2004年05月04日

鹿川へ

上鹿川・フライフィッシング

連休だというのに、昨日から罰当番をしています。気が付くと夜が明けていました。ボーとした状態で都市高速をのんびり走行し帰宅することにしました。でも、雨がいい感じで降っています。福岡の藤の花も散ったので、上鹿川は藤が満開になっているはずです、渓魚が元気になっているはずです。車のスピードが突然速くなりました。

帰宅して寝ることにします、でも午前8時には目が覚めてしまいました。今日は連休です、みんなを誘って釣りに行かなければなりません。やま爺や甥っ子に迷惑メールを打ちます。きっと誰かがだまされるはずです。

思惑どおり暇をもてあましている年寄りから返信があります。眠気覚ましのシャワーを浴び、工房を急襲します。でも、工房に着く前に落とし物がありました、釣り道具が道ばたにおちています、車を止めてあたりを見回すと遠くでやま爺が手を振っています、罠にはまってしまいました。

早くつければ小一時間ぐらい釣りが出来るはずです、高速にのり、そこら中の車を追い越します。高速を下りると前にのんびり走行の車が走っています、追い越しても、追い越しても走っています。そうです、今日は国民の休日です、国民はのんびりしなければなりません。のんびり走行にシフトダウンします、睡魔がシフトアップします、何とか無事に上鹿川に到着しました。奈須商店の前に止まっている車の中で、マッちゃんの旦那も熟睡しています。

奈須商店で、買い物です、今晩と明日のことを考えなければなりません、でも明日のことはどうなるか解りません。上鹿川キャンプ場に到着です、樋口さんが笑顔で歓迎してくれます。今年も、管理人をしていただけるそうです、一安心です。

夕食をすませ明日の予定を立てます。前回の反省から、目覚ましを何度もテストします、とても大きな音が出るので大丈夫でしょう。でも、明日の朝ちゃんと働いてくれるかは明日の朝しか解りません。興奮しているのか、それとも年なのかはっきりしませんが夜中に目が覚めてしまいます。予定よりだいぶ早いので、外に出てみます、月が半分以上欠けています、明日に災いが起こらぬようお祈りをして床に入ります。

2004年05月05日

朝です、目覚ましより早起きし目覚ましを起こします。朝食はバケットのトーストに、ベーコン、チキンローストほうれん草添え、レギュラーコーヒー。まるでフランスの朝です、ついでにフレンチサンドもこさえます。

今日は渓を1本釣り上がることにします、やま爺となら午前中で終わるはずです。午後のことはそれから考えることにします。準備は昨夜しています、再度チェックしザックのポケットに差し込んだランディングネットを落とさぬようカラビナで固定します、準備万端、用意周到です。

今日は、勝負をすることにし勢いよく渓に下ります、ロッドを振ります。でも、渓魚はとても神経質です、昨日の足跡がそこら中にあります。お互いに何とかヤマメを釣ります、お互いを意識していました。渓魚が反応します、スレでまた釣れます、0.5ポイント私がリードです。

上鹿川・フライフィッシング

やま爺が一段上を釣っています、滝の向こう側の小さなスポットが気になります、お得意の「重箱の隅釣法」で何度か毛鉤を放り込むとヤマメが飛び出してくれます。

ロッドをとおしてもはっきりと解る少し大きなヤマメのようです、ランディングネットに誘い込むべきでしょう。でも、ネットが取れません、出発する時にカラビナで固定していました、やま爺にネットを拝借するしかないようです、「ネットをかしてー」大声をだすしかありません。

上鹿川・フライフィッシング

そうこうしていると、渓に日が差し込みます気温がぐんぐん上昇し、虫たちがいっぱい飛び始めます、ヤマメが釣れ始めます。一段ごとにヤマメが釣れます、そのうちどれだけ釣ったか解らなくなります、勝負はお預けです。

気が付くとあたりの木々に山藤が満開です、新緑の中に埋もれています、ウェイダーなんか無くても寒くありません。渓の流れが肌にとても快く染みていきます。

おなかがすいてきたので、中食にします、至福の時間が流れていきます、お互い幸せな顔で世間話をします。2時間もしないのにかなり釣り上がっていました。ヤマメのサイズや数なんかどうでも良くなっています、お互いに、お互いのロッドが曲がるのがとても幸せに思えるようです。後少しで終了点でしょう、もう少しだけ幸せ者になることにします。

上鹿川・フライフィッシング

予定の時間で終了点までやってきます。大きなプールに初夏の日が差し込んでいます。水はかなり少ないのですが、ヤマメたちがのんびりライズしています。こんなに多くのヤマメがのんびりとしていると、何をしに来たか忘れてしまいます。

山の神様と川の神様に、後少しだけ幸せ者になるお許しを請うことにします。最初はやま爺が流れだしのヤマメを釣ることにしますがヤマメはどこかに行ってしまいます。慎重にラインを延ばし流れの真ん中のヤマメを釣り上げます。今度は私が流れの隅からデブっちょのヤマメを釣り上げます。今日はこれでおしまいです。

幸せ者二人で流れから上がりキャンプ場にご帰還です。昼食を摂り、午後の渓を決定します。奈須商店に空き瓶を返却し、次の渓へ向かいます。大きな渓魚を見つけましたが、もっと大きな滝と深い淵にやる気がなくなります、下流へ向かうことにしますが、まったく釣れません。また、渓を替えますがとても釣りをする気になれません。

気が付くと5時を過ぎています、高速の渋滞も少しは緩和しているでしょう、帰宅することにします。国道でとろとろ走行の車に何度も捕まりながらやっと高速に乗ります。所々で団子状態になりますがいつもと変わらぬ時間で福岡に到着しました。なんと幸せな連休です。

何事も準備万端、用意周到が肝心です。でも、石橋は叩きすぎると壊れて渡れなくなります。