このコーナはコレクターズ・アイテムの作品を取り上げています。
 商業目的として掲載しているものではありません。海賊盤は非正規ルートで扱っている物です。つまり海賊盤を購入してもアーティスト側に対して、なんの利益も持たない代物なのです。そういうわけで売買やトレード等は一切行なっていません。
 ただ、大好きなアーティストのいろんな音源が聞きたいという一言に尽きるわけでして…その点をご理解頂ければ幸いです。


 このOuttakeのコーナーは、Rough MixやRehearsalを中心に作品を挙げています。

■コメント記載内容について
【レビュー】
 取り上げた作品を私の個人的な主観のもとで書き記したものです。聞いて感じたことをそのまま掲載していますので、視聴する際の個人差があると思います。あくまでも、「参考」に留めて頂ければと思っています。

Rising Rough Mix (CDR)
"Directly copied from 7 1/2 IPS magnetic recording tape on 7" spool (I.D. label "Schneider") belonging to Cozy Powell."

01. Tarot Woman
02. Run With The Wolf
03. Starstruck
04. Do You Close Your Eyes
05. Stargazer
06. Comin' Home(A Light In Black)
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 LANGLEYレーベルからリリースされた作品です。

Rising Rough Mix Definitive Edition
"Directly copied from 7 1/2 IPS magnetic recording tape on 7" spool (I.D. label "Schneider") belonging to Cozy Powell."

Direct Master Version
01. Tarot Woman
02. Run With The Wolf
03. Starstruck
04. Do You Close Your Eyes
05. Stargazer
06. Comin' Home(A Light In Black)

Digitally Remastered Version
07. Tarot Woman
08. Run With The Wolf
09. Starstruck
10. Do You Close Your Eyes
11. Stargazer
12. Comin' Home(A Light In Black)
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 LANGLEYレーベルからリリースされた作品です。

 本作品は、アルバム「Rainbow Rising」のラフ・ミックス版です。この音源は、Cozy Powellが所蔵されていたと言われているCozy Tapesからの音源で、当時のデモ音源をリールテープ(ジャケットの裏面にある写真のリールテープ)で録音したものです。
 内容は、極めてオフィシャル・テイクに近い演奏で収録されており、イコライジング(EQ)処理を施す前段階で収録されているため、オフィシャルでは味わうことのできない、生々しい演奏が聴けるのが特徴の貴重な音源。聴き所は、「Stargazer」では、約1分程度のキーボード・ソロが収録されているところ。また、「Comin' Home」は後の「A light In The Black」となる曲で、正式版では、Cozy Powellのツイン・バスドラの連打でJimmy Bainのベース音が擦れて聞き取り辛かったのが、このラフ・ミックスでは各パートが均等に録音されている点です。他の曲にもオフィシャル版との演奏の違いがありますので、是非聞いてもらいたい必聴のマスト・アイテム!

Direct Master Versionについて
 初盤(LANGLEY-087)で問題があった左chの篭りを完全に解消した最終版と言えます。左chや右chのバランスも絶妙なSTEREO SBDで収録されています。かなり凝った修正作業に脱帽です。かなり手間暇をかけた音質の修正を施したんじゃないかと思わせられます。とにかく耳に優しい音質で聞けます。
Digitally Remastered Versionについて
 更に24bitデジタル加工を施し、全体的に音の広がりを重視した素晴らしい音質。ここまで音質にこだわった本作品に脱帽です。とにかくレインボーの作品の中で「Rainbow Rising」が大好きだと思っている方は、このクオリティの内容に驚愕すると思います。本当に有難い作品です。

追記:
 前からきになっていたことなんですが、Comin' Home(A Light In Black)の最後の方でRonnieが、「From...」としゃべった後で、Cozyがカウントをとる音声が聞けるが、なにをやらかそうとしたのだろうか?もしかしてStarstruckのことだったりして...謎

Rising Rough Mix : 2002 Pre-Langley Digital Master (Limited Bonus CDR)
Rough mixes of legendary Rising album. Directly copied from the very original CDR made in the U.K.(Early 2002). This is the earliest digital copy from the master reel.

