T.T.R
ティーティーアールとはターンテーブルの上に乗って走る転がるロボットなのです。それは、
ターンテーブルライダー(TurnTableRider)であり
ターンテーブルランナー(TurnTableRunner)であり
ターンテーブルローラー(TurnTableRoller)な
ターンテーブルロボット(TurnTableRobot)なのです。
略してT.T.R。盤上を右往左往します。癒し系インテリア玩具として面白いかな。左の作品はペラモデルのモアイ君をT.T.R化してみました。カワイイ?

※ラスペラまたはペラモデルの会員限定モアイ君の設計組み立て図のダウンロード

簡単加工のT.T.R
針金を曲げて作ってあります。簡単に作成できます。
傘地蔵をイメージした針金細工T.T.R です。

回転する土台部分は、↑こんな風に真鍮または銅線を折り曲げてください。胴体部はお好きにどうぞ!

未加工T.T.R
加工、工作が面倒なあなたでも楽しめる?加工なしのT.T.R 接着剤のふた(下左図)とか、液体洗剤のふた(下右図)など、回る回る!!安定度抜群なのだ。


ちなみに下敷きのLPはJoneFoxx METAMATIC
(Licensed by VirginRecords ltd.,)無礼を許して!

エルピー星人、あらわる!!
いきなりですが、T.T.Rシリーズの一つがエルピー星人です。真鍮針金製でハンダ溶接もします。手や足も動く様にしたいと考えています。走るだけでなく踊っている様に動かしたいのです。(現在試行錯誤中です。なぜかストーリーは先に出来てしまいました。)
ストーリー
まあ、ストーリーなんてどーでもいいんだけどあったほうが入れ込めるので一応創作したのだ。読まなくてもいいス。
地球で言うところの20世紀後半、銀河の彼方、琴座の琴星では地球制服を狙い、密かに地球生物の長である人類を殲滅する計画があったとさ。んで、確実に殲滅するために琴星人は、まず人類の生態を調べるために先発隊を地球に送り込んだのだった。
当時の人類はすこぶる音楽鑑賞が好きで各家庭には必ずと言っていいほどレコードプレイヤーがあった。そして暇さえあればレコードを聞いていたのであった。「あれ、なんだべ?」音楽を全く知らない琴星人には音楽もレコードも意味不明、不思議でならなかったのである。
ある時隊長が勇気をだしてターンテーブルに近付き、更に(皿に?)こともあろうかターンテーブル上に乗ってしまったのであった。するとどうだろう、「こりゃ、よかばい!」初めて音楽を体験した隊長は大変感動し踊り出してしまったのです。しだいにほかの隊員もつられてつぎつぎと踊りだしていまいました。もともと琴座の産まれですから音楽は大好きだったのです。いわゆる本能に目覚めてしまったのです。やがて人目につかぬ様にして夜な夜な琴星人たちは音楽と共にターンテーブルダンスを楽しむ日々を過ごすようになるのでした。
しかしそんな楽しい日々にもピリオドを打たなければならない時がやってきてしまいました。LPレコードがCDに置き換わったのです。各家庭からレコードプレイヤーが一気に無くなったのです。まぁたいへん。どうしてもターンテーブルダンスをしたい琴星人はレコードプレイヤーを探しては踊り、探しては踊りを繰り返すようになった。やがて中毒になり人目(地球人の目)も気にすることなくレコードプレイヤーを見つけるとつい踊り出てしまうのだった。LPレコードをかけるとどこからともなく現れて踊り出すので『エルピー星人』と地球人に名付けられてしまいましたとさ。
一方、先発隊からの連絡が途絶えた琴星の地球制服本部では、次の部隊を送るか、それとも一気に攻め落とすかどうか公開選挙中らしい。なので、もし地球にロケットが飛んできたら琴星人の攻撃だと思ってまちがいない。だとさ。おわり。 ってなわけです。LP星人のバックグラウンドが分かっていただけましたでしょうか?
T.T.Rが動く仕組み
どうして動くのか?物が動くにはどこからかエネルギーを得ないといけないわけです。T.T.Rは自分自信の位置エネルギーで動いています。坂道をボールが転がるのと同じ原理で動いているのです。坂を転がるボールを円軌道にして永久に坂の終わりを無くしているのです。つまりターンテーブルが坂道になっているわけです。
どういうことか言うと、ターンテーブルはあらかじめ傾けておきます。水平から2度くらいでいいでしょう。傾けたまま回転させます。そこに円軌道しかできない物体、たとえば円錐形とか左右でタイヤの大きさが違う車、とかを置くと永久に転がり続けるのです。無限延の坂をそうやって演出しているのです。
なぜLP盤上から落ちないのか?軌道から外れないのだろうか?それは円軌道しかできない物体のその軌道半径はLPレコードの半径より小さいから落ちない。またさらに軌道が外れても自動的に修正する仕組みがあるから落ちないのです。レコードはプラスチック。摩擦係数は低いためたいへん滑り易くそのため軌道から外れ易くもなってます。仮に軌道より外に外れたとしましょう。外にはずれてもターンテーブルが半周するとそこは軌道より内側になっています。また仮に軌道が内側、回転の中心部寄りになったとしても上記と同様、ターンテーブルが半周すると外よりの軌道にもどされてしまいます。つまり自動的に軌道修正が行われるのです。また回転速度にムラがあっても、速度を変化させても振り子状に前後するだけなので盤上から落ちることはありません。シンプルですが意外と高性能なのです。うまく条件が合えばターンテーブルが回転してるかぎり半永久的に動くのです。(しか〜〜し、たいていの作品はいつかは落ちてしまう。)
T.T.Rは設計のいい加減さや工作の不正確さがうまく反映してランダムな動き、自然っぽい動きになります。ハイテクを使って動きを制御するのではなく『まぁ、そんなもんでええんでないかい』を結果的に動きで表現した”おもちゃ”です。見ようによっては芸術的作品です。工作は適当にやってもいい感じで動きます。っていうよりテキトーにコーサクしたほうがいい感じに動き回るみたいです。
だれにでもT.T.Rは作成できます。転がった時に直径30センチ未満になる物を作ればいいのです。未加工T.T.Rなら作らなくてもいいのです。ターンテーブルがあればそれだけでもT.T.Rは体験できます。もちろん凝った作品も作れるはずです。わりとおもしろい工作ネタだと思うのです、が・・・いかんせん作品が少ないので説得力が足りないかもしれない。

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