「ある日突然異世界に」
やあ! 俺、〆葉。七雲機動部隊所属の普通の念動系パイロットさ!
出撃するはいいけれど足が遅くて戦場に着く前に戦闘終了、そんな普通の日常を送っていた俺だけれど、ある日突然! 異世界バイストン=ウェルに召喚されちまったんだ!
……。
あの、こんなもんでいいですか? もう、キツいんスけど。
つーか作家を出せ! 作家を!
第弐拾壱話「聖戦士達」
〜状況〜
……バイストン・ウェル!?
いきなりだなー。えーと、南アタリアを目指していた僕らですが、異世界に召喚されました。ダンバインの世界です。うわー。これは予想してなかったぞ。
空飛んでビームが効かないあいつら相手に有効な戦力が組み立てられるか……。
〜作戦開始〜
さて、七雲機動部隊を召喚したのはドレイク(悪いヤツ)でしたので「仲間になれ」と言われても断ります。自動で。だから戦闘。
なんかブライト達がドレイクの艦ウィルウィスプへ交渉に行って捕まって間抜けなところを助けてくれたのがショウ=ザマ達でした。つーわけでダンバインとかも戦力に。
とりあえず空飛んでるオーラバトラー、ジャイアントロボ、それにスーパーガンダムを主力に考えて戦闘開始。ザコはロングライフルで問題なく落ちる。ジャイアントロボのパンチは問題なく外れる(あたらねえ……)。バーンとトッドという二人の名前付きのちょっと強い敵はショウで切り込んでみました。
この布陣で勝ち。ウィル=ウィスプは逃したけれど、MS隊がほとんど戦力にならない状態ではこんなもんか。
〜戦果〜
ダンバインとボチューン三つ。ショウにマーベルにニーにキーン。
ダンバイン系も一人くらい育ててもいいんだけれど、どいつもこいつもパッとしないんだよなー……。ドカベンで言うベンチで忘れられてる敵、って感じで。
第弐拾弐話「エレの霊力」
〜状況〜
辛くもドレイク達を撃退したけれど、アーガマは召喚時の故障で動けない。ここを狙われると痛いよなー……。
そんなわけでショウ達がツテがあるというので援軍呼びに行きましょう。旅立つ選考部隊何人か。
そいつらが旅の途中でエレ様にあった。エレ様出番こんだけ。
〜作戦開始〜
この面は敵の攻撃を振り切って画面上部へ全キャラが辿り着けば勝ち、らしいのだけれど。
「〆葉ー。お前だけ歩きユニットだから置いてくなー」
「ああくそっ! このヒュッケバインとやらは足おせーし飛べねーし謎の円盤兵器はあたらねーし!」
「じゃあ先に行きマース。むしろアムロ先に行きマース」
「ばるるーん」
「ムカつく! 大体なんなんだよこの人選は!」
バイストン=ウェルのショウやマーベル、キーンにニーがいるのはわかるとして、ほかのメンツがアムロ(育ててないので弱い)にレコア(シロッコ来たら裏切り草)、イングラム(なんとなく裏切り草MK2)にリュウセイってのがなー……。
「なんで? 俺は別に……」
「黙れよ! なんか主人公としての俺がだんだんお前に出番食われてる気がしてきたんだよ! なにが「T-LINKなっこぉ!」だっつーの! 新スパロボに帰れ!」
「逆恨みだぁ……」
しかし敵にはトッドやガラリアもいるのに四ターン以内に全機北上を目指しつつ出来れば全敵破壊というのはちょっと……。
しょーがないので将来、裏切っていなくなりそうな人達にも経験値を分け与えつつ先へ進みましたとさ。全兵力を有効運用すれば戦闘自体は楽勝。つーかダンバイン系、強い。
トッドの説得ができるかと思ってダンバイン系のキャラで周りをウロウロしてみたけれど、ダメだったなー……。
〜戦果〜
まあ、一応全敵破壊でお金はむしり取ったので良しとしようか。
次の面もこのメンツだと結構つらいぞー……。
第弐拾参話「ナの国の女王」
〜状況〜
やっぱり前の面と同じメンツかー……。
えーと、どこだかというデカい国に援軍を求めに行く途中だった我々なんですが、ナの国の女王シーラ=ラパーナ様の戦艦グラン=ガランと遭遇します。味方で安心
