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カナダの体に触れるのは、初めてじゃない。当たり前だけど。
でも、こんな風に欲をむき出しにして触るのは初めてで。
壊してしまいそうだと思った。壊してしまいたいと思った。
そして、意外としっかりした体は、ちょっと固いと知った。柔軟とかして体柔らかくするの手伝おうかな。その方が楽しめるし、日本のとこの四十八手もやってみたいし。
あと、一番知ってよかったと思ったのは。

彼の、イくときの顔が、もうほんとにエロくてたまらないこと。
「あ、あっ、あ…!」
甘い声を上げるカナの額にキスを落とす。かわいいカナダ。
「まったく…こんなに惚れさせてどうするだか…」
「あ、も、あぁんっ」

甘い唇、べろりと舐めると、本当に甘く感じた。
「甘いものたくさん食べるから、かな?ね、カナダ。」
「ふあ、ふら、んすさん、だめ、だめ…っ」
もう何度もイってるのに、まだ弱いところを攻め立てる手を止めないのがダメ、らしい。前も後ろも、もうぐずぐずだ。
けれどその表情がかわいすぎるから、やめられない。
「や、あ、やだ、や、ふら、んすさ、お願い…っ」
…うーん、そんな甘い声で言われたら仕方ない、かな。
手をぴたりと止めると、ふ、え、と気の抜けた声。
潤んだ瞳が見上げてくる。
「や、なんだろう?」
「!」
にっこり、と笑ってみせる。…意地悪だろうか。初めての子こんなに、いじめて。怒るかな。ああでも、怒った顔も見たい…って、もう末期か?

「、フランス、さん…っ」
泣きそうな声で呼ばれた。なあに。返事をすれば、また呼ばれる、名前。

…限界、なんだろう。もうちょっとでイケるとこで、焦らしてるし。体、的にも。…もうちょっといろいろしたかったけど、それは今度のお楽しみってことで。
一気に追い上げれば、びくん、と震える体。だいぶ色のうすくなった、白が飛んで。

しばらく待ってから、カナ。と彼を小さく呼ぶ。
「入れても、いい?」

腰に自身を押し当てて小さく囁くと、彼はぱちりと瞬いて、小さく、うなずいた。それを確認してから、そっと彼の足に手をかけた。焦らず、開いて。
その途中でふと気づく、震える、手

「…やっぱり、やめとこうか。」
足から手を離して、そう声をかけると、顔ががば、とあがった。
「ど、して?」
不安げな瞳に、だってカナダ、怖いだろう?と尋ねた。
「それ、は…」
とたんにうろつく視線。…素直なのはいいことだ。
「いいんだ。おまえに無理強いしたいわけじゃないからな。」
そう微笑んでみせる。…次にカナダがイったら、それで終わりにしよう。

「…大丈夫、です」
「怖いんだろう?」
微笑むと、困った顔!ああもう、そんな顔しないで。
「…でも、」
「大丈夫。」
こつん、と額をぶつけると、不安げな瞳。

「…んー…じゃあ、お兄さんのちょっと舐めてくれたらうれしいかなー」
なんて。また慣れてからね、と続くはずだった言葉は出ていかなかった。
ぱっと表情を輝かせたカナダが、ほんとうに俺の腰のあたりにかがみこんだから。

「えっちょっ、か、カナダ」
かっこわるく声が上擦った。
「じ、冗談だから、ね?ほら、」
「…ダメですか?」
上目遣いに尋ねられ、う。と黙る。
…カナにそんなことさせたくないっていう気持ちもあるけれど。

