メカ作監(勝手に指名)のどな03氏から、百式のラフ案が届きましたので公開します。
 個人的な感想を言うと、『ええやん!これ、ええやん!』という感じです(笑)。

 では、画像と共に勝手なコメントもつけさせていただきます。





 え〜、これが胴体デザインです。

 コクピットの開閉ギミックまでついているので、イメージを膨らませるには最適ですね。

 この時代の「モビルスーツ」に関する裏設定も考えています。以下はその裏設定部分です。

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 F91以降小型化が進んだモビルスーツは多彩な環境にも適応していったが、そのペイロードの低さから『汎用型』としての完成度は落ちる一方だった。
 そこで、かつての20メートル級の機体を復活させる案が登場、従来のモビルスーツと区別するために『マンマシーン』という呼称を与えられた……

  〜 〜 〜

 コクピットブロック部分の大きさから、この設定も使えそうなのでホッとしています(笑)。














 肩には『百』という文字を入れたいところですが、それはあまりにもお約束過ぎる気もするんですよね……

 ただサーベル部分、ビームシールド部分に関してはかなり期待以上のものです。ビームガンになる、というのは例えば最終回あたりに使えそうな感じ……

 頭部と左腕を破壊された百式、ビームライフルを直上から迫る敵に向けるが、敵のビームが百式のライフルを打ち砕く!
 『まだだ、まだ終わらないよ!』
 腕部ビームガンが敵MSのコクピットを貫き、そして爆発……

 とまぁこんな感じ!うお〜かっこいい!


 ……しかし立体の捉え方が上手ですなぁ、こんな描き方私にはできない(泣)。











 ひざ関節直下の部分に見えるモールドは、ハードポイントだと睨みましたがいかがかな?

 ビームライフル、バズーカ、ヒートホークのような武器、クラッカーあたりを装着!あと追加装甲なんかもつくといい感じですね。V2アサルトバスターあたりの増加装甲を発見して装着、とか……

 ちょっとターンA入ってますね(笑)。


 アーマー部分が少なく、内部メカニズムが剥き出しというのも百式の特徴をしっかり受け継いでいていい感じです。機動力を高め、アーマー部分での防御と言うよりも回避を目的とする……たしかガンダムマークIIとか百式の設計思想にはそういう配慮があったと思います。

 やっぱりつまさき&かかと部分は赤い色に塗るしかないですよね(笑)。
















 百式の背中には、かつて百式が可変試作機であったころの名残りであるウイング・バインダーがついています。リック・ディアスのものは姿勢制御用(腕や足のアンバック効果では姿勢制御が不完全なため)のものでしたが、百式の場合はそれ自体が変形後の主翼になるためのウイングだったわけです。

 ただ、このリニューアル百式の場合、機動性の確保というのが最重要課題になってくるわけで、このバインダーの存在意義は『クロスボーンガンダム』のフレキシブルバーニヤに近い物になると思います。


 相手のガンダムが無人であるため、マンポイントを超える機動が可能です。それに対抗するための追加システム、としても面白いかも……














 光の翼、というのはミノフスキー・ドライブ・システムじたいが未完成のシステムであったためにどうしても出てしまう余剰推力みたいなものでした。従って、ミノフスキー・ドライブ・システムを完成させた連邦のガンダムには『光の翼』システムは存在しません。


 光の翼を前に持ってくる……というのはF91のヴェスバーを彷彿とさせる良い兵装だと思います。


 ビームライフルでは倒せない敵を倒すためのヴェスバー……こう考えると、やはりバインダー・システムは追加部品としたほうが良さそうですね。

 機動力、攻撃力共に見劣りするようになった百式を最強モビルスーツへと変える追加パーツ……











 頭部ののデザインについては「考えてください」と言われちゃいましたが……難しいなぁ。考えているのは、鼻から口にかけての部分がパカッと横に開き(F91のフェイスオープン)、百式というかヘビーメタル風の顔の下からガンダム顔が!っていうギミック。

 ガンダムVSガンダムはやはり燃えますからね!









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