「帰還の挨拶」
数々の苦難を乗り越え、帰ってきました地球圏!
七雲隊のいない間になにがあったか知らないが、大手を振って歩き回る諸勢力の輩共に、真の強者とは何者かということを、思い知らせねばならないようだなあ!
チョーシくれてた奴等はまとめて宇宙の塵にしてくれるわ。ダイターン3参加で勢いに乗る七雲機動部隊、大地に立つ!
「汚い手を使う奴等は、それ以上のド汚い手で叩きつぶす」――ウルフィーナ
これにて帰還の挨拶。
第四拾弐話「父よ地球は近い」
〜前説〜
「ナの国の女王、エレです。んっがんっぐん。
……早かったですか? そうですか。すみません。
さて、前面の最後で三つの部隊に分かれた私たちですが、ゴラオン隊は地球へ降下して敵対勢力の排除殲滅を行うことになりました。
……説得でしたか? そうですか。すみません。
その大気圏突入を目前にして、超電磁ロボボルテス5番の敵、プリンス・ハイネル達が攻めてきたのです。
……超電磁マシーンの方でしたか? そうですか。すみません。
ちなみにあの、お二つのロボットの差というとなんなのでしょうか。
……聞いてはいけませんでしたか? そうですか。すみません。
そんなわけで今回は超電磁がらみのお話です。この二体はセットで扱われることが多いので覚えやすくて良いですね。
……セットは禁句でしたか? そうですか。すみません。
でも明らかにキャラ被って(妨害超電磁)」
〜状況〜
地球降下を開始したその時、ボアザン星人が攻めてきた!
というか正確には、さらわれていた剛健太郎博士が脱走して、超電磁兵器が利かないという三十五話で登場した敵の鎧獣士に勝てるようになるギミックを届けてくれたのですね。
しかし、その超電磁荷重砲とかいう武器のデータこそ届いたものの、博士はまたさらわれ直してしまったのでした。そんな状況ですのでボアザン軍との戦闘が始まります。
〜作戦開始〜
スカールークといういかにもスパロボの敵系の、でかくて堅くて大味な攻撃力を誇る戦艦二隻にハイネルと敵の将軍ジャンギャルが乗っていて、その前に例の鎧獣士が二体。鎧獣士には超電磁兵器が利かないので手を出すな、というけれど、だったら普通の武器で殴るよ。
あと雑魚もちょっといたけれど、この辺はあっさり掃討。さあ殴るぞ! というわけで鎧獣士をとりあえずダイターンで殴ってみると……。利かねえ。
そうか。スパロボ舐めてたぜ。どんな攻撃も利かないのね……。イベントなのね……。
仕方ないのでハイネル達ボス組を殴る。幸運かけて撃沈二隻。今まで戦っていた巨人達に比べると回避率が高くないというだけで本当にやりやすい。スーパーロボット系の攻撃が当たるしねえ。
で、ボアザン軍を撤退させると今度はコンバトラーの敵、キャンベル軍が攻めてきた。各個撃破されに来るなんてなんていいやつらなんだ……。
こっちも同じように、スーパー系は殴れば当たるしリアル系は殴られても避けるし、エヴァはATフィールドで万全だしとまあ、苦戦のしようもなく。さっさと撃退して御退散願ったのでした。
〜戦果〜
戦艦四隻撃沈でお金が入ってホクホク。すぐにダイターンの改造費に消えてしまうのだけれど、ダイターンを強くするのは気分がよいので万事問題なし。
ハイネルやガルーダは強化パーツも結構いいものを持っていて、この面でミノフスキークラフトや高性能レーダーが手に入ったのは嬉しかった。
〜次回予告〜
「やあみんな! 当てる、避けるの大魔神。スパロボ界のイチローことショウ=ザマだ。
前回の選択肢、EVAシナリオが見たくて地上編を選択した不届きものの諸君に朗報だ! 次回もこのショウ=ザマとビルバインのコンビが暴れまくるぞ! 腐れオタクは闇に滅せよ!
