【PLAY LOUD!】
 彼のギタースタイルは、Ritchie Blackmore(ロック&クラッシク系)+Jimi Hendrix(ロック&ブルーズ系)である。共通点はギタークラッシュとストラトキャスターといった点だろうか。


 Yngwie Malmsteen(本名、Lars Johan Yngve Malmsten)は、1963年6月30日生まれの4人兄弟の末弟として出生。間もなくして両親が離婚し母親に育てられる。5歳の誕生日にアコースティック・ギターをプレゼントされ、翌年の誕生日にはトランペットを母からプレゼントされたが、なかなか長続きしなかったらしい。

 1970年にギタリストJimi Hendrixが死去、テレビでJimi Hendrixの特集番組をTVで見たことがきっかけとなり、ギターに興味を持ち練習を始める。また、姉からDEEP PURPLEのアルバム「FIREBALL」をもらい、Ritchie Blackmoreに大きな影響を受ける。このことがきっかけで本格的にギターを始め様になる。
 また、GENESIS等も聴くようになり、クラシックにも興味を示し始め、母親が持っていたクラシックのレコードを片っ端から聴き、ヴァイオリンの楽譜をギターで弾いたりしていた。この事が、今後の彼の音楽スタイルに繋がることになる。
 少年時代は、あまり学校に行かなかった様で、もっぱら自宅でギターを弾く日々送っていた様だ。

 15歳になると地元スウェーデンに於いて、アマチュア・バンドとして、音楽活動を始め様になるが、幾度となくバンド名を変えている。バンド名:POWER HOUSE - FORCE - BURN - MOUNTAIN等とバンド名を転々とし、メンバーも流動的だった。また、Joey Tempest(現:EUROPE)のバンドも、Yngwieと同じバンド名を名乗る事が多く、その度にバンド名を変えていったらしい。最終的にはバンド名を「RISING FORCE」で落ち着いた。

 この部屋は、ありきたりのCDレビューとは全く思考を変え、彼の経歴等を踏まえて、背景等を重点に凝らしてみようと考え、掲載を試みた。音質や楽曲については必要最小限に留める様にした。

【参考文献】
■「The Guitar Play Yngwie Malmsteen」 (ヤング・ギター増刊号)
■「The Guitarists of Genesis Yngwie J Malmsteen」 (ヤングギター・ムック)



 シンコーミュージックより2013年8月に出版された、「RELENTLESS – THE MEMOIR」野田 恵子訳による待望のイングヴェイ・マルムスティーンの自伝であります。
 「スウェーデンでの子供時代」「スティーラー時代からアルカトラス加入まで」そして「ソロスタートからトリロジー時代まで」と、本の約半分がこの部分を占めています。それだけこの時代が本人に取って最も重要な時期だったのでしょう。なかでもアルカトラス加入前にフィルモグからUFO誘いの件や加入後のグラハムボネットとの確執など興味深い話が色々と書かれてます。

 そして日本でも人気の高いアルバム「トリロジー」の制作の事など中々日本には伝わってこなかったことがこの本で本人によって明らかされました。そして後半は世界的に売れたアルバム「オデッセイ」の事からスタートするのですが、マネージャーとの金銭トラブルなど生々しい裏話もイングヴェイによって暴露されています。そのほかにも名作「コンチェルトスィート〜」の制作やライブでの苦労や機材のこと、そして故コージーパウエルとのセッションなど彼自身が感銘を受けた秘話も数多く書かれています。

 ラストにはアルバムのディスコグラフィーも入っており、データ的にも充実しているので、たいへんな貴重本です。

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POWERLINE RECORDS RISING FORCE - Birth of the Sun (Import)
1. Merlin's Castle
2. Birth of the Sun
3. Speed and Action [Instrumental]
4. Dying Man
5. Suite Opus Ⅲ [Instrumental]
6. Voodoo Nights [Instrumental]

Remastered and Remixed by Marcel Jacob
All songs arranged by Rising Force in 1980
Line Up:
Yngwie Malmsteen : Guitar / Vocal
Marcel Jacob : Bass / Vocal
Zepp Urgard : Drums
【レビュー】
 本作品は、イングヴェイが渡米する以前のデモ音源集。マニアの中でイングヴェイのデモテープが話題を彷彿させていた時期がある。しかもブートレッグ界に一時氾濫し、粗悪なものまでがマニアをくすぐっていたが、この度正式な音源として初登場となった。

