更新:20011001

RN/HP

REAL NOISE/HOLY PERSONATOR
散らかった子供部屋
まるでシグナルのようなノイズ
名を偽る者が語る真実
ささやかだけれど忘れられないNOISEのために……

偽名日記010201


2000年日記、映画/書籍感想リスト


ご存じの方も多いと思うが、日記のメインを
http://www2.diary.ne.jp/user/89120/
に移行した。
 だいぶ前からそっちで日記を進行中である。
タイトルは当然ながら「偽名日記」。
というわけで、ひとつよろしく。


02月07日(水)

■ 整体に出かけたら、もっとちゃんと通ったほうが望ましいとのこと。お説ごもっとも。午後からは、試写会で『ザ・ダイバー』。それから新橋方面にまわり、買い物して帰宅。昼食は有楽町でベンガルカレー、夕食はサンマのタマネギソースとせん切りキャベツのあつあつ挽肉ソース。

■ bk1から届いた『消える本、残る本』(永江朗、編書房 1600円)を早速読了。そのほか、『EDGE of GUNDAM』(佐野浩敏、ホビージャパン、3800円)、『日本映画ニューウエーブ』(エスクァイアマガジンジャパン、1280円)、『ある朝、世界は死んでいた』(切通理作、文藝春秋、1762円)も。そのほかリアル書店で、『ウィザーズ・ブレイン』(三枝零一、メディアワークス 610円)、『陰陽ノ京』(渡瀬草一郎、メディアワークス 610円)、ダ・ヴィンチ3月号、文学界3月号など。文学界は堀江敏幸・鹿島茂対談だけを読むつもりだったが、ほかもちょっと面白そうではあった。

02月06日(火)

■ 呻吟しながらもお仕事。整体にも出かけず。午後8時をすぎてあわててスーパー「コモディイイダ」へ駆け込む。夕食は鮭のバター焼きと、ヨーグルトのポテトサラダ、それにホタテとキャベツのミルク煮。さらに焼きギョーザとビール。食い過ぎだ。

02月05日(月)

■ 五反田と渋谷で一杯やって帰宅。

02月04日(日)

■ 終日都内を出歩く。東急東横線沿線と、表参道あたりなど。夕方から祐天寺方面に立ち寄る。帰りは恵比寿から埼京線で。『「日本」とは何か』(網野善彦、講談社 1500円)を読み始めたら、評判通り面白く、移動中もつらつらと読みすすめる。そのほか『記憶スケッチアカデミー』(ナンシー関)も持ち歩き、大爆笑する。めずらしく失笑するような出来事と、なんとなく釈然としないことがあったのだが、偽名日記的な話題ではないので書くのをやめた。

02月03日(土)

■ 

02月02日(金)

■ とある会合に出席。戸田奈津子の誤訳などやはり詳しい人はちゃんとチェックしているナーなどと感心したり。終電で帰宅。

02月01日(木)

■ 思い立って、『狗神』と『弟切草』を見に行く。

01月031日(水)

■ 呻吟イン・ザ・レイン。

01月30日(火)

■ ふと思い立って『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を池袋に見に行く。そのあとの遅い昼は、とんこつラーメン、夜は冷凍野菜をつかった中華風野菜炒め(豆板醤入れすぎでした)、それとヨーグルトを使ったポテトサラダ。仕事はいろいろ難渋している様子。

■ 撮りダメしていたビデオをまとめて見る。『地球少女アルジュナ』『機巧奇傳ヒヲウ戦記』『GEAR戦士電動』『パワーパフガールズ』など。『アルジュナ』は、不思議な作品。こんなことをテーマにしてラストをどうするのか。はっきりいって『もののけ姫』をどのように超えるか、だけが課題だと思うのだが。『パワパフ』は可愛くてよろしい。