01. Tarot Woman
02. Run With The Wolf
03. Starstruck
04. Do You Close Your Eyes
05. Stargazer
06. Comin' Home(A Light In Black)
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 LANGLEYレーベルからリリースされた左chが篭った基盤起こし(LANGLEY-087)です。
 どの程度篭っているのか気にかけていたのでLHでギフトアイテムで入手したわけですが、Stargazerの演奏が終わった後、A Light In The Blackの頭出しが、数秒間ドラムの音が、収録されているレアなヴァージョンということも踏まえて入手した次第です。
 音質は、マスターテープから、ダイレクトに収録した形なので、やはり左chが篭っております。上記の「Rising Rough Mix -Definitive Edition-」が、あれば本作品は不要でしょう。

Rising Rough Mix [HIDDEN MASTER]
Directly copied from 7 1/2 IPS magnetic recording tape on 7" speed(I.D.label "Schneider") belonged to Cozy Powell

01. Tarot Woman
02. Run With The Wolf
03. Starstruck
04. Do You Close Your Eyes
05. Stargazer
06. Comin' Home
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 IMPORT TITLEレーベルからリリースされた作品です。

Rising Rough Mix
Directly copied from 7 1/2 IPS magnetic recording tape on 7" speed(I.D.label "Schneider") belonged to Cozy Powell

01. Tarot Woman
02. Run With The Wolf
03. Starstruck
04. Do You Close Your Eyes
05. Stargazer
06. Comin' Home
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 RISING ARROWレーベルからリリースされた作品です。

Rehearsals
Studio Rehearsals For World Tour 1976

Original Tape Version
01. Over The Rainbow
02. Get Away(Kill The King)
03. Mistreated
04. Sixteenth Century Greensleeves
05. Catch The Rainbow

Remastered Version
06. Over The Rainbow
07. Get Away(Kill The King)
08. Mistreated
09. Sixteenth Century Greensleeves
10. Catch The Rainbow
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 LANGLEYレーベルからリリースされた作品です。

 本作品は、1976年USツアーに向けてリハーサルを行なった際のゲネプロ音源です。このリハーサル音源は、最終段階のリハをカセットテープ(ジャケットの裏面にある写真のカセットテープ)に収録した音源です。
 まだまだ荒削りな演奏をしていますが、ライブを想定した内容で、スタジオライブぽく聴くことができます。セットリストも固まっている感じが伺えるのが特徴です。演奏が終わる度にバンド・ミーティングしている様子なども聞き取ることができます。音質的にはあまり良い状態と言えませんが、大変貴重な音源。
 「Get Away」は、後の「Kill The King」の仮タイトル曲です。1976年のUKツアーでは、「6連の決め」となっていますが、リハーサル及びUSツアーでは、まだまだ完成した曲に至っていません。

Original Tape Versionについて
 ノーマル・カセットテープからミキサー卓上からダイレクトに落とした音源です。左右のバランスは比較的に良いのですが、大音響になると音割れてしまって、歪んだ演奏になってしまってます。そのため聞きに辛い部分もあります。また低音がきつい点もあり、ヒスノイズも多めです。
Remastered Versionについて
 もともと録音状態が悪かったため、大きなリマスター処理は行っていませんが、篭っていた状態を軽減させたことと、低音が強い部分を高音でバランスを整え、シャープな音質になっています。少々聴きやすくなった程度の施しです。もう少しリマスター処理に頑張って欲しかった感じも受けます。

Rehearsals 1976
Taken from original master cassette tape(AGFA-GEVAERT Stereo-Chrom C60 HIFI) belonged to Cozy Powell

1. Intro.
2. Over The Rainbow
3. Kill The King
4. Mistreated
5. Sixteenth Century Greensleeves
6. Catch The Rainbow

STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 RISING ARROWレーベルからリリースされた作品です。


実質的に初の本格的なツアー(結成直後75年は、アメリカ、カナダ11〜12月のみ)となった76年ワールド・ツアー直前のスタジオにおけるリハーサルを、故コージー・パエウル自身が録音したとされるマスター・カセットを使用し収録。2002年に、「Rehearsals(Langley)」(リマスター版も収録)としてリリースされた物と同ソースの本アイテムですが、今回は、全体に亘り丁寧なトリートメントを施しており、既発に見られた歪み感は若干感じられるものの、輪郭のしっかりした、生々しくダイナミクス溢れる理想的なサウンドに仕上げらています!Kill The Kingイントロでの、コージーのタムまわしのエッジの効いたサウンドで、いきなりその違いを感じる事ができます。今回の音源とは異なる5月のリハの模様を収録した既発「TOWER OF BABEL」では、Mistreated、Kill The King等を繰り返し演奏し直しているのに対して、本音源は、実際の曲順に沿って演奏されているので、6月から行われた北米ツアー直前(2月にはドイツを中心とする欧州ツアー、終了後にミュージックランド・スタジオにてセカンドアルバム「Rising」を録音)か、もしくはツアー最中(6月〜北米、8月末〜イギリス、9月中旬〜欧州、11月〜オセアニア、12月には初来日ツアーを催行、この来日ツアーにドイツ公演の音源を合わせたライブ・アルバム「On Stage」を77年7月にリリース)に行われたリハを収録したものと考えられます。(A Light in the Blackが収録されていれば、もう少し絞られたかもしれません・・・)いずれにしろ1:39間の、リッチーのチューニング、メンバーのサウンド・チェックに始まる全36分のリハーサルは間違いなく全編が聴きどころで、手抜き無しのリッチーのソロ、コージーのドラミングが全開の、まだラストの6連のキメの無いKill The King(気合が入ってないのか、3番でジミーがコードを見失なったり、ロニーがオクターブ下げて歌ったりします)イントロでのリッチーのソロが入らない、いきなりスタートのMistreated(中盤まではメロディーを適当に歌うロニーですが、後半でシャウトしまくり、エンディングではリッチーとの絶妙な絡みを見せてくれます)完成度の高い、リッチー全開の16th Century Greensleeves(ロニーはサビでまたまたオクターブ下げて歌ったりします・・・)リッチーの抑揚の効いた本番さながらのソロ、後半のコージーの盛り上げ方がドラマティックなCatch The Rainbowでの、ライヴでは味わえない最強のラインアップによるアンサンブルはまさに感動ものです!1976年ワールド・ツアーのリハーサルを、理想的な音質でリアルに体感できる、レインボー・ファン必携のアイテムが、Rising Arrowレーベルより限定プレスCDにてリリース決定です。

