しばらくOS8.5とOS8.1を平行して使っていたが、どうも8.5の画面がおかしくなる。スクロールバーが壊れるのとアラート画面が消えた後が白く残り元に戻らない、さらに時々フリーズを起こすのだ。
どうもOS8.1に上書きインストールした事が良くないようだ。何か古い書類で相性が良くない物があると判断し、新しいシステムフォルダを別に再インストールし、旧システムフォルダから必要書類を徐々に戻しながらシステムを再構築。途中で問題を検証して行く事にした。
大変手間のかかる手段だが、新しいOSをソフトが対応する以前に承知の上でインストールを行うのだから当然の事だ。
再インストールしたOS8.5はすこぶる快調に動いている。ファインダの早さは、よりPowerPCネイティブ化が進んだせいか8.1よりも格段に早い。最初に問題のあったSpeedDoublerはもう必要無いスピードだ。(OS8.1からほとんど必要を感じなかったが、もうユーティリティで加速できる部分はほとんど残っていないのではないだろうか。)
フリーズの原因はどうもビデオカードXclaimVRのドライブ書類関係が原因のようだ。カナダのATI本社ホームページを覗いてみるとやはり対応ドライブが公開されている。ダウンロードしてアップデート(英語版なので日本語版に上書きはされない、最初に日本語版を削除しないとコンフリクトを起こすので注意。早く日本語版の対応を望む)してみると問題は解決したが、XclaimTVが受信しなくなってしまった。TVの受信が日本と海外とで異なる為だ。
別のページで紹介したが、ix3D Ultimate Rezビデオカードを特価で購入し、その性能の素晴らしさに惚れ込んだので今後はこちらをメインで使用する事にした。何といってもフルカラー表示1152x870の解像度で目が疲れない事が素晴らしい。当然OS8.5対応ドライバのアップデートも忘れずに行っておいた。
いよいよ機能拡張書類を新システムに戻す作業を開始。新しいビデオカードでフリーズの問題は止まったが、スクロールバーがおかしくなる現象が再発。コンフリクトキャッチャー4(問題なく使えるが、OS8.5の新しいセットは作成されないので自分で作る必要がある。OS8.5対応のバージョン8がまもなく発売)でチェックしたところ、ラムチャージャー8が原因と判明。(販売元のシステムソフトではまだ対応を表明していない)これを使用停止にしたところ問題は解決。
旧システムホルダーから機能拡張と初期設定、その他を戻し終わったので、MOへ残りをバックアップする際、OS8.5のもう1つの改良点に感心した。MOへの書き込みが断然早くなったのだ。320MBのデータをバックアップするのに今までの約3分の2程度で済んでしまった。メディアへの書き込み時間中は他の操作が出来ず無駄な時間を費やすしかないのだが、これが早くなった事は大変助かる。
現在このホームページはOS8.5上でAdobe PageMill2.0J2にて作成、Fetch3.03J2にて転送しているが、今のところ問題は起きていない。今後はソフトの対応状況を徐々に検証して行くつもりである。
つ づ く
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