 実は、マルセル・ヤコブが本人の承諾無しに勝手にリリースしてしまった曰くつきの作品。楽曲に関しては、既にブートレッグで何種類の作品が出回っており、篭り具合の酷い物までかなり賑わした時期もあったが、この様にオフィシャル・リリースされたことは、ファンにとって非常に有難い物になったことも事実である。

 本作品を聴いてみるとデモ音源とは思えないとても上品な音質に驚かされた。これまで聴いたブートレッグのデモ音源集を何種類の作品を持っているが、それらを比較しても雲泥の差である。まっ、あくまでもMarcel Jacobが1978-1980に製作されたデモをリマスター及びリミックスしたもので、現在於いて入手困難なモノになっている。(それはそうだろう。非公式にオフィシャルとしてリリースされたのだから)

 当初、イングヴェイの初期の未公開デモ音源とあって、売れ行きはかなり良かった様だ。これがイングヴェイ本人の耳に入り、彼を激怒させる結果となり、「俺の若かりし頃の本物のテープがある。これをリマスターして公式にリリースする」とのお約束で、自らがプロデュースとリマスターを手掛け、結局のところ後追いリリースとなってしまった。それが公式リリース・アルバム「THE GENESIS」である。その作品の中に興味深いコメントが残されている。なんと本人自らライナーに残した筆跡とインタビューにその怒りが物語っている。そしてBassを弾いているのはイングヴェイあると言い張ったため、マルセル・ヤコブの名前は無くなってしまっている。

PONY CANYON Yngwie J. Malmsteen - THE GENESIS
1. Birth of the Sun
2. Plague in Lucifer's Mind [Instrumental]
3. Dying Man
4. Black Magic Suite Op.Ⅲ [Instrumental]
5. Merlin's Castle (マーリンの城)
6. Voodoo Nights [Instrumental]

[Bonus Track]
7. Hello
8. Voodoo Child
[Jam]
9. On a Serious Note
[Instrumental]


Digital Remastered and Produced by Yngwie J. Malmsteen
Line Up:
Yngwie Malmsteen : Guitar / Vocal
Yngwie Malmsteen : Bass
Zepp Urgard : Drums
【レビュー】
 本作品は、上記の作品と同じ初期のRISING FORCEのデモ音源集。但し、イングヴェイが所有している音源をリマスター及びミックスダウンを施した作品とされている。この音源でBassを弾いているのはイングヴェイ本人とされており、マルセル・ヤコブは参加していないとされている。

 ボーナストラックには、Hello, Voodoo Child, On a Serious Noteのセッションぽい3曲が収録されている。Helloでは、とても興味深いイングヴェイのコメントが収録されている。「初期のデモ音源が海賊盤で氾濫していることに頭を悩ましている」と語っている。

 当方に、3枚にコンプリートした初期のデモ音源集が海賊盤で存在している。これは、下記に掲載したBOOTLEG(EARLY DEMOS Vol.1-Vol.3)。特に自分のお気に入りのナンバー「マーリンの城」のデモ・テイクがなんと3タイプもある。音質に関しては到底良いとは言いがたい作品である。しかし、こういった音源でもこの様にしてオフィシャルでリリースされることは、ファンにとって喜ばしいことである。

 現時点で、本作品が廃盤となっている。近日輸入盤で再発されるそうだ。収録曲に於いて、トラック7,8,9が未収録となっている。国内盤のリリースは不明。同じ作品を購入したいならば、中古店で探すしか手がなさそうだ。

BOOTLEG Yngwie J. Malmsteen - Sweedish Devil [?]
1. Now Your Ships Are Burned
2. Merlin's Castle
3. Electric Dust
4. Black Star
5. Soldier Without Faith
6. Jummin' The Night Away
7. Air
8. Second Departure
9. Evil Eyes
10. Speed & Action
11. Far Beyond The Sun
12. Memories
13. Suite Opus.3
14. Voodoo Nights
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, DEMO, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】