LONG LIVE ROCK 'N' ROLL ROUGH MIX
Directly copied from the original 7" spool AMPEX 800 Series 7 1/2 IPS magnetic recording tape
Hand written date "4th July 1977" written on the a Kingsway Records tape box

Disc 1-(Reel Direct)
Disc 2-(Remaster)


1. Lady Of The Lake
2. Sensitive To Light
3. L.A. Connection
4. Kill The King
5. The Shed (Subtle)
6. Long Live Rock 'n' Roll
7. Rainbow Eyes

Ritchie Blackmore - Guitar, Bass
Ronnie James Dio - Vocals
Cozy Powell - Drums
Tony Carey - Keyboards
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 IMPORT TITLE レーベルからリリースされた作品です。

 冒頭の「Lady Of The Lake」では、いきなり、完成版で聴けない15秒のキーボード・イントロ(メロトロンによるオーケストレーション)が飛び出します! これに驚かない聴き手がいるでしょうか? ここは「RISING ROUGH MIX」の「Stargazer」にも通じるサプライズです。
 「Sensitive To Light」は、ほぼ完成されているようですが、現行のCD盤と比べた時、シンバルの残響音が2秒ほど長いです。
 「L.A. Connection」は、5分35秒の長編バージョンで収録。3分台(3:10から3:47辺り)では完成版には無いロニーのヴォーカルパートが印象的。またピアノによるバッキングもありません(完成版のピアノはデヴィッド・ストーンが後から加えたものだと推測されます)。
 本盤最大の目玉は4曲目の「Kill The King」でしょう。なによりもベースラインが完成版とは全く異なり、楽曲としての印象も大きく異なります。前述したように、完成版での本曲はボブがベースを弾いていたので、ここでのプレイはリッチーか、またはマーク・クラークと思われます。
 「The Shed (Subtle)」は、本作中でも特にラフな部類。冒頭のスライド・ギターを用いたイントロが無い上に、1:39から2:23のギターソロ部分でも、未だにソロがダビングされていません。またベースがラウドなのも印象的。ボブはこの曲を弾いていないそうなので、やはりリッチーのプレイなのでしょうか? 
 「Long Live Rock 'n' Roll」は、ほとんど完成されていますが、ほんの一瞬フェイドアウトが遅いため、オフィシャルで聴けない最後の"Long Live 〜"に続く最後の"Rock 'n' Roll"がラストまで聴けます。
 ラストの「Rainbow Eyes」は、本音源でも大きな目玉の一つ。この段階では本物のストリング、管楽器のオーケストレーションが入って無いません。3分台のギターソロも、美しいフルートソロも被せもない上に、最終版のチャンバー・ミュージックのような音の装飾は施されていないなど、「The Shed (Subtle)」以上にラフな状態です。
 中盤以降もギターのアルペジオとメロトロンによるフルートのみがバックを務めていて、全体的に非常にシンプルなのですが、その分曲の良さ、ロニーの素晴らしいヴォーカルを満喫できるテイクでもあります(また、完成版で遅かったピッチも、ここでは正常な状態で収録されています)。

 ディスク1にはリール・ダイレクトの原音テイクをそのまま収録し、ディスク2にはより聴き易く音質を補正したリマスター・バージョンを収録。それぞれ違った魅力と特性を持つサウンドに仕上がっています。

 メーカー・インフォから一部抜粋しています。

DOWN TO EARTH ROUGH MIX
Directly Copies From The Original Cassette Tape(Scotch Dynarange C60 Cassette). The Label Description: "RAINBOW" Rough Mixes France 1979