「…オネガイシマス…」
欲に負ける自分をなさけなく思いながら。

これは…視覚的にかなりくるなあ…
小さい頃から、知ってるから。愛しいカナダ。…拙い愛撫だけれど、それがもう、逆にかわいらしすぎて、というか。…やっばいなあ…

「ん、ん…」
ふわふわな金髪が、足の間で揺れる。やーばーい。ぞくぞくする。快楽か、背徳感、か。

「…は、」
頭を撫でると、見上げてきたカナダと目があった。…余裕のない顔してるだろうな、俺。

思いながら、もういいよ、と声をかける。
ゆっくり、離したカナダの顔は、なぜか不安げで。
「…あんまり、気持ちよくなかったですか?」
「え?ああ、違うよ。」
何で止められたんだろうって思ったのか。…つまり最後までやるつもり、だった、んだろうなあ…
「最後まで、はまたの機会にして。」
する、とカナダの腰に手を回して、抱き寄せて一緒にベッドに寝そべる。

「一緒に、がいいなって」
額にキスを送り、カナダの自身に触れると、すがりつくように腕が背中に回った。
「たってる…興奮、したんだ?」
意地悪く尋ねると、肩に埋められた顔が左右に振られた。いやいや、とだだをこねるように。
これ以上いじめたら嫌われそうだ。小さく息をついて、カナダのそれを握った手で、自分のも握る。

「!」
「一緒に、いい?」
小さなうなずきに、手をゆっくり動かし出して。
徐々に早くしていけば甘い声が上がる。もっと聞きたくて、でもこっちもなかなか限界で。

「あ、あ、あ…っ」
「…、く、」
「ふら、んすさ、ん…っ!あ、もう…!」
きゅう、と背中に爪を立てられた。それにわかってる、と返事をして。

真っ白な世界に達したのは、二人同時だった。



「…かわいい…」
すやすや眠るその子の髪を撫で、笑う。
…いろいろ、わかった。うん。一緒にいた時間はなかなか長いのに、新発見がたくさんあった。
最後まで、できなかったのは、次の楽しみが増えたってことで。あまりにうぶなこの子は、まだまだ知らないことがたくさん。
「…何色に染めようか。」
ねえカナダ。そう笑って、真っ白なその額にキスをした。



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玲志様からのリクエストで「挿れられるのは怖いという加にじゃあ口でして?と言う仏」でした

こ、こんなかんじですか!あんまりえろくないかも…ですが…

こんなですが、少しでも気に入っていただけたらうれしいです
ありがとうございました!


























































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「じゃあ、僕お風呂入ってきますね。」
そう言いながら、カナダが目の前を通っていくから、これは誘われてるかな?とによによしながら眺めた。

「一緒に入る〜?」
顎に手をあてながら言うと、カナダはきょとんとしてから。
「あ、はい。」
「え。」
さらっと言われてぱちぱち、と瞬くと。
「…え、あ、え!?い、一緒!?一緒ですか!?」
「一緒だよ?いいんだよね?今はいって言ったよね?ん?」
にこにこ、とたたみかけるように言えば、え、あ、う。と顔を真っ赤にして。

「ねー?」
「〜〜〜、へ、へんなことしないって約束してくれたらですよ!?」
「しないしない。ね?」
こくん、と頷いたのを確認して、やった、と笑った。


そりゃあ終わった後一緒に、とかはよくあるけれど、最初からお風呂、というのは実は初めてだ。
だから、恥ずかしがるだろうなあとは思っていたけれど。
「カナ…恥ずかしがりすぎ。」
隅の方でタオルで体隠して縮こまってる。

「だ、だって、」
「よくお風呂一緒に入ったじゃない。」
「それは子供の頃の話で、」
「え〜?昨日だって、一人じゃふらふらで入れないから」
「フランスさんのバカ!」
馬鹿らしい。うんうん、まあ大概カナダ馬鹿だけどさ。

真っ赤になってしまった彼を湯船につかったまま眺めて、カナダー、と呼んでみる。
潤んだ瞳がこっちを向く。ちちち、と指で呼んでも、警戒しているのか寄ってこない。
「…変なことしないって約束したでしょ?ちゃんと。」
「…ほんと?」
「ほんと。」
笑ってみせると、ようやっと動き出してくれて。
これを逃す手はないな、とさっさと湯船から出て、びくっと震えた彼を膝の上に抱きかかえた。