BOOTLEG Yngwie J. Malmsteen - Birth of The Rising Force [?]
1. Merlin's Castle
2. Now Your Ships Are Burned
3. Dying Man
4. Suite Opus:3 - Guitar Solo
5. I Want Be Free Again
6. Birth Of The Sun - Drums Solo
7. Smoke On The Water - Voodoo Nights
8. Woman From Tokyo - All Night Long - Guitar Solo
9. Jammin' The Night Away
10. Vodoo Ngihts
Live in Sweden 16th November 1981 (AUD)

11. We'll Burn The Sky [Early Demo (With Heavy Load)]
【レビュー】

BOOTLEG Yngwie J. Malmsteen - Early Demos Vol.1 [?]
1. Climb Up The Mountain(Ver.1)
2. Insrtumental
3. Insrtumental
4. Magic Mirror
5. Sirens Cry (With Silver Mountain)
6. I Live In Fear (With Silver Mountain)
7. Malmo Blues (With Silver Mountain)
8. We'll Burn The Sky (With Heavy Load)
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, DEMO, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
BOOTLEG Yngwie J. Malmsteen - Early Demos Vol.2 [?]
1. Instrumental
2. I Can See Myself
3. Instrumental
4. Viking(Ver.1)
5. Viking(Ver.2)
6. Climb Up The Mountain(Ver.2)
7. Instrumental
8. Instrumental
9. Find My Way Home
10. Ritchie's Blues
11. Instrumental
12. Instrumental
13. Stupid Studio Tracks
14. Instrumental
15. Time To Die
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, DEMO, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】

BOOTLEG Yngwie J. Malmsteen - Early Demos Vol.3 [?]
1. Climb Up The Mountain(Ver.3)
2. Instrumental
3. Time To Die
4. Climb Up The Mountain(Inst Ver)
5. Acoustic
6. Birth Of The Sun
7. Instrumental
8. Instrumental
9. Instrumental
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, DEMO, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】


BOOTLEG Yngwie J. Malmsteen - Little Savage[?]
1. As Above So Below
2. Far Beyond The Sun
3. On The Run Again
4. Little Savage
5. Kree Naloorie
6. Guitar Solo
7. Anguish And Fear
8. Disciples Of Hell
9. Black Star
Live at Stockholm, Sweden May 24, 1985 (AUD)

Rising Force Demo
10. Magic Mirror
11. As Above So Below
12. Anguish And Fear
13. Motherless Child

14. I Surrender
Live at Manchester England 17th November 1988 (AUD)

15. Lier
Live at ?? 1990?? (AUD)

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STEELER
Yngwie Malmsteen : Guitar
Ron Keel : Vocal / Guitar
Mark Edwards : Drums
Rik Fox : Bass

SHRAPNEL RECORDS STEELER - STEELER (Import)
1. Cold Day in Hell
2. Backseat Driver
3. No Way Out
*
4. Hot on Your Heels
5. Abduction
*
6. On the Rox
7. Down to the Wire
8. Born to Rock
9. Serenade
Line Up:
Yngwie Malmsteen : Guitar
Ron Keel : Vocal / Guitar
Rik Fox : Bass
Mark Edwards : Drums
【レビュー】
 この作品は、イングヴェイの事実上、公の場でデビューを飾ったアルバムである。残念なことに国内盤でのリリースは、現在に於いて、未だリリースする気配がない(リリースの予定さえない状態)。今も幻の名盤となっている?(笑)。

 イングヴェイがデモテープをマイク・ヴァーニーに送ったことから始まる。そのデモ音源を聴き、イングヴェイのことをロン・キールに話をしたところ、ロン・キールが電話でイングヴェイをLAに呼び寄せ、愛用のDUCKのストラトキャスターを2本と簡単な着替え揃えて、1983年2月3日にLA入りしたと語っている。しかし、LA入りした後、貧乏なクラブ回りをしていたらしく、最悪な扱いを受けていたと話している。

 さて、この作品の中でイングヴェイが作曲に参加しているのは、たったの2曲のみ(No Way Out, Abduction)。アルバムの製作には、たった1日でレコーディングを終えたと本人は語っている。恐らく加入以前にロン・キールとマーク・エドワーズで作った曲を書き留めていた為、レコーディングに殆ど時間を掛けなかったのであろう。イングヴェイ自身、このアルバムについて、あまり評価していない。

 アルバム自体、典型的なLAメタルといった感じで、イングヴェイらしい演奏は少ない。逆にリフを重視した曲が多いので、ギターを弾きまくったプレイを期待しないほうがいい。ただ、楽曲に恵まれていた為、聴きやすい曲が多いのが救いとなっている。