01. Stone - Bad Girl
02. The Steamer - Lost In Hollywood
03. Bluesing - Loves No Friend Of Mine
04. Mars - Eyes Of The World
05. The Plod - Making Love
06. New York - Danger Zone
07. Once More With Feeling - All Night Long
08. Sparks Dont Mean A Thing - No Time to Lose

Bonus Track
09. Set Me Free (Graham Bonnet Bonus Track)
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 LANGLEYレーベルからリリースされた作品です。

 本作品は、アルバムCozy Powellが所蔵されていたと言われているCozy Tapesの音源です。アルバム「DOWN TO EARTH」のデモ音源をカセットテープ(ジャケットの裏面にある写真のカセットテープ)に収録した作品です。
 全般的にはBacking Tracks Recordingが殆どであるためInstrumentalで収録されています。曲自体は殆どオフィシャルに近い音源集になっています。ボーカルを想定したカラオケ状態を作っていたようです。それでも曲の完成度まであと一歩といった感じですが、曲の雛形は大体固まってきた完成度です。
 収録された曲の内、2曲(8TrackのSparks Dont Mean A Thing - No Time to Loseと9TrackのSet Me Free)のみが、Graham Bonnetのボーカル・テイクが収録されています。デモ音源のため、オフィシャル盤のテイクとは違った歌い方で収録されています。曲名が仮タイトルままで収録されていることや「Since You Been Gone」が収録されていないことから推測すると、Graham Bonnet加入前後に収録したデモ音源と考えられます。

DOWN TO EARTH ROUGH MIX REDUX
Rough Mixes of Down To Earth album. Newly remastered version from master tapes. Much better sound than the 2002 release.

01. Once More With Feeling (All Night Long)
02. Mars (Eyes Of The World)
03. Sparks Don't Mean A Fire (No Time To Lose)
04. The Plod (Makin' Love)
05. Bluesing (Love's No Friend)
06. New York (Danger Zone)
07. The Steamer (Lost In Hollywood)
08. Stone (Bad Girl)

[Bonus Track]
9. Set Me Free (Studio Demo For Graham Bonnet's Solo Album)
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 LANGLEY DELUXEレーベルからリリースされた作品です。

DOWN TO EARTH ROUGH MIX
Taken from the original cassette tape (Scotch C60) which belonged to Cozy Powell
The label description "Rainbow Rough Mixes France"


1. Stone (Bad Girl)
2. The Steamer (Lost In Hollywood)
3. Bluesing (Love's No Friend) ★0:01の声は既発に無し。 
4. Mars (Eyes Of The World)
5. The Plod (Making Love) ★既発はイントロが劣化しているが、今回盤は軽減されている。
6. New York (Danger Zone)
7. Once More With Feeling (All Night Long)
8. Sparks Don't Mean A Fire (No Time To Lose)

Bonus Track
Graham Bonnet
Taken from the original master cassette (TDK AD-C46) which belonged to Cozy Powell

9. Set Me Free
Studio Demo for Graham Bonnet's Solo Album "Line-Up"
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 Black Boxレーベルからリリースされた作品です。

 豊かなサウンドを封じ込めながら、デジタル録音とは違って寿命に限りのあるアナログ・マスター。その美音が失われる前に吸い出し、永久に残すラスト・チャンスに賭けた銘品です。これこそがマスター・サウンド。伝説のコージー・テープの真実そのものです。どうぞ、あなたの棚から後世へと語り継いでください。

★(リマスターメモ)音質は全く変えていませんが、A面とB面とで左右バランスが大きく崩れていたので調整しました。

ANOTHER FINYL VINYL(1CD)Ultimate Studio & Live Tracks Compilation 1975-1984
16trk (79:32)

1. The Land of Hope & Glory
2. Dorothy's Narration
3. Kill The King [Original(L) + Rough Mix(R)]
★左側からオリジナル、右側にラフミックスが迫ってくる。

4. Spotlight Kid [Live: Boston 1981] ★定位が正しく直されている。
5. Eyes Of The World [Layered two rough mixes and added vocals on top]
★インストのラフミックス(2種類)がミックスされ、その上に正規版のヴォーカル・テイクが乗っている。

6. Man On The Silver Mountain [Cozy Version]
★コージー版「銀嶺の覇者」。ゲイリー・ドリスコールのドラムが取り除かれ、『ON STAGE』のドラム・テイクに差し替えられている。

7. I Surrender [Live: Budokan 1981]
8. Gates Of Babylon [DKRC(L) + DKRC Outtake(R)]
★左側から「Don Kirshner's Rock Concert」出演テイク、右側からそのアウトテイクが聞こえ、2人のロニーがヴォーカル・バトルしている。

9. Catch The Rainbow [Live: Budokan 1984]
10. Stargazer [Live: MOR 1980 / LP Remaster(L) + Official CD Version(C) + A Light in The Black Version(R)]
★左側がLPコンピのリマスター版、センターに2016年公式CD版、右側が6枚組コンピ『A LIGHT IN THE BLACK』版。伝説ライヴを最前列で観ているようなド迫力テイクです。

