レクリエーション・バレーボール(略してレクバレー)は、老若男女がだれでも手軽に楽しめるスポーツであり、名古屋市教育委員会が昭和36年に考案したスポーツです。PTAのスポーツ行事として採用されてきた経緯もあり、今では女性ばかりではなく男性にも広く楽しまれています。
(参考:「レクリエーション・バレーボールの手びき」平成7年11月10日改訂新版
発行:名古屋市婦人レクリエーション・バレーボール連絡協議会、
監修:名古屋市教育委員会スポーツ振興課
)

レクバレーとは?

 レクバレーを楽しむ人たちはまさにさまざまですが、中心的なのは名古屋市女性レクリエーション・バレーボール連絡協議会(以下、女性レク連協)所属チームで活躍する女性たちです。おおむね500チーム、5,000人といわれています。これまで女性レク連協所属の女性たちは、男性が加わった場合も含めて、いろんな練習会や大会を盛り上げるために大切な役割を果たしてきました。また区民祭りなどの地域活動にも貢献してきました。平成6年10月の「わかしゃち国体」ではデモンストレーション競技としてレクバレーを行い、広く全国に普及させたいと前向きでした。

レクバレーと女性レク連協

(c)Copyrights 2002 レクバレーをみんなで楽しむ会

 レクバレーは余暇のスポーツですからルールは参加者が楽しめるよう、参加者に合わせてその時々で工夫すればよいのですが、基本的には現在は次のようになっています。
コートは6人制バレーボールと同じ18m×9mです。1チーム6人です。ボールは4号球を使います。
2 レクバレー独自のルールは次のとおりです。

(a) ボールは4回で返す。4回未満で返すと反則です。また、ひとりの選手は一度しかプレーができません。

(b) スパイクとブロックは禁止されています。ジャンプしてオーバーパスで返すことは許されていますが、スピードがあるもの、鋭角に落ちるものは反則です。おおむね水平にパスをするのが反則にならない限度です。

(c)男性のサーブは腰下サーブに限られています。
(こうした制限により、当然、ラリーが長く続くことになります。)
3 1セット15点先取(ジュースなし)の3セットマッチ(第3セットは9点先取)で行われることが多いです。
4 女性だけで行われるゲームもありますが、男性が加わる形のゲームもあります。男性が加わった形のゲームは混合バレーとか、男女バレーとか、MIXとか呼ばれます。混合バレーでは男性は1名〜3名のことが多いようです。名古屋市立小中学校PTAで毎年夏に行われるPTA大会では男性は必ず2名参加することになっています。

レクバレーのルール

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