【各メンバーのその後の動向】
 Ron Keel→STEELER解散後、「KEEL」を結成。
 Rik Fox→「W.A.S.P」に加入。
 Mark Edwords→ソロアルバムを発表後、「LION」を結成。
 Yngwie Malmsteen→UFOのオファーもあったのだが、元レインボーのグラハム・ボネットと共に「ALCATRAZZ」を結成。

MAJESTIC ROCK JAPAN STEELER - METAL GENERATION: STEELER THE ANTHOLOGY
01. Cold Day In Hell (Original Single Version)
02. Take Her Down (Original Single B-Side)
Original-Line Up:
Ron Keel : Vocal
Michael Dunigan : Guitar
Tim Morrison : Bass
Bobby Eva : Drums


03. Ready To Explode (previously unreleased)
04. Hot On Your Heels
#2-Line Up:
Ron Keel : Vocal
Michael Dunigan : Guitar
Tim Morrison : Bass
Mark Edwards : Drums


05. On The Rox (Live)
06. Backseat Driver (Live)
07. Victim Of The City (previously unreleased, Live)
08. Yngwie Is God (Live)
09. Band Introduction (Live)
10. Excited (previously unreleased, Live)
#3-Line Up:
Ron Keel : Vocal
Yngwie Malmsteen : Guitar
Rik Fox : Bass
Mark Edwards : Drums


11. Dying In Love (previously unreleased)
12. Last Chance To Rock (previously unreleased)
13. Metal Generation (previously unreleased)
Final-Line Up:
Ron Keel : Vocal
Kurt Jaymes : Guitar
Greg Chaisson : Bass
Bobby Marks : Drums


14. Serenade (Ron Keel Acoustic Version 2005)
Executive Producers : Aaron Fischer & Ron Keel
Issued under exclusive license from Ron Keel
【レビュー】
 TRACK1-2は、デビューシングルの音源らしいが、イングヴェイの演奏と比べてしまうとイマイチ。
 TRACK3-4は、2ndシングルからの音源。Ready To Explodeの間奏の部分にリードギタープレイがあったが音の劣化が酷いために収録できなかったとのこと。微かに聞こえるリードギターの音が聞こえる。Hot On Your Heelsもイングヴェイの演奏と比べてしまうとやたらギャンギャンギターを弾いているみたいだが。。。チト最悪。

 TRACK5-10は、クラブ回りしていた頃に収録したライブ音源。恐らくカントリークラブの演奏だと思う。音質の状態からしてAUD音源(ブートレッグ)から良い演奏のものを選び、最大限の出来る限りのリミックス及びリマスターを施したんだと思う。ロン・キールのライナーにも書かれているが、大本のテープが悪かっため、これが限界だろう。イングヴェイがSTEELERに在籍していた証の貴重なライブ音源であることには違いない。

 TRACK11-13は、「STEELER」の最後のメンバーによる音源。結局レコード化されずに秘蔵音源となってしまった。、典型的なL.Aメタルな楽曲なので、特にコメントすることはない・・・かな笑
 TRACK14は、「STEELER」のアルバムの最後に収録されている曲は、デビューアルバムの最後に収録されているSerenadeというバラード調の曲でRon Keelがアコギで2005年に新たに演奏して収録したもの。

 現在、この国内盤は入手困難だそうで、輸入盤ならば購入は可。また、輸入盤の方には2曲多く収録されている。

BOOTLEG STEELER - THE LEGEND OF STEELER(Gift Item CDR)
"Steeler" Album Demos 1982

1. Make Up Your Mind
2. Cold Day In Hell
3. Out To Get You
4. Serenade
5. American Metal
6. On The Rox
7. Down To The Wire
8. Ready To Explode
9. Backseat Driver
10. Hot on Your Hells

11. Intro
12. On The Rox
13. Backseat Driver
14. Born To Rock
15. Down To The Wire
16. Hot on Your Heels
17. Cold Day In Hell
18. Yngwie Solo
19. Member Introduction
20. Excited
Live at Old Waldorf, San Francisco, CA, USA 11th April 1983
"Steeler" Album Demos 1982 & Old Waldorf, San Francisco, CA, USA 11th April 1983
  【レビュー】