11. Lost In Hollywood [Layered the vocal and guitar solo on the rough mix]
★インストのラフミックスに、正規版のヴォーカルとギターソロがシンクロされている。尺が違うのでソロは編集版。

12. Death Alley Driver [Live: Cardiff 1983]
13. Anybody There [Outtake/Polar Mix(L) + Original(R)]
★左側が6枚組コンピ『A LIGHT IN THE BLACK』のアウトテイク版で、右側がオリジナル。ギターの違い(1ヶ所)に注目。

14. A Light In The Black [Rough Mix(L) + LA Mix(C) + NY Mix(R)]
★左側がラフミックス、センターがオリジナル(LA Mix)、右側がNY Mix。全部乗せのド迫力最強「A Light In The Black」です。

15. Long Live Rock & Roll [Live: Atlanta 1978]

16. Somewhere Over The Rainbow
★ファンファーレと"Somewhere Over The Rainbow"の間を編集で繋いであります。
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 Black Boxレーベルからリリースされた作品です。

DOWN TO EARTH ROUGH MIX: DELUXE EDITION(1CD)2023 Original Mixes with Down To Earth Rough Mix & Graham Bonnet Vocals
●DOWN TO EARTH ROUGH MIX feat. Graham Bonnet Vocals
Taken from the original master cassette (Scotch C60) which belonged to Cozy Powell
The label description "Rainbow Rough Mixes France"

 ★歌入りラフミックス・アルバム。特記のない限り、コージーテープを土台に公式のヴォーカルやギターソロがシンクロされています。

1. Stone (Bad Girl) (with vocals & guitar solo)
2. The Steamer (Lost In Hollywood) (with vocals & guitar solo)
 ★『ANOTHER FINYL VINYL』と違い、土台のラフミックスはBlack Boxレーベル版。

3. Bluesing (Love's No Friend) (with vocals)
 ★ヴォーカル・トラックは最終版ではなく公式デモの仮歌詞「Ain't A Lot Of Love In The Heart Of Me」版。★★一番の聴きどころ。衝撃!!

4. Mars (Eyes Of The World) (with vocals)
 ★『ANOTHER FINYL VINYL』と違い、土台のラフミックスはBlack Boxレーベル版。

5. The Plod (Makin' Love) (with vocals & guitar solo)
 ★最終版とはアレンジが異なり、イントロ後にすぐに歌が入って新鮮。

6. New York (Danger Zone) (with vocals & guitar solo)
 ★ソロの中近東風フレーズが2回登場しますが、2回目フレーズは元ラフミックスの演奏。

7. Once More With Feeling (All Night Long) (with vocals)
8. Sparks Don't Mean A Fire (No Time To Lose) (Original Rough Mix Version)
 ★ヴォーカルもラフミックスのまま(音量統一はされています)。

【BONUS TRACKS】

● GRAHAM BONNET
Taken from the original master cassette (TDK AD-C46) which belonged to Cozy Powell
Studio Demo for Graham Bonnet's Solo Album "Line-Up"

9. Set Me Free (Remix Version)
 ★微かに記録されていたヴォーカルが強化されたリミックス版。演奏とのバランスも整えられています。


●DOWN TO EARTH A WORK IN PROGRESS

 ★特記のない限り、公式デラエディの「Instrumental Outtake」に『MONSTERS OF ROCK LIVE AT DONINGTON 1980』のヴォーカル・トラックがシンクロされています。

10. All Night Long (with vocals)
11. Eyes Of The World (with vocals)
12. Sparks Don't Mean A Fire (No Time To Lose) (with vocals)
 ★公式デラエディの「Sparks Don't Mean A Fire」に最終版「No Time To Lose」のヴォーカルをシンクロ。

13. Since You Been Gone (with vocals)
 ★後半の「終わったかと思ったら始まるサビ」パートにもキチンとヴォーカルが入っています。

14. Ain't A Lot Of Love In The Heart Of Me (Love's No Friend) (with vocals)
 ★公式デラエディの「Ain't A Lot Of Love In The Heart Of Me」に『DENVER 1979』のヴォーカルをシンクロ。ラストのシャウトが異様にカッコイイ!

15. Lost In Hollywood (with vocals & guitar solo)
 ★ギターソロもミックスされており、ラストはデモ通りにブツ切りになる凝った仕上がり。

16. All Night Long (Remix Version of Cozy Powell Mix)
 ★公式デラエディ「Cozy Powell Mix」のリミックス版。極端に大きかったドラムが下げられ、逆にヴォーカルが大きい。全体が整ってテイク違いが自然に楽しめる出来映え。
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 Black Boxレーベルからリリースされた作品です。

RISING ROUGH MIX DEFINITIVE EDITION(1CD)
"Directly copied from 7 1/2 IPS magnetic recording tape on 7" speed(I.D.label "Schneider") belonged to Cozy Powell(2 version: Reel Direct & Remaster)."

