● 鳳の拳(ふぉうのけん)

来歴:鳳家に伝わってきた、太極拳の流れをくむ一流派である。
  「風の拳」という別称を持ち、その名の通り素早く無駄のない
  動きが特徴。棍を組み合わせた戦闘スタイルを持つ。

戒律:<軽業><間合い>が必須技能、筋力に依存しないあらゆる
  飛び道具を使用してはならない(手投げ武器や弓は可、石弓や
  銃は不可)。

○流派の奥義

目録の奥義
1.八起(3):「葉勘定」の試練
2.無動攻(3):「指弾」の試練
3.捌き(2):「丸太飛び」の試練
4.無刀脚(2):「雲雀騙し」の試練
5.寸掌(4):「虚像」の試練

免許の試練
6.旋風棍(7):「半紙の行」の試練
7.七寸靠(6):「煉瓦割り」の試練

皆伝の奥義
8.縮地疾風走(10):「克己行」の試練

○奥義解説

捌き:Tokyo Citybookに収録された奥義"fade"のこと。受動防御・
  積極防御を問わず、接近戦に対する防御基本値に+2できる。

寸掌:ルール的には「旋空投」に準じるが、描写が以下のように異
  なる。相手に手のひらを接触して、圧縮した気を放つことで、
  相手を吹き飛ばす。

旋風棍:棍(またはそれに類する、1~2メートルの竿状の道具)
  が必要で、2ラウンド連続でも使用可能なこと以外は、「旋風
  脚」と同じである。使っている武器のダメージには、奥義の効
  果に影響しない。(つまり、手頃な物干し竿でも青龍偃月刀(笑)
  でもダメージは同じだし、ブレス・ウェポンなどによって強化
  された武器でも同様である。)

七寸靠(しちすんこう):データ的には「破山拳」と同じ。拳では
  なく体当たりによる攻撃である。