12月24日(火) まぐ菜復活! |
まぐ菜の部屋へ向かう。返事を伝えるべき相手がそこにいなくとも行かねばならない。僕の返事は決まっているのだから。 カチャッ・・・ まぐ菜。返事を伝えに来たよ。僕は、まぐ菜のことを、・・・ってアレ? なんで床に穴があいてるの? ・・・穴からヒトが・・・いや!あれはまぐ菜!! おいまぐ菜!!! 『あれ?柴三郎くん。ただいまー』 うわ!普通っ!! しかしなぜまぐ菜がここに!? 『萌えキャラ墓場に行ってたんだけどさ。そこでまじめに働いて働きっぷりを認めてもらうと生命の玉ってのをひとつづつくれるの。それを4つ揃えればもう一度こっちの世界に戻ってこれるって寸法。早い者で半年、遅いと100年経っても4つの玉は揃わないらしいよ。』 ウォーズマンかよ!? でも、ということは、かなり無理したんじゃないか!?大丈夫か? 『や、私、働いてないし。』 えぇ〜!?じゃなんで帰ってこれたのよ!? 『ドクターボンベに生き返らせてもらったの。』(※ドクターボンベは萌えキャラです) 最短ショートカット! あれ?でも頭脳は? 『ドクターは以前に1回それやっててさ。そのときは体の復活はさせたけど脳の復活は忘れてたんだって。ヤブだよねー』 うわぁ!恩人に向かってなんてことを! でもそういうことか。今回は脳の復活も忘れないように釘を刺して。 『そういうことー。だから私はドリル(※まぐ菜オプションパーツの1つ。通称Dツール)を相手に投げたり、足につけたり、残虐キャラとして「氷の精神インプット完了!」とか 果ては「友情インプット完了!」とか。そういうまだるっこしいことをすべて省略!私Cool!』 ドラマに欠けるなぁ。 『ひっどーい。それもこれも柴三郎くんがモップをかぶらないで済むためにそうしたのにー。感謝してよもー』 俺がバラクーダかい!でもそうだな。モップをかぶるのはイヤだな。 ・・・ありがとう。 『な、なんだか素直ね。しばらく会わない間になんかあった? ・・・って今日って何日?』 12月24日。 『ふーん。12月にじゅ…う、4日?』 うん。 『え…っと、あの、…アレ、読んじゃった?』 うん。 『そ、そう。で、あ、へ、返事はっ!?』 だから、ここに来ているじゃないか。 『え?あれ?え?…じゃぁ。あの?そういうこと?』 うん。勇気を出してくれてありがとう。 で、さ。僕もまぐ菜に伝えたい言葉があるんだ。 『……うん。聞かせて』 まぐ菜。僕は、まぐ菜を、…… そんな聖夜のものがたり。 ……そこ!安っぽいとか言うなッ!そんなことは百も承知だッ!! 『ちょっと柴三郎くん!安っぽいってなによーっ!いい話じゃない!!』 ヒトの手で復活させられるくらいなら俺自身で復活させるっちゅーの。
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12月26日(木) 甘えん坊まぐ菜さん |
『柴三郎く〜ん♪』 おっと!?・・・あぶないなぁ。なんですか? 『えへへー。何やってんの?』 いや、普通にネットサーフィン(死語)しているだけですが? 『へぇ〜。そう。』 うん。そう。 『……』 …… 『……』 ……あのー、まぐ菜さん? 『なんですか柴三郎さん?』 そろそろ背中から下りてくれませんか? 『い・や♪』 …… 『えへへぇー。』 (恥ずかしすぎて死ねる……!) は、早く下りて! 『え〜っ!?だって「ずっと一緒にいさせてあげる」って言ってあげたじゃーん!』 それはそれ!これはこれ! 『ぶぅ〜っ!柴三郎くんのバカー!』 バカで結構!だから下りろ! 『絶対イヤー!!』 ぎゃ!?……耳元で叫ばないでください……。 『イヤ〜!このままー!』 耳元だけにイヤー……ぐぅっ!首絞めないで!わかった!わかりました! …ゲホッ……そのままでいいから……。 『♪』 はぁ…ヤレヤレだぜ……
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12月28日(土) 続・甘えん坊まぐ菜さん |