***20th Anniversary Edition

(71:33)
Direct Master Version
01. Tarot Woman
02. Run With The Wolf
03. Starstruck
04. Do You Close Your Eyes
05. Stargazer
06. Comin' Home(A Light In Black)

Digitally Remastered Version
07. Tarot Woman
08. Run With The Wolf
09. Starstruck
10. Do You Close Your Eyes
11. Stargazer
12. Comin' Home(A Light In Black)
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
【レビュー】
 LANGLEYレーベルからリリースされた作品です。

 数々の伝説を打ち立てた“コージー・テープ”の象徴であり、ブートレッグの基準を塗り替えてしまった『RISING ROUGH MIX』。そのプレミア・バージョンがリニューアル・アートワークで復刻。永久保存プレスCDでリリース決定です。
 『RISING ROUGH MIX』と言えば、RAIBOWコレクターなら知らぬ者はいない伝説中の伝説名盤。故コージー・パウエルが秘蔵していたカセット・テープに残されていた『RISING』の仮ミックス・バージョンであり、まさに「もう1つのRISING」でした。その初登場は2002年まで遡るわけですが、その後も個性の異なる4バージョンをご紹介してきました。良い機会でもありますので、ここで伝説盤『RISING ROUGH MIX』の歴史を紐解いてみましょう。

●A:初登場版(2002年)
 全世界を震撼させた初登場盤CD-R。“コージー・テープ”やLangleyレーベルの名声を一気に引き上げた初代盤です。

●B:DEFINITIVE EDITION(2003年★本作★)
 初のプレスCDリリースが実現した二代目。“コージー・テープ”から再トランスファーが実施され、無加工の「Direct Masterバージョン」と、オフィシャル作品風に磨き込んだ「Digitally Remasteredバージョン」の両方を収録。マニア検証の結果、公式デモは本作を元にしていると言われています。

●C:HIDDEN MASTER(2011年)
 『RISING』35周年に三度トランスファーされた盤。薄化粧リマスターの1種のみ。

●D:現行の最終版(2018年)
 マスター・カセットの限界で最後の再生となった最終トランスファー版。イコライジングのないナチュラル・サウンドの1種のみ収録。

……と、このようになっており、現行で入手できるのは『D』。それに対し、本作は二番目の『B』にあたります。それぞれにトランスファーの精度や仕上げのマスタリング指向に違いがあるわけですが、実は現在『B』に再評価の機運が高まっているのです。その最大の要因は「もう手に入らない」という稀少度にあるのですが、それだけでもない。理由は幾つかありますので、1つずつご紹介していきましょう。

【発掘間もないマスターの状態】
 まず、マスターが若い時点でデジタル化されていること。大元の“コージー・テープ”は時期で記録するカセット・テープ。時間が経てば経つほど物性的な強度が弱くなりますし、磁性の消失や磁気移りの危険性も高まっていきます。特にデジタル化のために再生する度、物理的なダメージも受ける(あまり知られていませんが、一度の再生でベスト・サウンドが引き出せるとは限らず、数回の再生で1本分のトランスファーが構成される事も珍しくありません)。もちろん再生機材の精度は新機種も導入した後年の『C』『D』の方が高いわけですが、マスターの状態は『B』の方が良いわけです。

【当時可能な最高級トランスファー】
 その一方、トランスファー精度も『A』より高い。マスター鮮度にこだわるなら発掘直後の『A』こそが究極なわけですが、この初回トランスファーはやや雑だったと言わざるを得ない。当時は“コージー・テープ”自体が海山でしたし、内容不明のカセット群をすべて高精度でデジタル化できていたわけでもありません。その一方で『B』は内容の重要度が確定された段階であり、永久保存プレス化を目指してプロ仕様の機材やスタジオも活用してのデジタル化を実施。時期的に『A』とほとんど変わらない1年後でありつつ、当時可能なあらゆる手段を駆使した高級トランスファーだったのです。

【Direct Master/Digitally Remasteredの2種収録】
 本作は、2つの異なるサウンドで収録しているのもポイント。上記の工程でデジタル化した「Direct Master」版も素晴らしいわけですが、派手目に仕上げられた「Digitally Remastered」も人気なのです。現在の感覚ですとリマスター版の音圧はやや強すぎる気もしますが、ダイレクト版を同時収録したからこその大胆な仕上がりはオフィシャルの最終版にも負けていない。むしろ、ナチュラル志向の進んだ現代ではあり得ないパワーサウンドを好む方からの根強い支持もあるのです。

