エイキチの日々

奈須エイキチの思いで

上仮眠中のエイキチ

奈須エイキチくんは、宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折及び宮崎県東臼杵郡北方町大字申の2郡2町に及ぶ広大な範囲の上鹿川地域を日夜パトロール(パトロールの範囲は、「今村地区」で彼と会ったことがないため、その範囲は「西の内地区」「東の内地区」にまたがると思われる)し、日々刻々と変わる情勢に対応し上鹿川地区の安全保障のため奮闘していました。

疲れ気味だった頃

昨年(2003)は大将が病気のため、ヨウコさんとマツちゃんが仕入れや配達や店番をしています。でも、2人だけに任せていくわけにもいかず、店番やお客様の相手もし疲労困憊の様子でした。

バアちゃんが亡くなった時

以前は、お店のサカナをねらう猫を追いかけ店の周りをかけまわっていましたが、最近あまり猫の相手はしなくなりました。こんな、勇猛果敢なエイキチくんですがバアちゃんが亡くなった時など1週間も食事がのどに通らなくなったとても優しいヤツでした。彼のゆめが、バアちゃんとの想い出か上鹿川の安全保障の事かは不明ですが、お店でバアちゃんがよく腰掛けていたいすのそばで仮眠をとっていました。

エイキチの最期

仮眠中のエイキチ

奈須エイキチ君が、今年(2004)2月に永眠しました。奈須商店の駐車場でうずくまっていたそうで、手当のかいもなくそのまま逝ってしまったそうです。今でも、上鹿川を訪れるとどこからかひょっくり現れてくるような気がしてなりません。