☆ エジプト美術 ☆

>> 永遠の命を求めて <<
 古代エジプトの人々は,死んだ後も遺体を美しく保存しておけば,
その魂は永遠に生き続けると信じていました。 そのために作られたのがミイラです。
そしてミイラが壊れてしまったときに備えて,死者にそっくりの彫像や マスクが作られました。
墓はそれらのものお大切に保存する場所であると同時に 死者の魂が永遠に生きるための場所でもあるのです。
  また,遺体とともに多くの美術品が埋葬されましたが,中でも死者を守るための呪文や
儀式の様子が書かれた「死者の書」は,欠かすことのできないものでした。