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POLYDOR RECORD ALCATRAZZ - NO PAROLE FROM ROCK 'N' ROLL
1. Island In The Sun
2. General Hospital
3. Jet To Jet
4. Hiroshima Mon Amour
5. Kree Nakoorie
6. Incubus
7. Too Young To Die,Too Drunk To Live
8. Big Foot
9. Starcarr Lane
10. Suffer Me
Line Up:
Graham Bonnet : Vocal
Yngwie Malmsteen : Guitar
Gary Shea : Bass
Jan Uvena : Drums
Jimmy Waldo : Keyboards
【レビュー】
 STEELERを脱退したイングヴェイは、元レインボーのボーカリストのグラハム・ボネットと共に「ALCATRAZZ」で音楽活動を開始する。事実上、イングヴェイのメジャーデビューとなったスタジオアルバム。STEELERと比べてリフ重視だったが、楽曲はすべてイングヴェイが担当しておりかなり、かなり弾きまくっている。聴き所は、スピーディなメロディアス・メタル系の「Jet To Jet」だろう。彼のキィィィンピロロロっといった彼特有の早弾き技法が前面にでている。様式美到来の楽曲になっているため、レインボーファンでもすんなり(?)聴けるはずである。イングヴェイ・ファンは、必ず押さえて置くべき必須アルバムと言えよう。
 当初LP盤には、歌詞がHiroshima Mon Amourのみしか掲載されていなかった。その後、ライブ・アルバム「LIVE SENTENCE」にこのアルバムの全曲の歌詞・対訳がついていた。また、初回特典としてメンバーのポスターが四つ折状態で付いていた。なんちゅう売り方していたんだぁ?笑 CD盤になってからは、ちゃんと歌詞と対訳が付くようになったけど。これが普通なんだけどね。

 No Parole From Rock 'n' Roll 「ロックン・ロールに国境はないのだ!」っとグラハムが来日インタビューで言ってたな~。

 現在、廃盤のため入手困難だそうだ。

POLYDOR RECORD ALCATRAZZ - LIVE SENTENCE
1. Too Young To Die,Too Drunk To Live
2. Hiroshima Mon Amour
3. Night Games
4. Island In The Sun
5. Kree Nakoorie
6. Coming Bach
7. Since You've Been Gone
8. Evil Eye
9. All Night Long
Line Up:
Graham Bonnet : Vocal
Yngwie Malmsteen : Guitar
Gary Shea : Bass
Jan Uvena : Drums
Jimmy Waldo : Keyboards
【レビュー】
 デビューアルバムを担う、初来日のを行なった初のライブアルバム。グラハムは元レインボーのボーカリストとして有名だったが、リッチー・ブラックモアに多大な影響を受け、とてつもなく早弾きギタリストとしてイングヴェイにも注目を於かれていた。
 この日(1984/1/28 中野サンプラザーホール)は、ライブアルバムのレコーディングのと同時にビデオ撮影も行われた。翌日の最終公演も中野サンプラザーホールでライブが行なわれ、昼の部と夜と部の2回公演だった。当時このアルバムには、収録曲した歌詞と対訳がついていて、更にファーストアルバムの歌詞と対訳も付いていた。要するに両方のアルバムを持てということだった・・・のかな?笑

 同年の7/7のミルウォーキーで行なわれたサマーフェスティバルまでアルカトラズのメンバーとして活動していたが、グラハムの音楽の方向性に就いていけなくなり、脱退。その後、ソロアルバムを製作に入り、新たなイングヴェイのワンマン・バンド(後のRISING FORCE)を結成することになる。イングヴェイの後任にスティーヴ・ヴァイが加入、アルバムは買っていないので聴いていない...笑。この時、Joe Lynn Turnerも自分のバンドを率いて参加していたんじゃなかったかな?...笑

