親鸞聖人 ご消息(手紙)

最低山極悪寺 珍宝院釈法伝 謹写


二十二

 いやをんなのこと、文書きてまゐらせられ候ふなり。いまだ居所もなくて、わびゐて候ふなり、あさましくあさましく、もてあつかひて、いかにすべしともなくて候ふなり。あなかしこ。
  三月二十八日   (花押)
 わうごぜんへ    しんらん

ホームページへ戻る