次回、スーパーロボット大戦α、『静止した闇の中で』。
いっけぇー俺様! はいぷぁおぉら斬りだぁあ!」
第四拾参話「静止した闇の中で」
〜前説〜
「よう。俺だ。加持リョウジ。よろしくな。
いやはや。まさか冥王星まで飛ばされるとは思ってもいなかったが、なんとか地球に帰ってくることができてまずは一安心。うまいもんでも食って、本番前にしばしの休息を……。
と、思っていたんだがね。第三新東京市全体がなにものかの手によって停電させられてしまった。原作では俺がやったことになってたんだが、今回は違うぞ。
しかもこのタイミングで、第九の使徒襲来、ですか。混乱ここに極まれり、だな。
葛城達は大変だろうが、こんな機会は滅多にない。今のうちに、今作におけるNervの機密を探らせてもらいましょうか。
未遂のセカンド・インパクトから15年。そこでなにが起きていたのか、これからなにが起こるのか。
俺はそれを確かめたい。自分なりの答えを出す。君らもそれを見て、そして考えてくれ。
人類補完計画、その是非を問う時が近づいてきている」
〜状況〜
第九使徒マトリエル襲来! しかも第三新東京市の停電によりEVA系は出撃不可です。
つーてもゲーム的には使徒に対しわざわざEVAをぶつける有効性がそれほどないので、運用できるスーパーロボット系でサクサクとやってしまいましょう。
〜作戦開始〜
と、思ったら超電磁セットが基地に帰っているのでちょっと戦力が減ってましたね。それにしたってダイターン、ダンクーガ、ビルバインに一応Gロボまでいるわけですから、気力上げて熱血必殺技を叩き込んでとっとと勝ちましょう。
ちなみにEVAチームは原作と同じくまずは基地まで向かうことに忙しい模様。
「まったくもう! EVAシナリオなのになんで私たちの出番が遅いわけ!? 殺人剣士に任せっきりなんて、私のプライドが許さないわっ!」
「……でも、EVAシリーズは地上兵器だから、飛んでる敵は、苦手」
「ぐっ、ま、まあファーストの言うとおりだけれどね。だったらせめて使徒殲滅よ!」
「……でも、使徒には4000以上のダメージを与えないといけないから、「熱血」してるスーパー系の攻撃の方が、有効」
「ぐっ、ま、まあファーストの言うとおりだけれどね。ってじゃああたしらの存在意義はなによっ!」
「雑魚カベ」
「ぐっ……。ま、まあファーストの言うとおりだけれど……。ってシンジ! あんたもなんか喋りなさいよ!」
「あ。うん、ゴメン。……使徒って、なんだろう」
「はぁ? あんたなに言ってんのよ。敵よ、敵。使徒は倒すべき敵。これにて終了」
「でも、そんな簡単なものじゃないと思うんだ。どこから、何の目的のためにやって来るのか、僕たちは全然知らないじゃないか。作品的なこう、メッセージとか」
「……あんたバカぁ? 原作も劇場版も見たんでしょう? しかも主人公じゃない」
「うん……。でも、いまいちわからなかったんだ。結局、使徒って、EVAってなんだったんだろうって」
「作中人物が作中で悩むのやめなさいよね。だいたい、解釈ってのは」
「……解釈はいろいろあるわ。万人に共通の正解を求めるより、碇君が感じたことを正しいと信じることが大切だと思う」
「そりゃ僕だって、自分の考えを信じたいけれど、でも不安なんだ。間違っていたらどうしようって」
「なぁに言ってんだか。そんなことウジウジ考えてたら」
「碇君は、正解を見つけるまで動かないつもり? 立ち止まっていればなにかが解決するの? 踏み込まないでいることで守るものはなに?」
「本当のことを言うと僕は……、僕はいやなんだ。いろんな意味があるんじゃないかとか、ストーリーがどうまとまるんだろうとか、そういうこと楽しみにしていたら、一生懸命考えていたら、いきなり全部の伏線が張りっぱなしで終わってしまうんじゃないかって。そんな『F・完結編』みたいな形でEVAのストーリーが使われてるんじゃないかと思うと、もうスパロボに関わるとロクなことがないんじゃないかとか、そういうことしか考えらえないんだ!」
「大丈夫よ碇君。作っている会社も変わってるし、あんな半端なことはもうないから」
「綾波……」
「それにね、EVAの扱いがどうあれ、例え原作とは違った結果が待っているにしても、結局私たちは、私たちなりの答えを出して、そうして前に進んでいくしかないのだから」