【公式デモの大元という新価値】
 そんな本作は、リリース後に付加価値が上乗せされてもいます。それは「公式作品の大元」。現在では『RISING』の公式デラックス・エディションにもデモ版が収録されているわけですが、マニアの検証によるとどうやら『B』のテイクがベースになっているようです。『C』『D』が登場した後も、あくまで「公式作品の大元」なのは『B』。これこそ海外コレクターを中心に人気が高まり続けているポイントなのです。

 オフィシャル最終版でもニューヨークMIX/ロサンゼルスMIXで異なっていた『RISING』。ラフミックスでも様々なバージョンが生まれました。本作はそんな中で入手しづらく、特に人気の高い『B』を復刻したプレス2CDなのです。マスター・カセットの限界から新たなトランスファーは望めないわけですが、だからこそ現在に至るまでのトランスファーはコンプリートしたい……そんなコレクター心理に応える復刻リリース。どうぞ、永久保存プレスCDでご堪能ください。

★『RISING ROUGH MIX』のプレミア・バージョンがリニューアル・アートワークで復刻リリース。公式デラエディにも採用された2003年トランスファー版で、発掘間もないマスター鮮度とプレス化前提だからこそのプロ仕様機材による精度を両立。無加工の「Direct Master Version」と、パワフルに磨き込まれた「Digitally Remastered Version」の2種を収録した人気盤の限定復刻です。


TOWER of BABEL
World Tour Rehearsals May 1976

DISC 1
01. Mistreated Take1
02. Mistreated Take2
03. Mistreated Take3
04. Mistreated Take4
05. Mistreated Take5
06. Mistreated Take6
07. Mistreated Take7
08. Mistreated Take8
09. Mistreated Take9
10. Kill The King Take1
11. Kill The King Take2
12. Kill The King Take3
13. Kill The King Take4
14. Kill The King Take5
15. Kill The King Take6
16. Kill The King Take 7(Complete)
17. Man On The Silver Mountain

DISC 2
01. Keyboard Solo
02. Stargazer Take1(Complete)
03. Stargazer Take2
04. Stargazer Take3
05. Stargazer Take4
06. A Light In The Black(Complete)
07. Still I'm Sad
08. Drum Solo
09. Live Footage And Interviews (From 1976 Promotion Film)
STUDIO SESSIONS & REHEARSALS, PREVIOUSLY UNRELEASED
DISC 3
01. Blackmore, Dio - Man On The Silver Mountain
02. Blackmore, Dio - Catch The Rainbow
03. Blackmore, Dio - Still I'm Sad
04. Blackmore, Dio - Sixteenth Century Greensleeves
(Blackmore's Rainbow Radio Special)
【レビュー】
 本作品は、1976年ワールドツアーに向けてのリハーサル音源です。1976年5月頃に行なわれた音源の様です。複数のテイクで成り立っており、どの様にしてライブの進行が行われて来たか、その状況が分かる作品になっています。
 演奏しては中断、いきなり中盤から演奏、バンドミーティングしている会話等が収録されていて、とても興味深い内容になっています。1976年USツアーに向けてのリハーサル音源と考えれば、最大のポイントは「A Light In The Black」の演奏が生演奏をモニターSBD録音で聴けることに尽きます。そういう意味では、この作品は大変貴重な作品と言えます。CDに収納用のペーパーボックスには、「バベルの塔」が描かれており、内袋も同一絵柄で3色入っています。古典的な絵の入った興味深々な(?)ピクチャーディスク。作品的にはかなりマニア向けですが、研究材料としての史料価値は高い作品です。

DISC1について

 Mistreated(Take1-9)
 Take1では、Blackmoreがイントロのリフをちょっと弾いて辞めてしまいます。脇でBainとDioが後半部のコーラスの打ち合わせしている声が聞き取れます。
 Take2では、イントロから演奏初めて1コーラスをDioが歌い始めるが、Blackmoreの演奏がうまくいかなかった様子で演奏中断してしまいます。
 Take3では、Take2で中断したところからDioが歌い直し、最後まで演奏していきます。この時のBlackmoreのギターのリフには荒々しさは無く、逆に丁寧に演奏しています。
 Take4では、Mistreatedの後半部の競争曲からいきなりPowellのドラミングで始まります。凄まじいBlackmoreギターのリフとPowellパンチのあるドラミング演奏が魅力的です。
 Take5では、短い時間のトラックですが、Take4と同様のパターンから再度演奏が始まります。
 Take6では、Powellのドラミングに最後のキメがうまくいかない様子でTake7、Take8、Take9(Careyのキーボードから初まり)で何度もやり直しています。 残念ながらMistreatedをフルに演奏しているテイクがありません。しかし、モニターからの録音の様なので聞きやすい音質です。

