銀天盤 ○紅星 ○御殿


「南アタリア遥かなり」

 辿り着きたい 辿り着けない

 だけどいつか 辿り着いてる 私がいる(「夏子の酒」OPより) 


 ……。

 そんなふうにうまくいかないんだよネー……。


第弐拾五話「東京上空」

〜状況〜

 帰ってきました日本へ! 状況が読めないまま戦線復帰しようととにかく情報収集を試みるアーガマ。

 別動二チームの消息など聞きつつ、ソロモンで核が使われたと聞きつつ「また防げなかったんだろ? ガトーだし……」とやさぐれてみたりもし。

 そんな中、新宿にオーラマシン(ビルバイン)が出現したと聞き急いで回収に向かう。わけもわからずバイストン=ウェルから放り出された虫兵器所持者共を隔離政策するのだ。(ややウソ)

 だが時すでに遅し。新宿ではショウ=ザマとガラリア=ニャムヒーの戦闘が始まってしまっていたのだった!

 おまえらビルとか壊したら本気で叩き落とすからな。ロボで。

〜作戦開始〜

 ガラリア説得しようと思ったけど逃げられたー。

 かわりと言ってはアレだけれど、なんかマジンガー系の敵が出てきて町を壊してるのでアレを美味しくいただいて金にすることにします。グール大好き。

 はじめはショウ含めバイストン=ウェル組だけだったので「うっわ時間かかりそー」と思っていたけれどどんどん援軍が来るのでテキトーにやってても勝てました。

〜戦果〜

 えーと、記憶が確かならここでスーパー系チームと合流なんだよね。だから戦力大幅アップ。

 特にボルテス5とテキサスマックが嬉しい。昔から大好きテキサスマック。ボルテスは単純に初登場なので(俺新スパやってない)頑張ってもらいたい。

 合流部隊とかうろ覚えだけれど怒らないように。是非。


第弐拾六話「紅いエヴァンゲリオン」

〜状況〜

 いろいろあったけど(そういう言葉で片づけていいのか不明)とにかく合流できたので、そろそろ本格的に南アタリア島へ向かうことにした七雲機動部隊。

 その島って名前自体はずいぶんはじめから出てるけどやっと本格的に行軍だよ……。

 ついでにEVA弐号機もそっちに向かってるから合流しろと言われ、NervからEVA二体を受け取って出発するアーガマ。

 途中選択肢発生。EVA弐号機護衛艦隊との合流をどうするか。


「先に合流する」(熟練度プラスワン)

「このまま南アタリア島に向かってどっかで合流する」


 たしかこんな選択肢だったと思う。で、戦力は集中した方がいいに決まっているという純粋戦術的判断により弐号機との合流を優先することにする。

 決して一秒でも早くアスカが見たかったわけではありません。

 ……しかし、なんで先に戦力を整えた方が熟練度が上がるんだ?

 ところでそんなところへ使徒襲来です。まあ、洋上だし弐号機合流だしである程度予想してましたが、ガギエル。

〜作戦開始〜

 F・完結編では弐号機だけではとうてい倒しようのなかったガギエルですが、今回は原作通り弐号機にアスカとシンジが二人で乗ってるということで、二人分の精神コマンドが使える! これはいけるんちゃうかー……?

 そこで気合をかけるだけかけて、レイで脱力させてガギエルを弱らせ、熱血殺害ドス兵器で命、殺ったらぁーっ!

 二撃で殺害! イェイ!

 ……ん?


(♪ぺーろーりーらー ぺーろーりーらー 

 すっちゃかちゃかちゃか ちゃからっちゃっちゃ……)

 ビビビビびびびびびびびぃ……!


「敵援軍発生!」

「もっとかっこいい音だったと思うけどなー」

「(聞いていない)どうやら作戦行動を終えて宇宙に向かおうとしているジオンの部隊のようです! しかも隊長ランバ=ラル!」

「『蒼き巨星』か! 何に乗ってる?」

「思い出せません!」

「じゃあたいしたことないな! 後詰めは?」

「ザメルとザンジバル、あとはザコです」

「よぉーし! 美味しくいただいてこい!」

『百パーセント、YES!』

 
 そんなわけで全軍あげてちょっと遠くの島へ。敵にバーニィがいるので説得できるかとクリスも向かわせてみたり。

 敵軍は難なく倒せたんですが、バーニィの説得は出来ず。そしてこの面で面妖な事件発生。


「それにしてもリックドム2は地上では大したことないなー。謎の円盤兵器も良く当たるぜ」

「はっ! そんなビーム輪っかより、気力の上がりまくったこのEVA弐号機のシャインレッド・ゾーリンゲンナイフの方が切れ味抜群なんだから!」

(プログナイフだよ、アスカ……)