映画■『ダンサー・イン・ザ・ダーク』

 悲惨な境遇の人がもっと悲惨な目にあう話。ビョークの微妙な頬のたるみは、どう考えても賢そうな人間にはみえず、本当にバカな移民の女に見えるのはすごい。落ち着かないカメラワークで、フェイク・ドキュメンタリーに撮影されているが、合間に挿入されるミュージカルシーンは100台のデジカメによって撮影されている。
 思いこみ一代女の顛末記としては、物語は巧くできている。お話だけとりだしてみれば、好き嫌いは別として、なかなか迫力の或る物語ではある。人はいかに妄想だけで生きていけるか、という問いかけに、生きていけるといわんばかりのラストシーンは、スゴイといわざるをえない。(まあ、ならあの後には祝福のエンディング・カーテンコールが必要だと思うがな)だから、以下の批判はさておいても見る価値はある。
 ただ、その彼女の思いこみを表現している、ミュージカルシーンが最悪だ。だから、粗筋で的は理解できるけれど、映画的な説得力には欠けている。致命的なほどに。主人公セルマは、ハリウッドミュージカルが好きなんだろ? なら、彼女のイメージはまるで黄金時代のハリウッド映画のようにゴージャスでなんの曇りもないような美しいビジュアルとして展開されるべきでしょう。ところが、デジカメのヘンな色調、ヘンなアングルで撮影されているのだよ。こんなんではミュージカルのすばらしさもなにもない。せっかく法廷でタップをやっても、感動のかの字もない。やれやれ。
 洒落っけのぜんぜんない、ずいぶんマジメな人が撮ったのだなぁ、と思いました。そう思うと、イヤミな意味で「社会派ミュージカル」とか呼んでもいいのかもしれない。両方のイヤなところはばっちり揃っているし。
01月29日(月)

■ 新宿で仕事。うまくいったようないかないような。陽の陰った花園神社は寒かった。

01月28日(日)

■ 傘立てとカゴを買ってくる。

01月27日(土)

■ 大雪。こういう日はなにがなんでも出歩かねばならない。これ、雪に飢えている静岡県出身者の魂の叫びである。というわけで、背中がこりこりだったので、いつもの整体にいって、いつもより長く揉んでもらう。恵比寿へ出向いてちょいちょいと所用。移動にタクシーを使うと「一部入れないところがあるかも」といかにも豪雪らしいリアクションもあり。用事を済ませた後は暖をとるために、九十九ラーメンなる店に突入。注文はしなかったが、ここには「まるきゅう(○の中に究)ラーメン」なるものがあり、田中義剛の農場で作ったパルメザンチーズが粉になってかかっているとか。うーむ、カントリー娘(誰ももう覚えていない)も関与していたのかしらん。
 その後、少し時間をつぶして表参道へ。こちらも雪また雪。あちこちに雪だるまが飾られている。

01月26日(金)

■ 肩こりこみで不調。熟睡できていないせいか、全然ダメな日。昼に眠くなり、熟睡してしまうのは、電池切れの証拠。というわけで、ひたすら充電する。

01月25日(木)

■ 比較的急なお仕事の必要な資料を買うために新宿へ。オンライン書店『bk1』は役立つけど、24時間出荷ものでない限り、こういう場合の資料集めには役立たないのだった。ついでに、動画王とかコミックファンとかも買う。うーむ、シュークリームは『編集会議』につづいて登場しておりますなぁ。

映画■『式日』

 エキセントリックな娘(藤谷文子)がエキセントリックな母親(大竹しのぶ)と和解する話。……にしては、放浪者で語り手の、カントク(という登場人物の名前)の位置が、腰がすわらず、芯のはっきりしないお話になってしまった。
 確かに映像は美しい。特に、人の登場していない場面は、さすが庵野秀明と拍手したくなるぐらい美しい。企画書にあった「映像はただただ美しく」というコンセプトその通りである。そして、この美しさは、あの”ドキュメンタリー”『GAMERA1999』にも通じる。あの作品でで一番美しいのは、明らかに、素材用の爆発を撮影している光景ををつないだ一連のカットである。まあ、つまりドラマを人間で撮るのが不得手な感じがするわけだ。これは、あの傑作『ラブ&ポップ』でも、クライマックスの構成などでやや感じられる。ただ、登場人物を突き放し、すべてを現象として撮影した『ラブ&ポップ』に比べ、今回は登場人物にずいぶん近づいていて、そのぶん中途半端というか、迷いというか、そういうものがにじみでているように思う。今回も、どうせこんな女の悩みなんて理解できないとおもいながら、醒めて撮ればよかったのに。ボタンの掛け違いみたいな、不満点を上げてもしょうがないのだが、まあ、ボタンを掛け違っているところがこの映画にはあるのは間違いないのでしょうがない。
 それにしても、あの図式的な絵づくりはどうにかならなかったのかね。主人公の女の部屋がモロに子宮をイメージする構造で、風鈴があって、ああ、これは赤ん坊をあやす天井でぐるぐるまわるヤツだ、と思ったら、本当に水だらけの地下室で、主人公が胎児の格好をして寝ていて、なおかつぐるぐるまわるヤツが出てくるシーンがあるとは思わなかった。それはあまりに、ストレートすぎないか? コントで赤ん坊の格好をした大人が、あの帽子とおしゃぶりを加えているのと大差ないぞ。僕はあまりのわかりやすさに思わず笑ってしまったよ。そして、この種のわかりやすさが、カントクのモノローグにもついてもわるからうっとうしい。
 風景をとりたいコンセプトと、人物の演技を展開するシーンの狙いが、もっとすりよっていてもいいはずだ。まあ、自らのスタイルを模索する過程の一作ってことでしょうね。
01月24日(水)