 Kill The King(Take1-7)
 曲は大体出来上がっていることが分かりますが、まだこの時点で6連のキメは出来ていません。
 Take1では、いきなりBlackmoreの激しいギターソロから始まります。DEEP PURPLEのMk3のライブで聞けるHighway Starの様なBlackmoreのギターのリフに似ています(私だけがそう思っていたりして…)。演奏自体は、完成段階に至っていない様です。しかしながら素晴らしい迫力のある演奏です。
 Take2では、Kill The Kingを頭から聴けます。当時はKill The Kingの仮題曲がGetawayであることから「Kill The King♪」の歌詞が「Getaway♪」と歌っています。この現段階でプロトタイプであることが分かります。Dioが1コーラスを歌い終わるとBlackmoreのギターソロになり、ガンガンプレイしていていますが、2コーラスの入る前に戻るところでCareyのキーボードの演奏にミスった様で、演奏が滅茶苦茶になってしまっている様子も分かります。このテイクでは、取り合えず最後まで演奏しています。
 Take3では、PowellのカウントでKill The Kingの中盤のソロから始まります。ここでもCareyのキーボード演奏にミスっているのがわかります。中途半端な状態で演奏が終わり、ソロ演奏からDioのボーカルに無事に戻っているので安心して聞けます。その後バンドミーティングを行っている様子が聞き取れます。
 Take4では、再度間奏部にあるBlackmoreのギターソロから演奏が始まります。Dioのボーカルがとても辛そうに歌っています。
 Take5では、最後のキメが決まらない様子でBlackmoreが何度も同じフレーズを弾いています。とても悩んでいるようにも聞こえます。
 Take6では、Take4の同じ間奏部から始まり、最後まで演奏しますが、どうしても最後のキメの部分が納得いかない様子で演奏に四苦八苦している感じが伺えます。何度もメンバー間でバンドミーティングしています。
 Take7では、Over The Rainbow〜Kill The Kingをフル演奏で聞くことができます。取り合えずまともな演奏で聞けます(笑)。

 Man On The Silver Mountain
 終盤の演奏のみ収録されています。

DISC2について
 Keyboard Solo(Stargazer Take1)
 Careyのキーボードソロから始まります。殆ど1976年のUSツアーで聞けるキーボードソロと変わりません。それからStargazerへと繋がっていきます。
 Stargazer Take1では、Dioのボーカルに関して聞くとライブで聞けるメリハリのある歌声が所々でしか聞けません。相当声域をセーブして歌い上げています。演奏自体はこれと言って変わりは無く、逆にかなり丁寧に演奏をこなしている様に感じられます。但し、このテイクのみ完全演奏しています。CareyのキーボードパートとBlackmoreのギターのリフに不満があった様で演奏が終わるとチューニングしたり、繰り返しリフを弾いたりしています。
 Stargazer(Take2-4)
 Take2では、間奏部の最後の方から演奏が始まり、20秒程度で中断してしまいます。
 Take3では、Take2と同様で数秒で演奏が中断します。
 Take4では、Take2とTake3と同じ間奏部から再三と演奏が始まります。相変わらずDioのボーカルは声域をセーブして歌っています。取り合えず最後まで演奏し、次のテイク(A Light In The Black)へと引き継いでいきます。

 A Light In The Black
 唯一のA Light In The Blackのリハーサルテイクです。StargazerでCareyのキーボードの余韻を残しながらPowellの凄まじい2ビートに引きずられる様にA Light In The Blackへと導きながら演奏が始まります。これは1976年のUSツアーで聞ける内容と殆ど同じ演奏法と言えます。リハーサルとは言え、SBDによる凄まじい演奏を聞けるだけでも、このブートレッグの価値は非常に高いです。但し、このテイクの終わり50秒前から次のテイク(Still I'm Sad)に繋がってしまっています。

 Still I'm Sad(Drum Solo)
 このテイクで聞けるBlackmoreのギターはライブで聞いているだけに相変わらず、激しいくもあり、哀愁を漂う演奏をしています。そしてPowellのドラムソロへとテイクが変わります。リハとは思えない手を抜いていないPowellのドラムソロは圧巻です。殆どライブ通りの展開です。残念なことに1812が始まったところでフェイド・アウトしてしまいます。最後まで収録して欲しかったよ〜っ!

 Live Footage And Interviews (From 1976 Promotion Film)が収録されていますが、ブートビデオで存在している15分程度の「Ronnie's Film」からダイレクトに音源だけを落したものです。

DISC3について
 Ritchie BlackmoreとRonnie James Dioの二人だけのインタビューものです。英語で話しているためはっきりしたコメントは出来ませんが、1stアルバムのエピソードを話しているのではないかと…恐らくラジオ放送用のインタビューを収録したものだと思われます。