クロンマクノイズ、ビジターセンター。アイリッシュ・クロス。



クロンマクノイズは初期キリスト教修道院跡。
アイルランド十二使徒の一人聖キアランが、
545年、タラの大王の援助でこの地に教会を建てた。


聖パトリックがこの地にキリスト教を広めたとき、
人々が信仰する太陽信仰を否定せず、
アイルランド独特の十字架をデザインしたと言われる。


特に精緻に彫刻された十字架などの遺物が
ビジターセンターに保存、展示されている


他国では、殉教した聖職者を聖人と教皇庁が認めた例が多い。
アイルランドに関する限り、そういう例がない。
聖パトリック以降、アイルランドの人々が、
聖職者たちを暖かく包んできたこと示している。


もとに戻ります。