「僕なりの、答え……。ありがとう綾波。少し気分が楽になったよ」
「そう。……よかったわね」
「はいはいはいはいハーイ! ヒロイン警報発令です! ちょっと聞きましょう諸兄。EVAのヒロインはだぁれ!? あたしのこと気がついてますか? オーイ!」
「なんだこのアマ」
「わからない。かわいそうな人」
「うがぁあああーっ!」
さて、そんなEVAチームを方っておいて本隊。マトリエルのところに辿り着いてテロテロと殴っているとバイストン・ウェル軍が侵攻してきました。
「ショウ! 今度こそ叩っ斬ってやるぜ!」
「ショウ=ザマ! 貴様を倒す!」
「トッド説得で熟練度+1〜」
『聞けよ!』
使徒はスーパー系で問題ないので、ビルバインを始めあと「必中」持ってるGロボ等をオーラバトラー殲滅に向かわせます。そうこうしているうちにグレートマジンガーが援軍に来たり、EVAチームが出撃したり。
バイストン・ウェル軍には今回戦艦もなかったし。オーラバトラーは避けるので戦闘が長引くことが多いのだけれど、「必中」がふんだんに使えれば耐久力は低いので結構簡単に落とせました。終了。
〜戦果〜
マトリエルは「幸運」かけて潰したら結構お金になったけれど、他はまあ。虫の持ってるお金なんてたかが知れてるし。
この面は、早い段階でマトリエルを倒せば熟練度が上がったのか。それこそEVAやグレートが来る前に殲滅、ってのは……、「加速」使わないと無理だったろうなあ。あー。精神コマンドケチってしまったかな。
でもまあ、知らなかったんだからしょうがないか。
〜次回予告〜
「ニーですー」
「キーンですー」
「二人合わせてー」
『倉庫番』
「……。」
「ニ、ニー様? え、ええとですね。次回はダンバインです。敵のジェリル=クチビさんがハイパー化してしまってですね、あの、大変なんですよ! 敵もオーラバトラーが多いですし、ダンバイン全盛の面になりそうです!」
「どうせ俺等出番ネーけどな」
「あうぅっ! じ、次回スーパーロボット大戦αは、『赤い髪の女』です」
「ボチューン改造してる人いる?」
「ニー様ぁっっ!」
第四拾四話「赤い髪の女」
〜前説〜
「ども。〆葉です。
それにしてもハイパー化ですよ。思い出すのは初めてスパロボをやった時でして、上田中さんにすすめられてかしてもらってSFC版第四次を遊んだわけですが。
その中で苦戦したマップトップスリーに入るのがジェリルのハイパー化する面でした。当時はホラ、気力のこととかあんまり考えてませんし力押しですしスパロボ系冷遇してましたから。
気力150で「分身」するジェリルを前にまー死屍累々累々。死んで死んで死んで死んで死にまくった覚えがあります。もーほとんどトラウマになってる感じのハイパー化。しかジェリル。
そんな嫌な面はとっとと抜けちまいたいんですが、敵が空飛んでるとハッキリ言って俺の円盤投げ二号はもーいるだけですね。この面でも役に立ちそうにありません。隅で呆けてます。
頼みの綱はダイターン! 万丈、君に決めたぁっ!」
〜状況〜
連邦軍極東基地の制圧を狙って攻め寄せるバイストン・ウェル軍ショット=ウェポン部隊。
ショットのスプリガン、ミュージィのププリィだかブブリィだか。それにジェリル、アレン、フェイのレプラカーン。あとは雑魚さん達がぽつぽつと。
しかしこの雑魚さん達も空飛んで機動性の高い上に気力105になるとオーラバリア張り始める虫けらさん達ですので、徒歩やビーム主体の機体ではちょっと苦戦でしょう。
とはいえチーム的にもスパロボ主体の強攻力押し戦力ですので、寄せ手にダイターンやダンクーガ、そして自軍虫けら部隊。押さえにEVA系。雑魚掃除にテキサス! メェァーック! という感じの布陣で行ってみましょうカー。
〜作戦開始〜
敵は洋上から攻め寄せてきますが、結構遠距離。この面は基地に踏み込まれると負けらしいので、なるべく遠方で迎撃しつつ数を減らした方が良かろう、と考え「加速」出来るユニットは加速しつつどんどん先へ出します。飛行ユニットはほぼすべて前へ出し、戦艦から遠くへ離れられないEVA系と行っても戦力にならない円盤二号を含む地上ユニットプラスゴラオンで拠点防衛。
