2008年9月21日

いつもの渓へ

大きなヤマメ

昨夜は早く寝たので、暗い内に目が覚めてしまいます。キャンプ場にも他の釣り人も来場されているようです。カレーを温め朝食を摂ることにします。早々に出発です。

先日、みんなでつり上がった部分をもっと上流までつり上がることにします。

水量は、昨日とあまり変わりないようです。昨日と比べると流れが大きいので少しだけ釣りやすい気がします。でも釣れません。先日、少し小さなやまめを釣った小さな流れも、少年が少し大きなやまめを釣った淵も釣れません。

大きなヤマメ

渓魚は反応してくれるようになってきました。あとは、合わせの問題のようです。ラインの置き場所を修正する必要があるようです。

大きな淵に慎重に毛鈎を放り込みます、毛鈎もうまい具合に流れているようです。小さな反応があったのっで軽く合わせると、ねっとりした感触です。以前感じたことがある感触です。そういえば竿が大ききしなります。あわててランディングネットをつかみます、焦ります。ネットに誘い込むとネットから尾鰭がでています。

久しぶりに、大きなヤマメが釣れます側線が赤く染まっています、毛鈎もうまい具合に刺さっています。

つれだします

とても小さなヤマメ

うまくいったので、調子に乗って瀬を流します。水しぶきを上げて渓魚が反応してくれます。渓魚が飛んできます。手のひらに乗るとても小さなやまめがつれます。

毛鈎はうまい具合に刺さっていますが、毛鈎が大きすぎるのか、渓魚が小さすぎるのか、危うく眼球に刺さるところでした。

かなりうまい具合に行くようになります。小さなやまめが釣れ出します。

でも、一番いい所に小さなやまめがいるということは、大きなヤマメはいない、ということに気が付きます。

最終地点へ

大きなヤマメ

小さなやまめが釣れているので、合わせを一層軽くします。それなりに釣れてくれるので退屈もしないまま最終地点が近づいてきます。

大きなヤマメは、望めないなかなと思いつつ、大きな淵に毛鈎を放り込みます。

プチュ、と小さな反応があったので軽く合わせると、竿が大きくしなります。のってりとした抵抗をしています。一段したまで誘導しネットに誘い込みます。

先ほどと変わらぬくらいの大きなヤマメです。

毛鈎が口の奥に刺さっています。鰓まで到達していないので毛鈎を外すと、大量出血してしまいます。鰓蓋から血が噴き出します。あっという間に弱って逝ってしまいます。

鹿川キャンプ場へ

夕焼けの釣鐘山

西本さんがセゴシを食べたいと言ってました、まだお昼にもなっていませんが鹿川キャンプ場へ戻ることにします。

キャンプ場へ戻ると管理棟は不在のようです。カレーを温め昼食を摂ることにします。渓魚が傷まぬよう、流水につけておくことにします。

いつもと違い、朝早くから真剣に釣りをしていました。慣れないことをしたためか疲れてしまいます。ちょっと一休みと横になると夕方になっていました。

西本さんの奈須さんでセゴシで一杯やるか、とのお誘いを快く受けます。気が付くと、釣鐘山が、黄金色の光を放っています。

ゆうやけこやけ

夕焼けの釣鐘山

上鹿川は、夕焼けに染まっています。なぜ秋になるとやまめが赤く染まるのかが解ったような気がします。

西本さんに後れを取りますが、写真を撮りながら奈須商店へ下っていきます。携帯電話のカメラや、防水カメラでどんどん撮ります。

空の色や、村の色や、川の色が変化していきます。やっぱり、やまめは夕焼けに染まり赤くなるのだと確信を持ちます。

うす暗くなったので、撮影を終了し西本さんの後を追うことにします。

奈須商店に到着します

夕焼けの釣鐘山

西本さんとセゴシで一杯です、すっかり日が落ちます。

西本さんとセゴシで二杯です、外は真っ暗です。

西本さんとセゴシで三杯です、大将とヨウコさんが店じまいを始めます。

西本さんとセゴシで四杯です、大将とヨウコさんがあきれています。鹿川キャンプ場へ戻ることにします

鹿川キャンプ場へ戻り、明日の予定を考えカレーを温め夕食を摂ることにします。

宇宙は確実に時を進めます。人間は都合で時間を止めてしまうようです。