さ行



罪業 苦しみを招く行為 五逆、十悪
沙汰する 話し合う
さもありぬらん いかにも身分が高いのだろう
三従 女性は、幼くして親に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従うべきだという考え。


しかしかと しっかりと
十方衆生 十方の命あるもの。十方は、東西南北に、南東、北西等を加えた八方、更に、上下二方を加えて十方と数える。あらゆる世界という意味。
十悪 体、口、心がつくる十の悪業
住正定聚 往生が定まり、必ず悟りを開くことができる者達(正定聚)の仲間になる
執する こだわる
住不退転 元に戻ることのない(不退転)状態にある
殊勝 特に優れていること
宿縁 過去世で結んだ因縁
順次生 現在の生が終わって次に受ける生
聖人 親鸞聖人のこと
諸行 阿弥陀如来の勧められた本願の念仏(他力)以外のすべての修行
神通方便 自由自在な力によって衆生を済度する手だて
信力 信心の力


すなどり


世々生々 幾度となく生まれ変わる間
切諌 厳しく戒めること 切は説とも書く
摂取不捨 摂(おさ)めとって捨てない
闡提 仏となる因(たね)のない者
善導 中国における浄土教の大成者。七高僧の五祖


雑行正行 正しい修行(正行)以外を、雑行という。親鸞は、阿弥陀仏(他力)によって修行は完成している(衆生に修行の必要なし)と考えた。
即得往生住不退転 即ち往生を得て不退転(の位)に住す。不退転の位とは、最低レベルの菩薩の位