2005年06月05日

今年は、実家の梅の古木がたくさん実を付けました。昨日、母親が拾うのが大変だとブツクサこぼします。朝から、山へ上ろうと思っていましたが、お抱え庭師ですのでしかたありません。朝から、はしごに登る羽目になります。

山へ向け出発です

宮崎県上鹿川や福岡市近郊でのフライフィッシング。とても小さなヤマメ。

庭師の仕事が終わり、山へ向けて出発です。峠を超えると目的の山が見えてきます。山は、今日の目的の場所あたりがガスに覆われています。今日の天気は晴の予想でしたが、外れたようです。登山口に到着すると、肌寒く車も止まっていません、予想が大きく外れます。

雨に降られたら嫌だなと、躊躇しますが意を決して出発です。流れにはいると水がまったくありません。所々伏流になっています。釣り人は誰もいないようです、そこら中に蜘蛛の巣が張っています。でも、まったくつれません。何年か前とても大きな渓魚をバラした大岩のそばに何度か毛鈎を流すととてもちっさなヤマメがつれます。この渓で久々のヤマメです。まだ自然に繁殖しているようです、ホッとします。

白い花の渓でフライフィッシング

宮崎県上鹿川や福岡市近郊でのフライフィッシング。流れに浮かぶ白い花。

とても水が少ないので、普段はドライフライではつりにならぬような滝壺も何とかなりそうです、そこら中に毛鈎を放り込みます。でも、つれません。ふと、見上げると、野バラが、ハッとするほど白くて大きな花を咲かせています。

最後の堰堤をのっこし、2段ほど上った小さな淵で、また少し小さなヤマメがつれます。今日はヤマメがつれるようです。

渓いっぱいに白い花が浮かんでいます。こんなにすてきな渓を独り占めできる幸せに感激です。

山法師のあるプール

宮崎県上鹿川や福岡市近郊でのフライフィッシング。山法師

今日の目的は、お気に入りの山法師がある小さなプールです。山法師は白い花を付けているのでしょうか、ペースが速くなります。

この山法師は、決して大きな木ではないのですが初夏になると暗い渓にひっそりと白い花を付けるところが気に入っています。実際は花ではなく苞だそうですが、はじめは淡い緑色をしています、でも季節が進むとだんだんと白くなっていきます。

梅雨前には、白い花が初夏の渓にとてもあでやかに咲き誇ります。ただ、山法師が白くなると、嫌なこともあります。それは、沢登りシーズンの到来でもあるのです。

今日は、まだほんのりと緑色をしています、沢登りシーズンまではもう少しだけ時間があるようです。一安心です。

中食を摂ることにします

渓魚はまったくつれませんが、とても幸せな気分で渓を上ります。いつの間にか源流域に到着です。時間は午後4時を過ぎた程度です、後2時間程度つりができるでしょう。少し安心するとおなかが空いていることに気が付きます。コンビニで仕入れたカレーパンにするかカップヌルヌルにするか河原に座り込み思案します、お湯を沸かすのが面倒なのでカレーパンに決定です。

源流域でのフライフィッシング

宮崎県上鹿川や福岡市近郊でのフライフィッシング。??!!!。

天候のせいか、辺りは薄暗くなってきます。少々不安になりますが、出発する時から今日は暗くなるまでつることに決めていたのを思い出します。

源流部は、あまり減水していません。また、予想が外れます。それじゃ、大きな??!!!をつるぞと欲がでます。丹念につり上がりますが、まったくつれません。

深みがあるプールでやっと少し小さな??!!!がつれます。渓の水量が少なく流れにゴミが溜まっているからか、少し色が濃いようです。最終地点まで上りつきました。今日一日の幸せを、山の神様と、森の神様と、川の神様と、白い花に感謝し薄暗くなった山を下ることにします。

花より団子。カップヌルヌルよりカレーパン。