「うわ、わわわ!」
「つーかまーえたー。」
ぎゅう、と抱き寄せると、変なこと、しないって言ったのに、と泣きそうな声。
「…お兄さんとえっちなことするのは、変なこと?」
「…っ!」
「したくない?」

カナダ。耳元で囁いて、メガネを外したその表情を見つめると、少しした後に、囁くような声でしたいです、と言ってくれた。

「はぁ、ぅ、ん…っ!」
抑えた声が、反響して大きくなる。
それが恥ずかしくて仕方がないのか、カナダはいやいやと首を横に振った。

「大丈夫、お兄さんしか聞いてないから。」
「や、聞かない、で…っ、あ、や…っ!」
それはできない相談だなあと思いながら、くちゅくちゅと泡だらけにした自身を扱く。体中泡だらけにして触りまくった後だからか、今にも達してしまいそうなくらいだ。白くて感じやすい体は、羞恥からか赤く染まって、泡の合間から見えるのが絶景だ。

「あ、あ、あ…っ!」
攻め方を少し変えれば声のトーンががらりと変わる。それを楽しみながら、逃げる腰を引き寄せ、音を立てて愛撫を続ける。
「だ、だめ、あ、も、ダメ、あっ…!」
「大丈夫だから、カナ。」
ね?と囁いて、絶頂が近いのか震える体を引き寄せると、ち、違うの、とか細い声。

「ん?」
「…、そっちだけじゃ、」
足りない、らしい。思わず頬がつりあがる。
「後ろ、触って欲しい?」
恥ずかしそうに、小さくこくん、とうなずくのを見て、わかった、とできるだけ優しい声を出した。そうしないと、もううきうきした声が出てしまいそうだった。
ゆっくり、後ろに触れる。周りを撫でて、ゆっくりと入れていくと、カナダはびくりと震えて。

「ふ、…フランス、さん、」
すがるように伸びてきた手を、握る。そうすれば、強く握り返される。
奥まで入れて、ぐるりと回す。は、と熱い吐息が漏れた。

「ん、ん…大丈夫、だから、もっ、と、あ、あ…っ!」
大丈夫、らしいので指を増やして、中を擦る。一番弱いところを避けて愛撫すれば、そこにあてようと揺れる腰。これが無意識だっていうんだからもうたまらない!弱いところを押し上げると、声がオクターブ跳ね上がった。

「んあ、あ、は…っ!ふ、らんす、さ…!」
ぎゅう、と握ってくる手の力の強さに、限界を感じ取って、このまま?と尋ねる。今日は一度もイかせてないから、先に一度出しておいた方がカナダが楽かもしれない。

「…、一緒、」
けれど、返ってきた言葉に、わかった、と囁いて、名前を呼んで、こっちを向かせる。
潤んだ紫。綺麗なその色を見ながら、口付けて、キスに夢中になっている間に、握っていた手を少しの間だけ離して。腰を抱え上げた。

「ん、ふ…!」
「…、カナダ、」
キスの合間に名前を囁いて、入り口に自身をすりつけ、そっと沈めていく。
「んう、あ!…ふ…!」
腰に回した手に、立てられる、爪。
奥まで収めて、一息。唇を離して、大丈夫?と尋ねると、こくん、とうなずいた。

「動いていい?」
「…いいよ。」
フランスさんが、気持ちいいようにして、なんて、どうしてこうこの子は俺を射止めるのが上手なんだろうね!
そう思いながらその体を抱きかかえて、そっと息を吐く。
ゆる、と動かしだせば、締め付けてくる中。抜けば、名残惜しそうに。入れれば、吸い尽くすように。

「っ、」
「あ、あぁ!そこ…っ!」
ここねと思いながら狙えば、カナダに腕を引っかかれた。走る痛みさえ、快楽に変わる。
「あ、は、あ、ダメ、もうっ!」
上擦っていく声。追って、ぞくぞくと背筋が震えて。
「っ、俺、もだ、カナ…っ!」
何とか声を出して、動きをさらに激しくすれば、泣きそうな嬌声が上がった。
「あ、あ……っ!」
「…っ!」
だく、とカナダが達したのに一瞬遅れて、視界が白く、染まって。