 現在、ファースト・アルバム同様廃盤。

TOEI VIDEO ALCATRAZZ - METALLIC LIVE '84 (VHS)
Incubus (Graham Comment) *
1. Too Young To Die, Too Drunk To Live
2. Hiroshima Mon Amour
3. Night Games
4. Big Foot
*
5. Island In The Sun
6. Kree Nakoorie (Coming Bach)
7. Since You've Been Gone
8. Suffer Me
*
9. Desert Song
*
(Yngwie Interview)
*
10. Evil Eye (Guitar Crash)
11. All Night Long
12. Lost In Hollywood
*
13. Something Else (Encore)
*
Line Up:
Graham Bonnet : Vocal
Yngwie Malmsteen : Guitar
Gary Shea : Bass
Jan Uvena : Drums
Jimmy Waldo : Keyboards
【レビュー】
 上記のライブアルバムと同様、ビデオ撮影した作品。
 イングヴェイのインタビューが収録されているが、今と声が違う(笑)。声変わりしてないのかな?特に<Kree Nakoorie>でのイングヴェイのギターソロは必見だし、<Evil Eye>でのイングヴェイのギタークラッシュは、リッチー・ブラックモア以上に凄まじい。見所満載!

 実はこのVHSですが・・・VHS→DVDRにダビングして、そのビデオテープを誤ってゴミに出しちゃいました(笑)。今思うと惜しいことをしちゃいました。最近は、ブートレッグで再発している様なので、西新宿辺りに行けば手に入るかも・・・笑。東映ビデオから出ていたこともあって、恐らく再発は・・・無理でしょうね(レインボーの84年の武道館ライブも出る気配はないし)。なんでポリドールから出さなかったんだろう。

 これも当然ながら廃盤。
 ちなみに「
*」は、アルバム未収録になった曲とインタビュー(笑) 但しBootleg盤には収録されている作品が存在する。

BOOTLEG ALCATRAZZ - No Parole From Alcatrazz [BONDAGE MUSIC]
1. Kree Nakoorie
2. Starcarr Lane
3. Island In The Sun
4. Big Foot
5. Hiroshima Mon Amour
6. General Hospital
7. Incubus
8. Suffer Me
9. Too Young To Die, Too Drunk To Live
10. Jet To Jet

Instrumental Demo Sessions for No Parole From Rock 'n' Roll
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, DEMO, PREVIOUSLY UNRELEASED

BOOTLEG ALCATRAZZ - Imprisonment for Live [POWER GATE]
1. Too Young To Die, Too Drunk To Live
2. General Hospital
3. Kree Nakoorie
4. Island In The Sun
5. Evil Eye
6. Since You Been Gone
7. Hiroshima Mon Amour
8. Suffer Me
9. Desert Song
10. Jet To Jet

BONUS TRACKS
Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 28th January 1984 (SBD)

11. Big Foot
12. Suffer Me
13. Desert Song
14. Lost In Hollywood
15. Kojo No Tsuki
16. Something Else
Live at the Country Club, Reseda, California, USA 31st October 1983 (SBD)
ALCATRAZZ - LOST IN CALIFORNIA(Limited Bonus CDR)
1. Incubus
2. Too Young To Die, Too Drunk To Live
3. Hiroshima Mon Amour
4. Desert Song
5. Kree Nakoorie
6. Island In The Sun
7. Big Foot
8. Evil Eye
9. Guitar Solo
10. Since You've Been Gone
11. Jet To Jet
12. All Night Long
13. Lost In Hollywood
Live at Golden Bear Club, Huntington Beach, CA, USA 21st December 1983

BOOTLEG Yngwie J. Malmsteen - BREAKING POINT(Gift Item CDR)
1. Black Star
2. Jam - Black Star
3. Evil Eyes
4. Guitar Solo
5. Coming Bach - Guitar Solo
6. Air
7. Now Your Ships Are Burned
8. Blues
9. Memories

Graham Bonnet got sick and he canceled the Alcatrazz show. Yngwie did not want to disappoint the fans and he played with the local band "Anvil Chorus".
Live at Wolfgang's Kabuki Club, San Francisco, CA. USA 19 November 1983 (SBD)
 Yngwie Malmsteenが、サンフランシスコのウルフギャングズ・カブキ・クラブで、地元のローカル・バンド「アンヴィル・コーラス」と行なった際のソロ・ライブ。とても貴重なライブ音源。

BOOTLEG ALCATRAZZ - LIVE GAMES [SHADES]
1. Introduction
2. Too Young To Die, Too Drunk To Live
3. Jet To Jet
4. Night Games
5. Island In The Sun
6. Desert Song
7. Kree Nakoorie
8. Guitar Solo incl. Coming Bach
9. Band Introduction
10. Since You Been Gone
11. Black Star Intro./Suffer Me
12. Hiroshima Mon Amour
13. Lost In Hollywood