■ 今日も整体に。もはや日課ですな。

01月23日(火)

■ 整体にいってから新宿でお仕事。うまくいったような、いかないような。新宿に行った常として、中村屋でカレーを食べて帰宅。お店を数件回って『アヴァロン』のサントラを探すも入手できず。

01月22日(月)

■ 肩こりがあまりにひどく、近所の整体に駆け込む。保険がきくのでいろいろ揉んでもらう。

01月21日(日)

■ 

01月20日(土)

■ 惰眠をむさぼる。仕事について思案するも、思案はあくあまで思案。ということで、終わり。

01月19日(金)

■ 池袋で飲み会でございました。いろいろと喋りすぎだったかもしれません。まあ、いつも通り明け方まで。

01月18日(木)

■ 

01月17日(水)

■ というわけで、探し求めていたガスファンヒーターを秋葉原で購入。いやー、マジで暖かくて感動する。配管の問題はないわけではないが、それを超えて役に立つ。引っ越して以来、もっとも感動したアイテムである。アキバでは、ついでに『人狼』のDVDも購入。

01月16日(火)

■  出勤前に立ち食いで月見うどん。松涛で日露戦争とか源氏物語についていろいろと話をうかがいつつも、仕事をこなしてから、池袋へ。あまりに空腹だったので、「ばんからラーメン」でとんことからねぎラーメンとぎょうざとビール。ビッグカメラでガスファンヒーターを物色するも、購入しないまま帰宅。仕事で脱力したのか、帰宅後の仕事の能率はあまりあがらず、へなちょこな状態に。
 10時半から思い立って、白菜と牛肉のさっと煮をナベでつくる。いつもそうだが、味見を一切しない割には、そこそこの味になっているのは、なにも私がえらいのではなく、雑に作ってもかたちになるレシピを書いているケンタロウがえらいのです。、

■ 東幹久、「えー、今日はみんなにね、殺し合いしてもらうから」 ワンギャル「キャー」。こんなワンダフルはいやだ。(by知人)

01月15日(月)

■ 午後から松が谷、それから茗荷谷と谷づくしの一日。帰宅途中に、大塚のホープ軒でラーメン。

■ ふと『時をかける少女』のDVDをかけてしまい、ついみつづけてしまう。この映画のキモは、桃栗三年の歌の時に、原田知世がセリフで「ヒトデと?」と言う部分。いつも見るたびに一緒にセリフを言ってしまう。
 ちなみについ言ってしまうセリフの一つが、アニメ『夏への扉』のクロード(三ツ矢雄二)の「マリオン、君の心は僕にもわからない秘密の小箱なのかい」というヤツだ。これもLDをかけるたびに、つい口からでてきてしまう。

01月14日(日)

■ 部屋が寒いので、チゲスープの素を買ってきてナベ。土鍋を購入してあるのは正解だ。チャンネルをつけると、『蔵』をやっていた。ベタだけど、泣かせ系娯楽の王道。演出もダサいぐらいに奇をてらわずにやっている。それに輪を掛けるのが、服部隆之、さだまさしコンビによる音楽。ピンチになった一色紗江を救うために、死んだ黒木瞳が出てくるくだりで、ああ、スターシャみたいだな、などとくだらぬことを思う。

01月13日(土)

■ で、金曜は明け方までまたもやお仕事でごわした。目が覚めて、やはりつらつらとお仕事。夕方から中目黒方面にお出かけする用事があったので、そちらへ出向く。帰宅して、お仕事の合間に部屋の片づけ。