ちゃぷん、とカナダを後ろから抱きしめたまま、湯船につかる。
「うん。風呂はいいな!」
声は響くし、恥ずかしがってるのもかわいいし!
「……よくないですよぅ…。」
まだ恥ずかしいらしい。腕の中で小さくなる愛しい人の頭に、キスを送って。

「う〜…。」
「これで風呂はクリア、だなあ。キッチン、も前したし、ソファで、もだし?」
さて次はどこでにしよっか?と聞いたら、フランスさんの馬鹿!とまた怒られた。


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NANA子様からのリクエストで「仏加でお風呂エッチ」でした

こんな感じでしょうか?仏兄ちゃんが変態になりすぎた気もします…すみません

こんな感じですが少しでも気に入っていただけるとうれしいです
ありがとうございました!















































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ふわふわのベッドは天蓋つきで、どうぞ、お姫様って下ろされてくるりと目を丸く、した。
まだちらっとしか見てないけど、窓の外も絶景、なんだろうな。
………残して来た、っていうかぽっかーんとしてたアメリカとイギリスさんのことを思うと、後が恐ろしいけど。

「…フランスさん…。」
「んー?」
「……いきなりはびっくりします…。」
「うん。びっくりさせたかったからな。」
ばっちりウィンク。まったくもう…。


会議が終わると同時に、アメリカとイギリスさんと次の会議の打ち合わせ(半分忘れられてたけど)してたら、不意に世界が回って。
え。と思っていたら、おんなじ顔で目を丸くした二人の姿が見えて、それより近く、僕を抱え上げて走るフランスさんに、気づいて。
あの、えっと、と混乱して声かけられないでいたら、いつのまにかそのまま車の中。降りたのはホテルで、裏から入って誰にも会わず、最上階のスイートまでお姫様だっこで到着したというわけで。


「ほらほら。スーツなんて脱いだ脱いだ。」
「ちょ…っ!それはちょっと、っフランスさん!」
脱がしにかかられてさすがに声を上げると、はあい。と手が動きを止めた。ほう、と息をついて、中途半端に緩んだネクタイを解く。
それでも、フランスさんは僕を離してはくれない。ぎゅう、と腰に手を回し、わしゃわしゃ頭を撫でて隣に寝転んでいる。

「…フランスさん?」
顔を彼の方に向ける。まっすぐに見る、優しい青。カナダ。とろけるような甘い声が、僕の名前を紡ぐ。
それだけでなんだかもう、くらくらになってしまう僕はきっと、フランスさんに嵌ってしまってるってことだろうなあ。

「なんですか?」
自分の声がすでに甘くなっているのに気づいて、小さく苦笑。
そうすると、彼は僕の髪をかきあげ、耳を露にして。

「愛してる。」
「…っ!な、んで、」
「ん?まだ今日は言ってなかったなあって。思って。」

にこにこにこ。…なんだかとても機嫌がいい、みたい。頭を撫でる手もとびきり優しい。どうしたんだろう?


「フランスさん?」
「ん?」
「なんか、機嫌いいですね?」

尋ねると、うん。とうなずかれた。
「そりゃあ、これから一週間カナダと二人きりなんだから。」
ふうん。………ん?あれ?え?
「い、一週間!?」
「そうだよ。」
「いやでも僕、仕事、とか。」
「大丈夫。ばっちり交渉済みだから。」
交渉済みって。…それ僕が知らないのって問題じゃないのかなあ…。

困ったように見上げると、それに、カナダだって限界だったろ?と言われた。きょとんと、首を傾げる。
「限界?」
「愛の補給が足りなくて。」
そう言って、強く抱きしめられた。…彼のにおいがする。
それでやっと、体中の力が抜けた。ぎゅう、としがみついてみる。