Bonus Tracks
14. Bad Days Are Gone (from the B side of UK 7" single "Liar"(Vertigo VER2) )
15. Night Games (from Flexi Disc of UK "Flexipop Magazine #10")
Live at The Agora Ballroom, Cleveland, OH. USA 23rd May 1984 STEREO SBD(UPGRADE!!!)
ALCATRAZZ - EAST COAST LIVE(Limited Bonus CDR)
1. Too Drunk To Live, To Young To Die
2. Island In The Sun
3. Hiroshima Mon Amour
4. Night Games
5. Kree Nakoorie
6. Guitar Solo
7. Since You Been Gone

Live at Festival Stage, Six Flags-Great Adventure, Jackson, New Jersey, USA 8th June 1984

8. Jet To Jet
9. Island In The Sun
10. Night Games
11. Kree Nakoorie
12. Guitar Solo
13. Since You Been Gone
14. All Night Long

Live at The Pier, New York City, New York, USA 30th June 1984

BOOTLEG ALCATRAZZ - DEFINITIVE ALBUQUERQUE 1984 [ZODIAC]
1. Intro
2. Too Young To Die, Too Drunk To Live
3. Hiroshima Mon Amour
4. Big Foot
5. Island In The Sun
6. Kree Nakoorie
7. Guitar Solo
8. Since You Been Gone
9. Suffer Me
10. Desert Song
11. Jet To Jet
12. Evil Eye
13. Band Introductions
14. All Night Long
15. Lost In Hollywood
16. Something Else
Live at Grand Central Station, Albuquerque, New Mexico, USA 19th February 1984
ALCATRAZZ - "NO PAROLE FROM ROCK 'N' ROLL SESSIONS" (Special Bonus CDR)
1. General Hospital
2. General Hospital (on vocal)
3. Kree Nakoorie
4. Kree Nakoorie (on vocal)
5. Jet To Jet
6. Jet To Jet (on vocal)
7. Hiroshima Mon Amour
8. Hiroshima Mon Amour (on vocal)
9. Island In The Sun
10. Island In The Sun (on vocal)
11. Too Young To Die, Too Drunk To Live
12. Big Foot
13. Starcarr Lane
14. Suffer Me
Demo and outtakes from "No Parole From Rock 'n' Roll" Session 1983 STEREO SBD

BOOTLEG ALCATRAZZ - DEFINITIVE RESEDA 1983 [ZODIAC]
1 Jim Ladd Intro
2 Too Young To Die
3 General Hospital
4 Kree Nakoorie
5 Island In The Sun
6 Evil Eye
7 Jim Ladd talks
8 Since You Been Gone
9 Hiroshima Mon Amour
10 Jim Ladd talks
11 Suffer Me
12 Desert Song
13 Jet To Jet
14 Jim Ladd outro
Live at Country Club, Reseda, CA, USA 31st October 1983 STEREO SBD*UPGRADE!!!
   

Earmusic ALCATRAZZ - Live In Japan 1984 - Complete Edition (2CD/Blu-ray)
【CD】

Disc 1
1.Opening (Live in Japan 1984)
2.Too Young Too Die, Too Drunk to Live
3.Hiroshima Mon Amour
4.Night Games
5.Big Foot
6.Island in the Sun
7.Kree Nakoorie
8.Coming Bach
9.Since You Been Gone
10.Suffer Me

Disc 2
1.Desert Song
2.Jet to Jet
3..Evil Eye
4.Guitar Crash
5.All Night Long
6.Lost in Hollywood
7.Kojo No Tsuki
8.Something Else

【Blu-ray】
I1.Opening (Live in Japan 1984)
2.Too Young Too Die, Too Drunk to Live
3.Hiroshima Mon Amour
4.Night Games
5.Big Foot
6.Island in the Sun
7.Kree Nakoorie
8.Coming Bach
9.Since You Been Gone
10.Suffer Me
11.Desert Song
12.Jet to Jet
13.Evil Eye
14.Guitar Crash
15.All Night Long
16.Lost in Hollywood
17.Kojo No Tsuki
18.Something Else
Line Up:
Graham Bonnet : Vocal
Yngwie Malmsteen : Guitar
Gary Shea : Bass
Jan Uvena : Drums
Jimmy Waldo : Keyboards
【レビュー】


直線上に配置


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