■ 先週、タワーレコードにいったら「スタジオボイス」にちなんだ日本人作曲家特集をやっていた。そこで買った間宮芳生の傑作選を聞いている。結構、おもしろい。ただ、音楽方面はあまり深くないので、これをどう言葉にしたらいいかはわからない。収録曲の中には、『ホルス』からの3曲、『火垂るの墓』からの2曲もある。あーインドの虎刈り聞きてー。それからピチカートファイブのアルバム『さ・え・ら東京』。これまたかなり僕好み。「一月一日」から「ポケモンいえるかな」まで、とは。わりとヘンなアルバム好きとしては、けっこうストライクゾーンでした。

01月12日(金)

■ 夕べは眠ろうと思ったら、なんだか目がさえてしまって、ずーっと読むのを避けていた『リバーズ・エッジ』(岡崎京子、宝島社971円)を。偉大な作品であることに間違いはない。とりあえず思春期に読んでいたらヤラれていたはずなので、これぐらいオヤジになって読んだ子をあえて感謝しておこう。ただいくつかの澱のような感想を。オタク娘なお姉さんの物語上のポジションはあれでいいのか。登場人物がそれなりにかっこいいということが、逆にネックではないか?(非モテ系人物を物語に取り込めているか)。そのあとは『クーの世界2』(小田ひで次、講談社 505円)。いい話。だれかビデオアニメにしないかな。アニメの『どんぐりと山猫』みたいな質感がでればおもしろいと思うのだが。今ならデジタル処理っていうテもあるし。
 で、目がさえてしまったので結局朝まで仕事を片づける。とはいうものの、意外に難物でそれほどはかどらなかったのだが。日が高くなって神保町、水道橋、巣鴨とめぐり帰宅して、ちょっと仮眠。それから、明け方までしこしことパソコンに向かう。明け方にめどが付いたので、コンビニおでんでご飯。ついでに買ってきたDVD『gate to Avalon』を見る。本編映像が試写会で見たよりもずいぶんとクリアに見えるのだが、こっちがホントなのかしらん。ポーランドロケの貴重な映像は、なかなか見応えがあった。構成・演出に神谷誠とあるが、『ガメラ3』特撮藩助監督で、メイキングの主演男優?でもあった人と同一人物ではないか。今、なんの資料も見ずに書いているのだが、それとも違うかな。

■ メモ。僕にとって、作者(小説家、演出家など)は、好きになった女のコの両親みたいなもの。映画やアニメの製作会社に至っては親戚ぐらいかな。だから、思いの性質にはには微妙な性質の差がある。僕が好きなのはあくまで作品ってことで。

■ 書店で、『「日本」とは何か』(網野善彦、講談社 1500円)を衝動買い。書店から自宅までは、なぜだか毎月買っている「FEEL YOUNG」を読みながら歩く。「ハッピー・マニア」「モンキー・パトロール」「小さな恋の物語」「夫すごろく」あたりを楽しみながら帰宅。

01月11日(木)

■ 午前中からてきぱきとお仕事開始。午後からは新宿方面でさらにお仕事。帰りに『人狼』のDVDを探すが見つからず。結構売れているのかしらん。中村屋でカレーを食べて、すし詰めの埼京線で帰宅。ちょっと片づけをしているうちにこれまた疲れが出て、ぐっすりと寝てしまう。これが時差ボケだというのか?

■ ところで、「あなたは「●●を好きな自分が好き」なだけではないか」という指摘をする意見を散見する。まあたしかにそういう酔っている人物がいないとはいわないけれど、この質問には既に「「あなたは「●●を好きな自分が好き」なだけではないか」と指摘している自分はそれが分かってるんだぜい」という視線が既に含まれているのではないか。つまりそういう人は「あなたは、「●●という事実を見通せちゃう俺」ってかっこいいな人」だと言うことも可能なわけで、気が利いているようでいて実は自意識の無限連鎖に入り込んでいるだけのような気がするがどうか? まあ、口げんかとか酔った上での話ならそれはそれで別にいいんだけどさ。
 個人的には「好きなら好きで別にいいジャン」と思う今日この頃である。

■ 年末年始と旅行でアニメ視聴のペースが完全に狂った。立て直さねば。 



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偽名日記('97〜'99)

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