雨の渓へ

今日は雨なので、福岡市近郊の渓へフライフィッシングに出かけることにします。震災後、後かたづけを献身的に援助してもらった友人を誘い、甥っ子から借りている軽トラに乗って出かけます。峠を越えて、昨年一度だけ入った流れへ向かいます。

友人は、今年始めてのフライフィッシングです、お礼の気持ちを込めて今日の流れは彼にまかせることにします。堰堤下のプールに友人が毛鈎を放り込むと、浅い流れから少し大きなヤマメが姿をだしてくれます。でも、いつものようにタイミングが合いません。また、同じ流れに毛鈎を放り込むと、同じくらいのヤマメが姿を見せてくれますが、同じようにタイミングが合いません。

友人今年最初のヤマメ

そんなことを何度かやっていると、とても小さなヤマメが釣れます。堰堤で高みの見物をしていたので急いで彼のもとへ行ったのですが、すでにリリースされていました。荒れた道を軽トラで上ったり下りたりしながら、つりをしましたが辺りも暗くなってきたので、すぐそばに海の見える渓から帰宅することにしました。

天災は忘れた頃にやってくる。でも今度のような大地震は、福岡の人は誰も知りません、だから決して忘れてはいけません。