第3ターンも終わってベケウチームが凄惨なことになっているけどそんなこととは関係なくこたつでビール。サイコー。 『……(こっくり)……(こっくり)』 ん?……まぐ菜ー。寝てるのかー? 『(ゴン!)ぇあ!?……寝てないよー。……おでこ痛い……』 お約束なヤツめ。こたつで寝るとカゼ引くぞ。 『そしたら柴三郎くんに看病してもらうからそれはそれでいい。』 バカなこと言ってないで。寝るなら布団で寝なさい。 『はーい。……ねぇ柴三郎くん?』 何? 『眠い。』 はぁ。だから布団で寝なさいって。 『眠いから運んで』 ……。 『お姫様だっこで』 !?……こんな甘えん坊だったなんて。ヤレヤレだぜ。 『何よぉ。私がこんなになったのは柴三郎くんのせいなのよっ』 バカな!?俺のせいッスかぁ〜!? 『そ。……それとも柴三郎くんはこういうの……イヤ?』 そんな不安げな顔しない。 ……別にイヤってわけじゃないよ。 『Yes!だったら、だっこ〜♪』 (ただ激烈に恥ずかしいってだけだがな!死にそう!) ……よっ、と。 『えへへ〜♪』 満面の笑みだなオィ……。 『だって嬉しいんだもーん』 (まぁこういうのも、悪くない、かな)
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12月31日(火) いくらなんでも放置が多すぎませんか。 |
今年も残すところあとわずか。みなさんいかがお過ごしでしょうか。 っつーか、大晦日にこんなページ見てるヒトって一体何人いるんだ。いないんじゃないのか。 『まぁねー。あんまり多くないと思うよ。』 そう思うとなんかやる気も萎えてきます。 『まぁそう言わずに。あぁもうガンガン行きますよ!!』 あぁもうガンガン行きますよ!! 『おっけ!グッ(親指ビシィッ)』 グッ(親指ビシィッ) 『さてやる気(※空元気)も出たところで。柴三郎くんの今年一番のニュースは?』 まぐ菜誕生。 『えへへ。』 いやまさかオリキャラ(※この言い方痛い)もしくはマイキャラ(※この言い方も痛い)を。この俺が。創りだしてその上2ヶ月近く書きつづけるなんて。 なにより一番痛いのは俺が登場していることだってさ。俺が一番痛いってさ。 ふふふ…… 『……まぁ、一旦始めたからには最後までやらなきゃね。』 その通りだ。自ら選んだ選択ならばやらねばならない。企画に乗ったならば。最大限の努力を払うべきだ。 企画者はエンターテインメントとしてこの企画を出したのだ。ならば企画参加者は全力でエンターテイナーぶらねばならない。 例えその力が無くとも。可能なあらゆる手段を用いて。 『羊も狼の皮をかぶらねば生きて行けない、ということ?』 違う。「狼の皮をかぶらない羊は生きることを許されない」だ。 参加者よ書け!痛さを己が萌えに変えて! 書けよ参加者よ! この企画は、諸君等の力を欲しているのだ!! ジーク・萌えー!! 『……』 …… ……こんなこと言うこと自体、痛いという気がしてきた。 『あ。正気に戻った。』 ……はぁ。 ……まぐ菜。君の今年一番のニュースは何? 『私は……死んだこと』 あぁ。そうか。そりゃそうだわな。……スマン。 『ううん。もういいんだ。でも、あの瞬間、もう柴三郎くんに会えなくなる、って思ったら。それが一番怖かった』 まぐ菜……。 『ねぇ。私、生き返ったんだよね?夢じゃないよね!?』 あぁ、夢じゃない。まぐ菜はここにいるし僕もここにいる。大丈夫だよ。 『柴三郎くん……じゃあ、ぎゅってして』 なっ!? ……はいはい。こっちへおいで。 ってうわっ!走るな!飛っぐふっ!! ……と、飛び込むなって言おうとしたのに…… 『えへへぇー。ゴメンね。でも……』 ? 『こうしてると安心するの。あぁ私はここにいるんだ、って。柴三郎くんと一緒なんだ、って。』 ……そうか。 …… 『んっ……ちょっとキツイよぉ。』 大丈夫。ずっと一緒だ。 『……うん。……ずぅーっと一緒だよ。離さないでね……』 ……おっと忘れてた。みなさまよいお年をー。 『来年もよろしくー。』
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