そこへ今度はアーガマを狙っているドレイクの配下、ショット=ウェポン(偽名くさいよなー)の戦艦スプリガンが急襲です。
さてここで選択肢。
「グラン=ガランを逃がす」
「グラン=ガランを防衛する」
そりゃ当然、戦闘空域からは退避してもらいましょ。安全第一。
あ、これで熟練度プラス一か。へえ。
「つーわけでシーラ様、凄い勢いで逃げてください」
「わかりました。では、私たちはマップ南端を目指して移動します。援護してくださいね」
「……え? だってそっちは敵のど真ん中」
「れっとうぃごー」
(ああ、電波系かこの人……)
〜作戦開始〜
うーん。
スーパー系がいないから、敵戦艦を撃墜できる兵器を探してみると……。
インチキグラム=ウサンクサイスケル少佐の変なキャノンしかないかー。
「私はそんな名前ではない」
「るせー。賭けてもいいけどお前途中でいなくなるだろ。絶対経験値一点もやりたくないんだよ本当は。でも金のためだから仕方ない。早いとこザコ撃って気力上げろや」
「楽しくないなあ」
いいんです。あとはハイパーオーラ切りのためにショウの気力あげて……。
「ショウ! 覚悟!」
「トッド!?」
げっ。イベント!?
イベントに巻き込まれてショウ戦線離脱。ビルバインに乗って帰ってきてくれたけれど、ザコ斬って気力あげるヒマが……。
インチキ野郎は足が遅くて最前線まで出られないしよー……。
「……悪かったよ」
しゃーないか。ミュージィとかいうショットの配下でも撃墜しとけ。この面はここまでー。
〜戦果〜
シーラ様のグラン=ガランがさっさか画面端に到達してしまうのであんまり時間ないんですよね。実は。だからまあ、しょーがないや。
しかしもうビルバインが手に入ったか。これは強い……。
でも使わないけどネー。載せたいヤツいないしー。
第弐拾四話「オーラロード」
〜状況〜
えーと、シーラ様がアーガマの救援に来てくれると言うので当初の予定だったどこだかというデカい国への援軍要請は取りやめになりました。いーのかなー、そんなんで。
で、僕らはアーガマへ向かったわけなんですが、その前にアーガマのほうへドレイク麾下の強襲部隊が攻撃を仕掛けていたのでしたよ。
……。
でも、アーガマの方が戦力高いから攻められても別になー……。
いやいや! もちろんピンチなんですけれどね!
〜作戦開始〜
えーと、なんか黒騎士バーンとかいう人が前に追っ払われたときの雪辱戦に来たらしいです。
のでロングライフルで撃って、ロボがパンチすると泣きながら帰っていきました。
……だから、こっちが本隊なんだから負けないって。
「待たせたな! アーガマのみんな! 頼りになる援軍、シーラ様と共に主役の〆葉、参上だぜ!」
「あー、来た来ター」
「じゃーザコ掃除手伝ってー」
「パンチだろボー」
「……うっわやる気ネー」
しかし次のターンに敵の援軍で名前付きのキャラが何人か出てきて、そこそこ勝負になるかと思いきや……。
「ショウ! 覚悟!」
「またこのパターンか!?」
「ショウ、狙われ過ぎっ!」
「耳元で騒ぐな虫ぃっ!」
伏兵・ガラリアが突然特攻。二人の戦いの中、オーラロードが開かれて……。
ワープ? じゃあ戻るの? 元の世界へ?
まだ名前付きの敵を撃墜してないのにー。俺の金と経験値と強化パーツガー……。
〜戦果〜
合流できた、そこまでか。
しかし、強制イベントで戦略が左右されるのはやりづらいなーもー。
展望
かなりの詰め込み展開で、バイストン=ウェルとはオサラバ! また会う日まで! つーか次来るときは空飛んで実弾兵器持ったユニット「だけ」で来るからな。覚えてろ蚊トンボどもめ。虫のくせに生意気だぞオーラバトラー。
つーわけでテキサスマックを大改造だ! ウソ!
「今日の教訓」
バイストン=ウェルは虫系