「今何か考えただろう固羅」

「ヴァ、う゛ぁーむくふへふ……」

「付き合ってられない……、零号機、行きます」

 水中から陸上のリックドム2をプログナイフで刺す零号機。


―ダメージ10―


『ダメージ10!?』

「バ、バグじゃないの? ほら、磯野もスパロボは良くバグるって」

「エルガイムで戦うと『ドガァアアァアァアッ!!!!』とかいうもの凄い爆音がしたあとBGMが止まるとかな」

「それはF・完結編だろ?」

「だいたいエルガイム出てないって今回」

『変なところに当たるなっ?』

「似てねえよ」

「ミーに任せなさーい」

「いや関係ないし君」

「そんなことよりダメージ10の謎を解こう」

「そだね。綾波の水中適応は?」

「A」

「じゃあ、EVAの水中適応が低いのか」

「A」

「気力が下がってるとか」

「107」

「敵に鉄壁」

「かかってない」

「リックドム2ってホバーだろ? 空中扱いでダメージが低いとか」

「空中は−になってる」

「そっか、空は飛べないか……」

「ラルさんわかる?」

「……純粋にパイロットの格闘戦能力が低く、ダメージが低かったという解釈はどうだろうか」

「じゃあ次のターン、そこの装甲の厚いザメル斬ってみろ。クランプの乗ってるヤツ」

「了解……」


―一撃破壊―


「ラルさんっ!」

「スマン。バグかと思う」

「バグかー」

「面白いもの見たねー」

「たれー」


 ……。

 えーと、面自体は宇宙から降りてきた別働隊合流援軍もあってあっさりクリア。

 まあ、面白かった。

〜戦果〜

 EVA三機。

 プラス宇宙から降りてきたF91やV2ガンダム。

 そして母艦がリーンホースJrに。

 早速ロベルトをV2ガンダムに乗せ替えー。彼気合持ってるから、戦闘開始と共に気合三回掛けで気力130。MAP光の翼に分身、だぜぃ! これは落ちないぞー……。

 ああ! 楽しい!


第弐拾七話「マシン展開」

〜状況〜

 戦力も充実した我々は、いよいよ南アタリア島に向かうことに! いーから早く着けよ!

 しかし! (またかい)しかし!

 南アタリア島付近に三隻のオーラシップ(バイストン=ウェルから出てきてしまった戦艦)を確認! シーラ様のグラン=ガランにエレ様のゴラオンに……。

 最後の一隻はドレイク配下、ビショット=ショットのゲア=ガリング……。

 ゲア=ガリングっつーのはこれまでのゲームでも決して強くはないから放っておいてもいいような気もするのだが……。

 ここで選択肢。


「南アタリア島に向かう」

「マーケサス諸島に向かう(ゲア=ガリングを潰す)」


 ……やっぱ、戦力は各個撃破が基本だよな。本隊と合流する前に叩いておくか。

 って、妥当な戦術判断だと思うのに、なんで熟練度が二も落ちるかなー……。

〜作戦開始〜

 釈然としないまま向かう空域にはすでにサイバスターが展開中。こいつ強いから……。

 案の定、赤の三騎士(黒い三連星のパチもん)のトリプラー(ジェットストリームアタックのパチもん)くらっても三回中二回を切り払う強さにみんなメロメロー。

 七雲隊が援軍に来ても雑魚を切り落として回る強さは変わらず。僕らは仕方なく三騎士の相手とかしてました。

 で、ゲア=ガリングを美味しくいただこうとチクチク刺していたのですが。

 「そろそろヤバいんちゃうかなー」というときに案の定マサキ君が殴りすぎて帰ってしまいました。やっぱりHPが半分以下になると帰る設定だったか。もったいないことしたー……。

〜戦果〜

 サイバスター仲間入り。なんか、強いのであんまり使う気にならないけれど。

 それにしても金を逃したのは惜しいなー。


次回予告 

「七雲機動部隊、隊長の〆葉だ。みんな元気にビックリマン買ってるか? 買うな。

 ……長かったー。やーっと南アタリア島につけるらしいぞ。ついたところでマクロスがあるだけじゃー俺は別に全然嬉しくもないが、バルキリーのあのミサイルのエフェクトだけは見てみたいな。そしたら一生倉庫にしまっておくか。

 じゃあそんなわけで、次回の七雲機動部隊戦記「スパロボα」は、『EOTの島』!

 君も一緒に、『謎の円盤兵器っ!』」


銀天盤 ○紅星 ○御殿