虫けらは意外に回避が高くてうざいのでGロボとテキサスマックで「必中」しながらプチプチと潰していく。因みに、我が軍のテキサスマックはエースの上にミンメイ人形を積んでいるので試合開始時点からテキサスハンマーが使用可能。これで叩いて叩いて叩きまくります。
敵さんが一心不乱に基地を目指すせいか攻撃してきてくれないので反撃で数を減らすことが出来ずちょっと慌てる。結局、一部の強攻ユニットを除いた全メンバーで雑魚狩り。途中援軍で参上してくれたガラリア=ニャムヒーさんを含んだ自軍虫けら部隊が結構活躍してくれる。
とにかく余裕のあるうちにジェリルを潰しておこうということで、ショウのハイパーオーラ切りでレプラカーンをさっくり落とし、ハイパー化後になってもらう。毎度やっかいなのがこの時、ハイパー化した人は気力が150あるということ。綾波は結構使って育てていたつもりだったけれど「脱力」三回かけるほどには精神ポイントがなく、気力130=分身可の状態のジェリルと勝負しなければならなくなった。脳裏をよぎる嫌な記憶。
案の定「熱血」サン・アタックを分身される。反撃でダイターンは沈まないが、しかし空振りは痛い。
次、「熱血」断空砲命中! しかしこれは半端なダメージ。ちょうど三分の二削れなかったくらい、といういやーなかんじの残し方をしてしまった。
なんとかこのターンで落としたくて遠くから「加速」したGロボを呼んできて「必中」「熱血」パンチをしてもらったが、気力が低すぎて思ったようなダメージが行かない。これは失敗。そうか。ジェリルの気力が130某だから、少なくとも気力140クラスのユニットをぶち当てないとダメなんかぁー。というとこのターン、もう諦めて一ターン待つかぁ。
……あ。そういえば一人。
「ミーに任せなさぁーい。ゴートゥーヘール!!!」
鈍器炸裂。
「さすがだわ兄さん!」
やっぱり頼りになるなあ。テキサスハンマー最大改造しておいて良かった!
その後ブブリィだかププリィだかとスプリガンは増援でやってきたコン・バトラーとボルテスの活躍もあってあっさり撃沈。「幸運」で資金ももらいー。
途中首を突っ込んできたティターンズの部隊が「基地を明け渡せ」と言ってきたときに。
A.基地を明け渡す
B.基地を明け渡さない
という選択肢が出たけれど、これはノータイムでB。だってわしらの勝ちじゃし。
ヤザンチームをリーダーとした飛行モビルスーツ部隊は確かに戦いづらい相手なのだけれど、こっちには気力が上がりきった虫けらが何体もいたのでビーム効かず。あっさり返り討ちでした。
〜戦果〜
いわゆる、金を落とす敵をすべて「幸運」つきで潰すことが出来たのでそこそこ儲かった。虫けらあんまりお金持っていないけれど、まあしょうがない。
「基地を明け渡す」の方を選ぶと熟練度アップだったのか。なんでだろ。不利な戦いになるから、かなあ。でもあの状況で施設をくれてやるのもしゃくだし、いーやいーや。
しかし読み返してみるとこの面ほとんどネタ入れてないなー。それだけピリピリ勝ちに行ってたんだろう。ホントハイパー化は苦手だ。勝てて良かった。
〜次回予告〜
「……松代と早乙女研究所で、事故ぉ!?
……あ。シンジです。赤い大きなオーラバトラーをやっとのことで撃退し、超電磁セットも復帰して段々戦力が整ってきたところなのに、リョウさん達ゲッターチームの研究所が爆発したって……。
その上、編入配備予定だったEVA参号機の起動実験をしていた松代でも……。あそこにはミサト達さんがいるのに。
ミサトさん、リツコさん、リョウさん、ハヤトさん、野球男……。みんな大丈夫なんだろうか。
次回、スーパーロボット大戦α。『神か悪魔か』。
参号機のパイロットって、誰なんだろう……」
第四拾五話「神か悪魔か」
〜前説〜
「どもどもども。全国一億五千万のドモン=カッシュファンの皆さん! わしが浪速の鈴原トウジですー。
いやーしかし、わいらの地球も大ピンチってなもんで、マクロスが消えてもうた頃から話だけは聞いとったんですけれど、EVAの新型機が実践に投入されてるてなー。
まさかその参号機にわしが乗ることになるとは……。くぅーっ! すまんケンスケ! あんなにEVAに乗りたがってたのにのう……。よっしゃ! お前のぶんもわしが活躍して、宇宙人共にヤキ入れたるで!
