。ボクがわざわざ世間の注目を集めたのは、今までも、そしてこれからも透明な存在であり続けるボクを、せめてあなた達の空想の中でだけでも実在の人間として認めて頂きたいのである。それと同時に、透明な存在であるボクを造り出した義務教育と、義務教育を生み出した社会への復讐も忘れてはいない
(中略)

 P.S 頭部の口に銜<くわ>えさせた手紙の文字が、雨かなにかで滲<にじ>んで読み取りにくかったようなのでそれと全く同じ内容の手紙も一緒に送る事にしました。

ー以上引用 その1ー

ー引用 その2 (産経新聞が自社のホームページに掲載した記事)ー

ホームページに少年の実名

 神戸の小六男児殺害事件で、殺人、死体遺棄容疑で逮捕された神戸市須磨区の中学三年の少年(一四)の実名が、逮 捕直後から同事件に関する情報交換が行われているインターネットのホームページの掲示板に掲載されていたことが 三十日までに分かった。

 問題の掲示板は、米国のインターネット接続会社に設けられている。東京に本拠を置くインターネット接続会社の 会員が設けたこの事件を扱うホームページから簡単に接続が可能で、インターネット利用者ならだれでも見たり、自 由に書き込むことができる。

 このホームページでは、少年が逮捕された二十八日夜から書き込みが急増。少年について「こりゃ死刑だね。実名 も報道すべし!!」との書き込みに答える形で二十九日午前十時二十五分ごろ、少年の実名を名乗って犯行声明全文 が掲載された。その後、読み方の説明を求める書き込みを受けて、名前の読みが平仮名で掲載された。

 中には「生年月日、住所、電話番号をいってみよう!!」とさらに少年についての情報提供を求める書き込みも あった。

ー以上引用その2ー