紅葉まつり

上鹿川紅葉まつり

先日、差出人が記載されていないあやしい手紙が配達されてきました。あて先は、確かに私へのものです。日頃の行いが悪いので誰かに恨みをもたれたのかもしれません、白い粉や鋭い刃物や高性能爆弾が仕掛けられているかもしれません。家族に離れるよう指示し意を決して開封します。

「紅葉まつり」と大きく印刷してあります、ホット胸をなで下ろします。職場の同僚を誘い上鹿川キャンプ場へ出かけることにします。

朝早くキャンプ場に到着です、予約していた国見の間で仮眠をとることにします。

明るくなると、管理棟の前に大勢の人が集まってきます。一体何があったのか偵察することにします。上鹿川の方々が紅葉まつりの準備に集まってこられていました。こんな大勢の地元の方を一度に見るのは久しぶりです。みんななんだかとても楽しそうです。

明日の天気が心配ですが、準備を始めることになったようです。

広場に、神楽の舞台や、物産販売のテント、座敷やテーブルを用意します。明日は、バス４台に分乗した団体がやってくるそうです。

ジャングルジムに、立派な竹を立て掛け万国旗を掲げます。だんだんお祭りの華やいだ空気が流れ出します。神楽の舞台には、天岩戸も飾られます、なんだかワクワクしてきます。

準備が済むと、明日の予行練習です。

焼き肉のコンロがうまくいくか、焼酎は腐ってないか、大変なことになっています。

捕まっては大変です、同僚と紅葉狩りへ行くことにします。

昨日とうって変わり、抜けんばかりの日本晴れです。お祭り気分が盛り上がっていきます。

今日は、昨夜北方町の民宿に宿泊された方たちが第一陣としてバス２台に分乗し上鹿川キャンプ場へ訪れるそうです。その後、日帰りの方たちがバス２台でやってくるそうです。総勢８０人くらいだそうです。

子ども神楽が２回奉納され、屋台では「団子汁」「特産品販売」「焼き肉」「焼き鳥」当然「かっぽ酒」等が用意されているそうです。私の好きな、「団子」も準備されています。

バスが着く前からたくさんの方たちが三々五々おみえになります、みんな笑顔です。

それぞれ思い思いに、食事をされたり青空と紅葉を愛でたり焼酎を飲んだり幸せそうです。

私も、団子に蜂蜜に春菊、それから樋口さんが生産された水菜を購入します。

即売所のおじさんの顔が少し曇っています、思うように売れないそうです。品物は折り紙付きなのですが、展示方法や商品管理に問題があるようです。街の人たちは、品質を外見でしか判断しないようです。生産者がものを売るのはとても難しいようです。

ダイジェスト版の2005年上鹿川紅葉まつりアルバムもご覧ください