てなわけでミサトさん、もうえー感じですよ。シンクロテストとやら、始めてしまってください。
……?
……あ。いまちょっ
〜状況〜
アメリカで建造中だったEVA四号機が機動実験中に基地ごと消滅。原因は不明。
泡を食った米国は、もう一台の建造中であった参号機を日本へ運び込み、Nervに機動実験を行わせることとする。パイロットの名は、鈴原トウジ。
長野県松代でその機動実験が行われていた頃、対宇宙人用決戦兵器「真・ゲッターロボ」の試用運転を行っていた早乙女研究所が謎の爆発事故を起こす。
調査に向かうゴラオン隊。
だが、早乙女研究所到着直前に凶報が入る。
松代での機動実験中、EVA参号機が暴走。早乙女研究所へ向けて移動を開始。それに伴い、特務機関Nervは緊急コードA-17を発令。ゴラオン隊を指揮下に置き、EVAシリーズのみによる使徒要撃を指令。
配備される初号機の中、碇シンジはまだ、参号機パイロットの名前を知らない……。
〜作戦開始〜
「よぉーし! トウジと参号機仲間にするぞぉっ!」
「……応」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。あの、上のヒキとか。「碇シンジはまだ参号機パイロットの名前を知らない……」とかいってめちゃめちゃ渋く始まってるじゃないですか。なんで今、そんなことを」
「うるせえ! αに参号機が出るっていうから情報集めてる途中、俺はうっかり「仲間になる」って記事をどこだかの情報掲示板で読んじまったんだよ! 先に情報得ちゃったの!」
「……インターネット。まさに魔の巣窟」
「そ、そんな現実全開の話……」
「フラグの条件としては、参号機の体力をある程度以下に減らしつつ撃墜せずにおけば、真・ゲッターが飛んできてあとはイベントで勝手に終わる。初号機はどうせ気力ゼロから始まるので毎ターン「ひらめき」つつ「熱血」もかけてそのへんに置いておけ。ダメージは綾波! 貴様の零号機で取れ!」
「……了解」
「そんな、やることまで決まってるなんて、そんなのもうゲームでもなんでも」
「うるせえっ! 貴様は初めの選択肢で
A.使徒と戦う
B.使徒と戦わない
ってのが出るから、さっさとAを選んであとは寝てろ!」
(横暴だぁ……)
『教官! 多津丘教官!』
「む。貴様は蒼龍アスカ二等兵、首尾はどうか」
『ハッ! 蒼龍アスカ、無事イベントバトルであっさりとバルディエルに撃墜されました。準備は万端であります!』
「うむ。よくやってくれた。スパロボにはありがちなこととはいえ、なにもできずに撤退させられるその気持ち、悔しさ全開であろう。貴様は今日から一等兵だ!」
『イエッサー!』
「違う。こんなのEVAじゃない」
「一々うるさいなあ」
「いいから。碇君」
「え? な、なに?」
「フラグ立てろ」
ではそのように終了。
〜戦果〜
参号機が仲間になるのはまだ先らしいけれど、フラグは立ったので良し。
真・ゲッターが参戦。これはまあ中核戦力なので、さっそくストナーサンシャインとエネルギーを金の続く限り改造。
〜次回予告〜
「どーもー。この世界ではエケセルこと、エクトメルセル、エクセルでーす。むかーしの日記でメガテンの話の時に出て以来なんだけれど、みんな覚えてるかな? そうそう。97年頃のヤツネー。
誰も・覚えて・ない? そう。
今回の話、何故使徒が早乙女研究所に向かっていたのかとか、ゲッター線がどうなったのかとか、詳しい話が知りたい人は設定資料集かなんかを読んでね。どうでも・よい。
そんなことより次の話では、やっと私の出番です。仲間になります。今さら。グルンガスト弐式をひっさげて。どれほど改造しても役に・立ちは・しない。おまけに乗り換え不可。なにをしろと・いうのか。
〆葉の円盤投げが、円盤投げ参号になることだけが救いの話です。まあ、リアル・系は・そんな・ものね。
次回、スーパーロボット大戦α。
『第三の力』
あなたも一緒に、パワー・ON!」
……ちなみにこれは「キャプテンパワー」という洋物吹き替えCGアニメの決めゼリフでね。
誰も・覚えて・ない? そう。