「…フランスさん。」
「ん?」
「フランス、さん。」
「なあに?カナ。」
優しい声。一定のリズムで頭を撫でてくれる大きな手。…ああ…やっと。やっと。安らげるところに帰ってこれた。そんな安堵感に、深く息をつく。
その大きな背中をたどるようになぞってみると、深く抱きしめられた。視界が金色になるくらいに近いその距離に、もう一度息をついて。

ああ。本当に愛の補給不足だったんだなって、やっと気づいた。ここのところ忙しくて。電話くらいしか、できなくて。
大丈夫平気これくらいって、自分に言い聞かせていたことに、今気づいた。

「…フランスさん。」
「なあに?」
髪を絡めて遊びだした大きな手に、自分の手を重ねる。綺麗、というよりは、かっこいい手。仕事をしている男の人の、手。そっと、口元に運んで

「カナダ?」
「…もっと近くに来てほしい、です…。」
指先に口付け、ねだるように言ったら、伝わったのか、了解。とメガネを外された。

抱き寄せられる腕の強さにしがみつく。力なく引っ張ると、すぐに気付いてくれた。

「ん?何?」
「っ、はげし、すぎ…っ」
もっと、ゆっくり、となんとか言ったら、ああ、ごめん。と苦笑しながら、自身を扱く手を緩めてくれた。がくんと、強ばっていた体から力が抜ける。
「んー…俺も意外と焦ってるみたいだなあ」
愛情不足は俺も一緒か。言いながら笑う彼。裸の腕にどきどきしながら、すり寄る。

「カナダ。」
甘い声に、吐息を漏らす。すり寄っていた腕が体を伝い、降りていく。自身を通り越して、もうぐちゃぐちゃの秘部、で。
「あ、あ…や、ん…っ」
与えられる快楽は嫌じゃないんだけど、体が遠くなったのが、嫌で。
「嫌?本当に嫌?」
聞いてくる彼に両手を伸ばすと、気付いてくれたのか、すぐにキスをくれた。

「これでいい?」
耳元で尋ねられ、首に手を回しながらこくんとうなずく。しがみついて彼を感じられる方が、好きだ。そばにいる感じがして。

「カナ。」
「んっ、あ、ふ…」
大きな手が体を這うだけでもう、びりびりと感じてしまうのは、もっと彼と一緒にいたいからだろうと思う。
どれだけ交わってもひとつにはなれないのなら、せめて。
その存在を、少しでも感じられるように。

「入れてもいい?」
掠れた声で尋ねられ、こくこくとうなずく。もっと感じたい。もっと近く、深く。
フランスさんに注いでもらってる愛情でまだ足りないってよっぽど欲張りだよなあと思う。
それも彼のせい、かもしれないけれど。

太ももにかけられる手。抵抗せずに、足を開く。ちょっと恥ずかしいけど、早く繋がりたいのは僕だって一緒。
ぐぐ、と入り込んでくる感覚。それがとても強くて、ぎゅ、と抱きつく。
「…っ、あ、あっ…っ!」
奥まではいる前に、弱いところを押し上げられて息が止まった。
彼もそれをわかってるから、わざとそこで止めたり、して。

「や、ダメっあ、あ、あんっ!」
「ここ。好きだろ?」
「っ好き、だけど、ん…」
奥までほしい、なんて囁くと、一気におくまで貫かれた。強い衝撃に声もでなくて。

「…っ、大丈夫か?」
欲のにじんだ、低い、掠れた声。
それでも、一番に僕のことを気遣ってくれるから、ああ、愛されてるなと感じて。
「は、い、だから、」
ください。そう囁いたら少し苦しそうに息を吐く音が聞こえた。


その後のことはもう何も覚えていない。
ただ幸せだと、感じたこと以外は。


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我妻様からのリクエストで「兄ちゃんにめちゃくちゃ甘やかされる加」でした

ベタ甘な感じが伝わるといいなと思ってます。仏が加大好きな感じで…

こんなですが、少しでも気に入っていただけたらうれしいです
ありがとうございました!